トヨタといえば車ですが、住宅づくりも凄いことをご存知ですか？
トヨタホームは、トヨタグループに属するハウスメーカーです。
車づくりの過程で磨き上げた技術力を駆使して、鉄の強さを最大限に引き出した優良住宅を提供しています。
そこで今回は、
- 「トヨタホームの坪単価ってどれくらい？」
- 「耐震性能がすごいって聞いたけど本当？」
こういった疑問に答えていこうと思います。
参考
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トヨタホームで建てた時の価格目安
まずは一番気になるお値段から考えていきましょう。
トヨタホームの坪単価は60万円～80万円ほどと言われています。
※2020年現在。
ただし、これらはあくまで坪単価のみです。
- 登記など諸費用
- 地盤調査
- エアコンやカーテン
- 外構費用
参考
住宅諸費用とは｜詳細解説と目安の金額まとめ
このような、その他の経費は入っていない計算だということを覚えておいてください。
オプションで床材を変えるとか、壁面にタイルを使うとか、そういう注文を増やしていけば当然、どんどんと値段が上がっていきます。
坪単価+数十万円も普通にあり得ることでしょう。
大手八社には数えないまでも、資本力のあるトヨタが母体です。
高級住宅メーカーのひとつとして数えても良さそうですね。
参考
- 高級住宅・豪邸が建てたい人必見！富裕層に人気のハウスメーカーランキング5
- ハウスメーカー大手8社の特徴＆坪単価まとめ｜各住宅会社の特色とは
この坪単価だと単純計算でこのようになります。
ポイント
- 30坪：1800万円～2400万円
- 40坪：2400万円～3200万円
- 50坪：3000万円～4000万円
こちらの金額に土地代が別途加算されます。
後述しますが、長期保証や安全性を一番に考えたいのであれば、候補のひとつとして考えても良いのではないでしょうか。
もし、見積もりをもらいたいけど、ちょっと不安になってきた…というのであれば、複数比較をおすすめします。
一社だけ、ネットの情報だけで決めてしまうのは非常にリスキーですからね。
トヨタホームの特徴
トヨタホームの特徴を大きく3つに分けてご紹介します！
- 強靭な「鉄骨ラーメン構造」
- 標準仕様で「耐震等級３」
- 安心の「６０年長期保証」
順に説明しましょう。
１．強靭な「鉄骨ラーメン構造」
トヨタホーム主力商品は、「鉄骨ラーメン構造」を用いています。
高層ビルにも採用されている耐震性の高い構造です。
（ラーメンはドイツ語で「枠」という意味です）
鉄骨ラーメン構造には、住宅の強度を高める工夫があります。
- 125ミリの太い柱
- 変形防止プレート
- ユニット化
以上の３つです。
トヨタホームでは、125ミリの極太鉄骨を用いています。
通常建築で使われる太さの鉄骨と比較すると、2倍の強度。
同じ太さの木材と比べると、4.3倍の強さを誇るとされています。
また、外部からの力を受けやすい接合部は「変形防止プレート」を用いて補強。
さらに、溶接によりユニット全体を一体化することで、強い力が加わってもゆがみにくい作りになっているのです。
鉄を分子レベルまで溶け合わせて接合することで、つなぎ部分の脆さをなくせるというわけですね。
２．標準仕様で「耐震等級3」
T4システムを搭載する構造体「パワースケルトン」は、耐震性の最高ランク「等級3」※の基準値を大きく上回る強度を実現します。
引用：トヨタホーム耐震性能
トヨタホームの住宅は標準仕様で、耐震等級3を大きく上回る強度を誇ります。
耐震等級とは、地震に対する住宅の強さを三段階で表したものです。
耐震等級3はその中の最高等級。
消防署や警察署など防災の拠点となるような建物に求められる、レベルの高い耐震性を表しています。
それを大きく上回るというのは、とんでもない性能ですよね。
これだけの強度があるとわかっていれば、倒壊の心配をせずに生活できます。
T4システム
建物がいくら丈夫でも、激しい揺れが室内を襲う場合、背の高い家具が倒れてくるという心配もあります。
そこで効果を発揮するのが、制振システムです。
揺れを建物内の住人に伝わりにくくする装置が搭載されているんです。
その名も「T4システム」
引用：トヨタホーム耐震性能
地震エネルギーを回転運動に変えることができます。
このとき回転運動で出たエネルギーは、オイルが吸収してくれます。
そのため、建物の変形量を約20%～70%軽減してくれるんです！
これにより大地震の際でも、壁紙のしわなどの損傷を軽減できます。
倒壊しないことはもちろんですが、中の住人の安全や、その後の生活環境も守ってくれるのはうれしいですね。
