お酒やビール、「ダメだダメだ、やめたい!」と思いながらも、
ついついやめられないですよね・・・
しかし、頭でわかっていても、なぜこうまでやめることが出来ないのでしょうか。
その理由について細かく解説していきます。
※※酒好き必見※※
※健康リスクが目に見える!!
アルコールがやめられない3つの理由
やめたいのにやめられない理由は3つあります。
注意ポイント
- アルコール依存症によるもの
- 機会飲酒によるもの
- 何をしてよいのか手持無沙汰になってしまうから
それぞれ、どれも恐ろしくて厄介な理由です。
一つずつ見ていきましょう。
理由1.アルコール依存性によるもの
はっきり言って、それはアルコール依存症によるものです。
認めたくないかもしれませんが、「お酒をやめたいのに飲みたくて飲んでしまう」というのは、アルコール依存症の状態に間違いありません。
アルコールは薬物と同じです。
薬物には依存性があります。
定期的に摂取してしまうと、次第に脳が欲しがりだします。
そのループにはまってしまうと、なかなか抜け出すことができないのです。
身体の中から訴えてくるものを抑え込むのは、精神的に非常に辛いもの。
食欲や睡眠欲などと同じように、お酒を飲みたいという欲求がひっきりなしに襲ってくるのですから。
また若い内から飲んでいればいるほど、アルコール依存に陥りやすいという研究結果も出ています。
「アルコール依存症」を発症しやすい
最終的に死の危険もある「アルコール依存症」は、飲酒開始年齢が若いほど短期間で発症するケースが多いとされます。特に20歳までは、飲酒に対する自己規制がきかなくなりやすく、その危険性が高まります。
引用:アサヒビール
私も浴びるように飲んでいたわけではないものの、若いころから飲んでしまっていました。
飲みだした年齢が早かったというのも厄介な原因の一つと言えるでしょう。
加えて、一度すっぱりとやめることができても、ふとした拍子に依存性が戻ってしまう場合があります。
それもごくごく簡単に。
それは、ほんの少しでも口にしてしまうこと。
薬物依存の常習性が高いことは、あえて説明するまでもありませんよね。
芸能人の薬物依存などをみてみてもわかるとおりです。
「すっぱりやめたから…たまにはひとくちだけでも…」
こうやって油断してしまうと、いつの間にか飲酒習慣は元の酷い状態に戻ってしまうのです。
理由2.機会飲酒が怖い・・・
私は幾度となく禁酒に失敗しています。
最高で禁酒できた期間は連続5日間程度でしょうか、ここ5~6年間で。
2週間だとか1か月だとか禁酒できる方のことは、「本気で凄い・・・」と思ってしまいます。
なぜ長期間の禁酒をすることが出来ないのでしょうか。
その理由は「機会飲酒」というものが存在するからに違いありません。
機会飲酒とは
定期的な飲み会や冠婚葬祭などで、断り切れずについつい飲んでしまうこと。
機会飲酒というのは禁酒の一番の難敵です。
- 会社の飲み会
- 友人との飲み会
- 接待
- お花見
- 納涼会
- 忘年会
- 歓送迎会
- 冠婚葬祭
- お正月
- etc
どうしても社会に出ると、飲まざるを得ない機会がたくさんあります。
最近ではアルハラなどという言葉も出てきましたし、全員参加の飲み会は減ってきた風潮はあります。
ですが。
禁酒を頑張っている飲兵衛にとっては・・・
酒を解禁できる良い口実になってしまうのです。
「3日禁酒出来た!このままいけそう!」と、調子良くいけていたにも関わらず、4日目に飲み会があったので飲んでしまった。
よくある話です。
あなたも身に覚えがあるのでは?
ここで「1日くらい・・・」と思いますよね。
確かに健康上で1日飲酒してしまったからと言って、肝臓への影響は少ないです。
健康面から考えると、また禁酒を再開すればよいだけの話です。
でも、飲酒習慣が日常で、毎日飲酒をするような方だと分かるはず。
飲み会以降には、また飲酒ペースが復活してしまうんです・・・
飲み会で一度外れてしまったタガは、禁酒時と同じレベルまで自制させることが非常に難しいのです。
「あぁ・・また飲んでしまった、禁酒しなきゃ・・・」
と思い悩んでいる内に、またもや機会飲酒の悪魔が迫ってきてしまうのです。。。
理由3.何をしてよいのか手持無沙汰になってしまうから
今までお酒を飲むことに充てていた時間は、禁酒をすると途端に手持ち無沙汰になってしまうもの。
「あれ・・・この時間は何をすれば・・・」となってしまうのです。
しかし酒飲みは言うでしょう。
「いやいや、酒飲みながらでも普段から色々してるし!」
もちろん飲酒状態でも、車の運転などせず、自宅にいる分には何だってできます。
でも・・・酩酊状態の場合、自分で思っている以上に体に負担がかかっています。
シラフ状態よりも遥かに能力が落ちているのです。
体力が尽きるのも速いし、思考速度は遅いし、反射も鈍い。
これを私が本当に痛感したのは、ゲームをやっている時ですね。
アクションゲームや、複雑な戦略ゲームとか。
あきらかに反射能力は落ちますし、思考も投げやりでいい加減な動きをしてしまう。
もしあなたがゲームをやらないのであれば、読書でも勉強でも仕事でも良いです。
酔っぱらった状態で、いつもやることを時間を計測しながらでも行ってみてください。
絶対に能率が落ちているはずですよ。
※軽いほろよい状態だと、クリエイティブな仕事だとはかどってしまう場合もありますが(笑)
対して素面の場合、身体が非常に楽です。
体力に余裕があります。
普段はお酒でエネルギーを消耗している分の、余ったエネルギーを持て余してしまうのですね。
結果、何をしていいのか分からなくなってしまい・・・また飲酒をしてしまうのです。
「普段、口にしている物がない!」
たったこれだけのことですが、何をしていいのか困ってしまうわけですね。
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まとめ
アルコール依存症・・・
非常に怖いこの病気ですが、もっと怖いのは自覚なしで進行してしまうことではないでしょうか。
ちょっとでも「お酒がやめられない!」と思うのであれば、自分のことを疑ってみましょう。