木造住宅は、やはり防音性が不安ですよね。
- 「ご近所さんとの騒音トラブルが起きやすいって本当?」
- 「木の家に住みたいけど、防音性を上げるにはどうしたらいいの?」
と気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、一戸建て木造住宅の防音性についてご紹介します!
参考
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木造住宅の防音性はどれくらい?
住宅の防音性は、密度の高い構造であるほど、高くなります。
そのため、鉄筋コンクリート造>軽量鉄骨>木造の順に防音性が高いと言われています。
鉄筋コンクリートの場合は、構造内部がコンクリートで満たされているため、音を通しづらいのです。
これと比較した場合、木造住宅は構造的に防音性が低いといえるでしょう。
とはいえ、最近の木造住宅は、防音対策をしっかりしています。
「木造だから、騒音トラブルに巻き込まれる」というわけではありません。
特に、ハウスメーカーの中でも、
- 気密性を高めて外の音を排除する
- 遮音性の高い外壁材を使う
- 断熱材や石膏ボードを何層にも重ねて密度を上げる
- 吸音性のある床材を使う
- 遮音性の高い窓ガラスやサッシを使う
など、防音性を高める工夫をしているハウスメーカーを選べば、問題ないでしょう。
例えば、住友林業で家を建てた方は、外からの音は気にならないようですよ!
外の音→家の中ですが、
そこまで
気になりません。
そりゃ、救急車のサイレンなどは
聞こえますが、
大通りが近い割には
車の音などは
そこまで気になりません♪♪
ここは、人によって
違うかもしれません。
\その会社、大丈夫?/
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音漏れは気にならないの?
「気密性が高い」とは、家の隙間が少ない住宅を指します。
隙間がなければ、外の音をシャットダウンできますよね。
しかし、「室内の音漏れ」には無防備です。
隙間がないと、室内の音も家の外に出ていかず、中にこもって響くためです。
我が家は、高気密高断熱ですが逆に外の音は、ほとんど聞こえませんが家の中の音は、外に漏れないのでテレビの音などが響きます。
引用:yahoo!不動産
ただし、これは木造だから音漏れするというわけではありません。
私の家は、鉄骨造の高気密住宅です。
営業や設計さんには、「うちの構造は防音性高いんで!」と自信満々でしたが、室内の音は普通に聞こえます。
2階の足音が下の階に響いてきます。
木造だろうと、鉄骨だろうと、気密性の高い家は、音が響くんです。
こういった、家の中の音が気になる方は、別の対策が必要となるでしょう。
木造住宅を建てる際の防音対策
最後に、木造住宅を建てる際に、効果的な防音対策をご紹介します!
1.間取りを工夫する
一番は、間取りを工夫しましょう。
ドアの数・壁の数が多いほど、音を遮ることができます。
逆に、「大空間」は、かっこいいですが、音が筒抜けになってしまいますよ。
- 吹き抜けを採用する
- リビング階段を採用する
なども、生活音が響く原因になります。
2.防音室を採用する
「子供にピアノを習わせる予定がある」という方は、防音室を検討しましょう。
うちの場合、妻がフルートをやるんですが、やはり音が聞こえてきます。
外に出てみると、音漏れはかすかなんですけど、一緒の家に住んでいるとやはり気になりますね・・・
ちょっと値が張りますが、やはり防音室があったら便利だったろうと思います。
参考
- 夢の防音室つき新築!注文住宅でつけた場合の相場はいくら?
- 自宅で手軽に防音室おすすめランキングTOP5|通販で購入できるって知ってた?
3.吸音性の高いマット・ドアを採用する
音が響きやすい場所として、
- 足音が響く成長期の子供部屋
- いびきのうるさい人の寝室
- 耳が遠い祖父母がTVを観る部屋
- 水回り(お風呂場や洗濯機、トイレ)付近
などが考えられます。
ダイニングキッチンの上がお風呂、隣が寝室です。
主人がだいたい深夜帰宅なのですが、寝室で休んでいてもシャワー音は気になりません。
でもドライヤーはすごくうるさくて、たいてい1歳児が起きます。引用:WOMEN'S PARK
特に、生活時間が違う場合は、ストレスになることがあるので部屋を離すようにしたいですね。
間取り的に難しい場合は、
- 吸音性の高い「コルクマット」を敷く
- 防音ドア・防音パネルを採用する
といった工夫が効果的でしょう。
まとめ
木造住宅は、構造的に防音性が低いと言われています。
とはいえ、しっかり対策をとれば、「木造だから騒音トラブルになる」ということはありません。
特に、高気密住宅を建てれば、外への音の影響は少なくできますよ。
ただし、高気密住宅は、室内に音がこもりやすくなるデメリットがあります。
これは、木造住宅だから起こる話ではありません。
間取りを工夫したり、吸音性の高いマットを採用たりして、対策しましょう♪
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