理想のマイホームを建てるには、信頼できるハウスメーカーとの契約がカギを握ります。
が、ハウスメーカーの決断には勇気と覚悟がいりますよね。
高額な買い物だからこそ、じっくりと時間をかけ、納得のいくメーカーを見極めることが大切です。
一方でハウスメーカーの営業担当はやたらと契約を急かしてくる・・・
- 「契約ってこんなに急いで決めるものなの?」
- 「あまりにも時間をかけるのは失礼?」
このような不安から焦って契約を結んでしまっては、後悔することになり兼ねません。
そこでこの記事では、実際に注文住宅を建てた体験談から見える「ハウスメーカーとの契約までにかける期間」についてご紹介していきます。
また、ハウスメーカー選びで失敗しないための3つのコツも合わせて解説していますので、これからの参考にしてみてください。
参考
めんどくさい!家の資料請求が一括でできるサービスまとめ
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
ハウスメーカー選びはどれくらいの期間が必要?
結論からいうと、どのくらいの時間をかけるべきだ!という明確な基準はありません。
また、実際にメーカー選びにかけた時間も個人差が大きく、1~2か月程度ですんなり決断した方もいれば、土地選びを含めて2~3年という長い年月をかけたケースも。
大切なのは「自分たちが納得のいく家づくりができるかどうか」
ここしかない!と確信できたのであれば時間をかける必要はありませんが、迷いがある状態のまま営業マンのペースに乗せられて契約してしまうのはリスク大。
まずは、実際に注文住宅を建てた方のリアルな体験談をみていきましょう。
リアルな体験談・口コミをチェック
ウチは、最初の相談から契約まで2年かけましたよ。営業担当者が「焦る必要はありません」と私のペースを尊重してくれました。(それが決めてだったんですが)
提案レベルの間取りを作成してから契約まで1年かけました。引用:教えて!goo
ハウスメーカーは1社目で決めました。 家建てようと思いすぐですね。 決算とか関係なしに気持ちよく家を建てれるか、予算とあっているか、いい土地があるかだと思います。
引用:yahoo!不動産
2月くらいからボチボチ動きはじめて、
大手4社、ローコスト2社、地元工務店3社を巡りました。
今は大手2社か地元工務店2社まで候補を絞り、10月中旬までには決める予定です。引用:ウィメンズパーク
こうして体験談をみていてもやはり明確な基準はなく、マイホームの建築を安心して任せられるか?が重要であることがわかります。
また、いくつかのメーカーを比較検討する際のポイントとして、下記のような貴重な意見も。
契約までは相対交渉でなく競合させ、施主主導で進める事が大切です。
各社の提案説明を受ける中で、自ずと施主に適した家が分かってくるものです。
また、疑問点や不明な事項があれば、先送りしないでその場で遠慮なく確認を取ってください。
これらのやり取りの中で、相手の事が分かり信頼関係も出来てくるのです。引用:yahoo!不動産
営業マンのペースに乗せられず、しっかりと主導権を握ったうえで交渉を進められるよう意識してみましょう。
目安期間は3~4か月 じっくり検討派ももちろんOK!
あくまで参考程度ですが、計画~比較検討にかける目安時間は3~4か月程度とされる場合が多いです。
- 自分たちでイメージを膨らませる、資料請求や住宅展示場見学に約1ヶ月~1ヶ月半
- 数社に絞ったのち、比較検討を実施するのに1ヶ月半~2ヵ月程度
ハウスメーカーの営業担当が契約を急かしだすのも、だいたいがこの期間にあたります。
しかし、この期間に契約しなければならないという決まりは一切ありません。
展示場への見学や打合せに割ける時間も人によってさまざまですよね。
週1回打合せができる方もいれば、月に1度しか時間が取れない方ももちろんいます。
つまり、一概に「期間」だけで判断する必要はないということ。
- 自分たちの疑問や不安がしっかりと解消できたか?
- 信頼できるハウスメーカーに出会えたか?