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公開耐震実験
トヨタホームの耐震性は、耐震実験でも証明されています。
この実験の一部は、TVや新聞でも公開されました。
実験では、
- 兵庫県南部地震（震度７）
- 軟弱地盤を想定した予測東海地震（震度7）
- 余震を想定した計９０回の加振
などを行いました。
その結果、震度6以上の大地震17回と、その後の余震を受けても、構造体の損傷は一切ないということが判明したんです。
大地震が起きても、住み続けられるのはありがたいですね。
３．安心の「60年長期保証」
トヨタホームでは「最長60年保証」を行っています！
しかも、はじめの25年は無料点検なんです。
これは業界の中でもトップクラスの保証期間と言えるでしょう。
一般的なハウスメーカーは10年保証がほとんどなので、長く住みつづけることを考えるとトヨタホームの保証内容はかなり魅力的です。
この長期保証を支えているのは、品質に対する自信。
トヨタホームの住まいは、車づくりの技術を生かした、耐久性の高い鉄骨を採用しています。
品確法に基づいた検証によると、なんと「100年相当の耐久性」が認められているんです。
耐久性の高い鉄骨を支えているのは、鉄の「錆対策」です。
鉄が劣化する原因となる錆の発生を抑えるために、トヨタホームでは、柱の傷や防錆塗装のムラを一切許しません。
「リン酸亜鉛皮膜」と 「カチオン電着塗装」の２重の防錆処理を実施することで、表面を強固に保護しています。
トヨタ自動車で確立された厳しい生産体制を、家づくりの現場においても反映させていると言えるでしょう。
トヨタホームの人気商品＆坪単価目安
- シンセシリーズ：55万円～75万円
- エスパシオシリーズ：65万円～80万円
シンセシリーズは、鉄骨ラーメン構造。
エスパシオシリーズは鉄骨軸組み工法を用いています。
エスパシオシリーズは自由度が高い住宅をつくれるため、お値段がお高めになっていますね。
どちらも標準仕様で耐震等級3であることは変わりません。
それでは具体的に、人気商品の坪単価を調べていきましょう！
Smart Stage／スマートステージの特徴と坪単価
引用：スマートステージ
シンセシリーズの商品。
坪単価は60～70万円だと言われています。
オリジナル空調システムである「スマート・エアーズ」が魅力です。
一年中、24時間どの部屋にいても温度差のない快適空間を実現してくれます。
ヒートショック対策にもなるのでうれしいですね。
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Cada／カーダの特徴と坪単価
引用：cada
シンセシリーズの商品。
住む人の個性を演出できる外観が魅力です。
また、車の施錠技術を応用した、業界初のCP認証電子錠「ラ・ロック」もついています。
坪単価は65～75万円です。
エスパシオ LS 理想の邸宅の特徴と坪単価
引用：エスパシオLS
エスパシオシリーズの商品です。
100mmのALC外壁を用いることで、耐震性・耐火性に優れた住宅になっています。
ALCとは
軽量気泡コンクリートのことです。
頑丈さで有名なヘーベルハウスの外壁と同様のものになります。
＞へーベルハウスのメリットデメリットまとめ｜ALCが実は大したことない！？
また、最大天井高4.42ｍの吹き抜けも魅力です。
坪単価は70～80万円と言われています。
その他商品の坪単価
その他の住宅の坪単価です。
オプションによって変動しますが、目安にしてみてください。
- LQ：55～65万
- HUGMI（はぐみ）：55～65万円
- グレートソーラー：70～75万円
- スマートステージZERO：約75万
これくらいの値段でいけるなら・・・
トヨタホームがめちゃくちゃ魅力的に見えてきますね。
トヨタホームは値引きができる？
残念ながら、大きな値引きは難しそうです。
というのも・・・
技術力や商品力に自信があるハウスメーカーでは、大幅値引きができるパターンは少ないのです。
耐震性や長期保証といった優れたポイントがある分、値引き交渉はしにくいでしょう。
やれて50万円程度が限度なのかもしれません。
参考
ハウスメーカーで失敗しない選び方とは｜徹底比較と相見積もりをしよう
まとめ
トヨタホームの住宅は鉄にこだわることによって、耐震性能の高い住宅を提供していることがわかりました。
その自信が60年の長期保証を実現しているのもうれしいポイントですね！
お値段はお高めですが、品質や安全性の高さを考えると、打倒な価格設定と言えそうです。
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