賃貸物件を探す際に、一番重視するポイントは「家賃」ではないでしょうか。
比較的リーズナブルな物件が多い、木造アパートは魅力的な選択肢ですよね。
しかし一方で、「木造はダメ」という口コミも多くみられます。
そこで今回は、木造アパートはやめたほうがいいと言われる理由をまとめて紹介します!
木造アパートはやめたほうがいい理由
木造アパートはやめたほうがいいと言われる理由について、大きく3つに分けて紹介します!
- 「防音性能」が低く物音が気になる
- 「断熱性」が低く暑さ寒さの不快感が大きい
- 「耐震性」に不安の声
順番にみていきましょう。
1.「防音性能」が低く物音が気になる
木造アパート最大のデメリット、それが「音漏れ」です。
「防音性能」が低い物件が多いため、物音が気になるという口コミが多くみられます。
- 住人の足音
- ドアを閉める音
- 廊下を歩くヒールの音
- シャワーを浴びる音
- 夜の営み(夜じゃない場合は特にたちが悪い)
- 歌声やしゃべり声
などなど、全部筒抜けというケースも少なくありません。
中には、トイレの音が聞こえるという口コミも・・・
木造の二階にに住んだことがあるけど、住人の男がトイレに入ったときの、排尿している音まで聞こえましたよ…。
引用:yahaoo知恵袋
また、私が昔に住んでいたアパートは、住人共用の「洗濯機&乾燥機」があったのですが、これも騒音に結び付きました。
ひっきりなしに、機械音や洗濯物を取り込む音が聞こえてくるので注意が必要です。
「〇時以降は使用禁止」といった張り紙があっても、守る人なんてほぼいません。
ランドリー室前の部屋は避けましょう!
物件の性能面は仕方ないですが、隣人のマナーが悪くてうるさいのはストレスが溜まります。
注意する場合も、その後の人間関係を心配しなければいけないので、中々難しいものです。
なぜだか上の人にうるさいと不動産会社を通して言われたのですが、思い当たるのが歌くらいしかないのです。しかし、そんな大声で歌っているわけでもなく、口ずさむくらいなのですが。
引用:yahaoo知恵袋
ちょっと歌うくらいでクレームが来てしまってはたまりませんね(´;ω;`)
騒音の原因が相手の非常識な行為によるものなら管理会社か大家を通し注意して貰えば良いと思いますが、原因はアパートの構造に有るのでお互いが我慢するしか方法が無いと思います。
引用:yahoo知恵袋
木造アパートの最大の弱点を指摘しているコメントです。
2.「断熱性」が低く暑さ寒さの不快感が大きい
木造アパートは、「断熱性能」が皆無なので、夏の暑さ・冬の寒さを覚悟する必要があります。
私が住んでいるところは、通気性が良すぎるのか、冬は暖房が全く無意味ってくらいホントにつらいです。
引用:yahoo知恵袋
これは、「気密性」が低い傾向があるためです。
そのため、窓やドアの隙間から風が侵入したり、部屋の中の空気が外に逃げたりしてしまいます。
友人で、木造アパートに住んでいながらエアコンをつけない猛者がいるのですが、
「夏は裸族にならないとやってられない!」
「冬は家にいると凍え死ぬから外出する!」
という風に言っていました。
・・・果たして人間らしい健康的な生活と呼べるのでしょうか。。。
3.「耐震性」に不安の声
古い木造アパートの場合は、「耐震性」に不安の声が多くみられます。
1981年に基準が変わっているので、1981年以降に建てられているかどうかはチェックすべきです。
1981年6月1日以降に建てられたものなら、「震度6強に達する程度の地震で倒壊・崩壊しない」ことになっています。
(ただし、経年劣化しているので、新築時の耐震性は期待できません・・・)
築30年以上経っている老朽化した物件は要注意ですね。
さらに、おすすめは2006年6月以降に建てられた物件です!
1995年の阪神・淡路大震災の被害を受けて、巨大地震に備えた厳しい耐震設計が義務化されました。
- 地盤調査の義務化
- 金物の規定の厳格化
- 耐力壁設置のバランス計算
などなど、規定されているため、それ以前の物件よりも、地震に強い構造になっていますよ。
まとめ
木造アパートは家賃が安い傾向がありますが、生活環境の面でお勧めできないという口コミが多く見られました。
部屋にいる時間が少ない場合はいいかもしれませんが・・・
生活の拠点でストレスをためるのは嫌ですよね。
いくら安いからと言って、健康被害で医療費が余計にかかってしまったのでは本末転倒です。
デメリットも知ったうえで、何を優先するのかを考えましょう♪
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