- 提示されたプランや見積もりは納得のいく仕上がりか?
上記の中でひとつでも引っかかりを感じる点があるなら、焦らずじっくりと検討を重ねることをオススメします。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
ハウスメーカーの営業が契約を急かすたったひとつの理由
「じっくりと比較検討し、納得したうえで契約したい」
このような顧客の願いは、もちろん不動産の営業担当も理解しています。
ではなぜ無理に契約を急かすような態度を見せるのか?
その理由はたったひとつ、逃げられないためです。
一度つかみかけた顧客を逃すまいと、
- 「今なら決算時期なので、〇〇万円の値引きができますよ」
- 「皆さん、だいたいこのくらいの時期に契約されています」
このような営業トークを吹っかけてきているだけ。
あくまで主導権は買い手にあることを忘れずに、営業マンに乗せられて意図しない契約を結んでしまうことだけは避けましょう。
「それでもハウスメーカー選びで失敗してしまったら・・・?」
と、不安がぬぐいきれない方のために、契約前に知っておきたい3つのコツをお伝えしていきます。
マイホーム購入・ハウスメーカー選びで失敗しない3つのコツ
ハウスメーカー選びで失敗しないために押さえておきたいコツは以下の3つ。
ポイント
- 焦りはNG!顧客のペースを重視してくれるメーカーは信頼度「高」
- 担当営業マンのセールストークを信じすぎない
- 仮契約はリスク大!契約前にできる限り具体的なプランニングを
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.焦りはNG!顧客のペースを重視してくれるメーカーは信頼度「高」
くり返しになりますが、ハウスメーカー選びにおける一番の敵は「焦り」です。
- 営業マンの巧みなセールストーク
- 決断を長引かせると嫌な客と思われるのでは?という不安
- 家族や周囲からのプレッシャー
さまざまな理由から、しっかりと納得できていないまま契約に至ってしまう方は意外と多く、あとから後悔する原因になることも。
契約を急かしてばかりのメーカーと、顧客側の意思を尊重してくれるメーカーとでは安心感が違いますよね。
どこまでこちらに歩み寄ってくれるか?という点も、契約前にしっかりとチェックしておきましょう。
2.担当営業マンのセールストークを信じすぎない
営業担当の目的はいい家を作ることではなく、家を売ることです。
契約につなげるためのセールストークには、実際にはなんの約束も効力もありません。
- 「〇〇万円分のお値引きをさせていただきます」
- 「特別に無料でグレードアップさせていただきます」
このような営業マンの言葉をすべて鵜呑みにすることは避けましょう。
住宅購入において、すべては契約書などの書面による同意があってこそ。
単なる口約束は信じすぎず、しっかりと書面で確認を取ることを忘れないようにしましょう。
3.仮契約はリスク大!契約前にできる限り具体的なプランニングを
ハウスメーカーによっては、手付金だけをいれての仮契約を進めてくることがあります。
しかし、仮契約だからと安易にサインすることは避けましょう。
一度入金したお金は返金されない可能性が高いうえ、「仮契約しちゃってるし・・・」という意識から、冷静に比較検討しにくくなってしまうことがあります。
また、概算時点で仮契約してしまい、最終的な見積もりが大幅に予算を超えてしまった!というケースも。
たとえ仮契約でも簡単にキャンセルはできないうえ、違約金などのトラブルに発展するリスクもあります。
契約前にできる限り具体的なプランニングを実施し、最終プランまでの変化をひとつでも少なくすること。
参考記事
- 注文住宅の契約解除|返金と違約金の条件とは
- 注文住宅の契約前に知っておくべき5つの注意点|後悔しない為に仮契約には要注意!
失敗しない家づくりのために、以上の3つのポイントを意識してみましょう。
信頼できるハウスメーカーと納得のいく家づくりを
信頼できるハウスメーカーと出会えれば、理想のマイホームはもう目前です。
家族をはぐくむ大切なわが家だからこそ、ぜひ納得のいく家づくりを楽しんでくださいね!
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