住宅は大きな買い物なので、できるだけ長く住み続けることを考えたいですよね。
- 「一度建てた家って何年くらいもつの?」
- 「木造と鉄骨では、どちらの住宅が長持ちするの?」
というような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は木造住宅と鉄骨住宅に分けて、住宅の耐用年数をご紹介します!
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
住宅の耐用年数はどれくらい?
住宅の耐用年数は、構造によって違います。
国税庁が発表している、法定耐用年数を見てみましょう。
法定耐用年数
- 軽量鉄骨プレハブ造(肉厚3㎜以下):19年
- 木造:22年
- 軽量鉄骨プレハブ造(肉厚3~4㎜):27年
- 重量鉄骨造(肉厚4㎜以上):34年
- 鉄骨コンクリート造:47年
となっています。
意外と短くてびっくりしますよね。
流行りのフラット35で35年ローンを組んだ場合、法定耐用年数は過ぎてしまう計算です。
とはいえ、法定耐用年数は、国が定めた「固定資産が使用できる期間」にすぎません。
住宅の法的耐用年数と、実際の住宅の寿命は別です。
しっかりメンテナンスをしていれば、40~100年近く住み続けることも可能でしょう。
木造の耐用年数は20年とされております、減価償却の面からみた場合です。
木造建築の本職に言わせるとそんなバカなと言います、私もそう思います。
つまり現在の住宅建築ローコスト優先この考えが建物の品質を落としている最大の原因です。
高度成長時代の建物は、メンテ次第で平均100年は持つと言われてます。実際40年以上、
経った家でもびくともしていない住宅があります、実際にそういう家を何軒も手掛けました。引用:yahoo!知恵袋
木造vs鉄骨どちらが長持ちする?
長く住宅に住み続けるためには、木造と鉄骨、どちらを選べばいいのでしょうか。
一般的には、鉄骨住宅の方が長持ちすると言われていますが・・・
口コミ情報をもとに考えてみましょう。
木造住宅についての口コミ
木造住宅の場合は、シロアリが発生する危険がありますね。
しっかり防蟻処理をしてもらわないと、早々に家が食べられてしまうようです。
白蟻がいなければ大丈夫なんですが、
7年前に建てた浴室の柱が白蟻に食われていました。引用:yahoo!知恵袋
また、木は湿気に弱いので、雨水の侵入や結露によって、急速に劣化する可能性があります。
こういった部分に関しては、施工した大工の腕による部分が大きいようです。
木造建物を腐朽や劣化から防ぐにあたって、壁体に生じる雨仕舞の欠陥についても理解しておく必要がある。設計以前の問題ではあるが、材料自体に亀裂やヒビなどの欠陥がある場合と、部材間の接合部に欠陥がある場合。特に開口部周りは雨水の侵入によるトラブルは多く発生し、慎重な設計や施工が求められる鬼門ともなる部位である。
一方で、40年以上住み続けても、大規模な補修は必要ないという好意的な口コミもありました。
私の現在の住まいも築41年ですが、構造体はしっかりとしていてまだまだ普通にすみ続けそうです。
もちろん適切な補修は必用ですが、今のところ大規模な事は不要な状態です。
私の実感では、木造が耐用年数で劣るとは思えません。引用:yahoo!知恵袋
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
鉄骨住宅についての口コミ
鉄骨住宅は、「錆」との闘いですね。
昔の物件ですが
築16年で解体した物件が在りました。
錆びて、鉄が溶けてしまい、ドアが開かなくなった。引用:yahoo!不動産
防錆加工や結露の防止が、住宅の寿命を分けるといえるでしょう。
鉄骨造においては、鉄骨部分の錆が挙げられる。錆の進行によって肉厚部分が痩せて、本来の強度が確保できなくなってしまう。これを防ぐための対策が、塗装など表面処理によって行われている。
メンテナンスの仕方が重要
木造住宅・鉄骨住宅ともに、長く品質を保つには、定期的なメンテナンスが必要です。
- 外壁のひび割れ
- 塗装の剥げ
- 目地のコーキングの劣化
- ベランダの排水溝の詰まり
など、手入れや補修を忘れずに行いましょう。
ハウスメーカーは何年保証してくれる?
HMで家を建てた場合、基本構造部分と雨漏りに関しては、10年間保証してもらえます。
また、HMごとに、定期的な点検・補修を提供している場合が多いです。
特に、注目したいのが「60年長期保証」をうたっているトヨタホームです。
25年目までは定期的な無料点検を実施。
その後も、5年ごとの点検(10年ごとに有償で契約更新)した場合、最長60年保証を受けられます。
参考
- トヨタホームの特徴とグレードごとの坪単価まとめ|値引きで価格交渉はできる?
- トヨタホームの口コミ評判まとめ|最悪で後悔した!の声とは
まとめ
建物は完成してすぐに劣化が始まります。
直射日光を浴び、強風にさらされ、豪雨に耐えて、私たちの暮らしを守ってくれているからです。
しかし、劣化部分の点検・補修によって、建物の性能を維持することができますよ。
長く住み続けるために、建物を大切に扱いたいですね。