せっかくこだわり抜いた注文住宅を建てても、大工の腕が悪ければ元も子もありません。
明らかな手抜き工事はもちろんNGですが、外からは見えない部分にもし欠陥があったら・・・
一生住み続けるマイホームだからこそ、こんな不安を感じることなく安心して暮らせる家を手にいれたいですよね。
そのためにはハウスメーカー選びだけでなく、大工選びも重要なカギを握ります。
信頼できる相手にマイホーム建設を託せるよう、腕が悪い職人をしっかりと見極めるポイントを理解しておきましょう。
参考
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腕が悪い大工に共通する5つの特徴
まさに職人!と叫びたくなるような見事な技術を持つ大工さんがいる一方で、技術もやる気も志もないような大工がいるのも事実です。
後者のような「ハズレ大工」にだけは、わが家の建設は任せたくないですよね。
大工選びに失敗しないためにも、まずはハズレ大工に共通する特徴を押さえておきましょう。
チェックすべきは以下の5つのポイント。
- 道具を大切にしない
- マナーがとにかく悪い
- くわえタバコで作業
- 掃除をしない、現場がいつも汚い
- 人に見られるのを嫌う
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.道具を大切にしない
大工さんにとって道具は命。
腕のいい大工さんほど自分の作業に誇りを持っており、その作業に使用する道具は大切にするものです。
作業現場の床に道具が散乱していたり、足で道具を踏みつけるような大工さんは確実にハズレ大工だと断言できます。
2.マナーがとにかく悪い
作業前や建設開始後、あいさつや差し入れなどで大工さんと顔を合わせる機会が出てきます。
そんな時、マナーが悪い横柄な態度の大工さんはハズレ大工のリスク大!
「自分が家を建ててやっている」というおかしなプライドを持っている可能性があります。
そんな自分本位な大工では、施工主のために丁寧に作業をしてくれるとは考えにくいですよね。
3.くわえタバコで作業
タバコを口にくわえながら作業をする大工さんは絶対にNG!
作業現場に灰が落ちるのを気に留めない大工さんが、建築現場には許されない数ミリ単位の誤差に気がつくはずがありません。
ひどい場合は、建築中の木材でタバコの火を消す人もいるほど。
いくら見えない部分だとはいえ、施工主からすれば許し難い行為ですよね。
タバコを吸うなら休憩中に!こんな常識も守れない大工さんは絶対に避けましょう。
・・・ちなみに、私は先に口酸っぱく注意しておいたのにもかかわらず、やられました^^;
参考
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4.掃除をしない、現場がいつも汚い
建築作業中は木くずやゴミが出るうえ、たくさんの作業道具などがあふれることで現場は雑然としがちです。
腕のいい大工さんの場合、どんな事態にもすぐに対応できるよう作業スペースをいつも広く確保している場合がほとんど。
そこまでは難しい場合も、1日の作業終わりにはある程度の整理整頓をしてから現場を去るのが一般的です。
しかし、ハズレ大工に共通していえるのが「現場の汚さ」
掃除も整理整頓もまったくせず、荒れ放題の現場ではいい家造りなんてできませんよね。
またまた蛇足で恐縮ですが、私の話をひとつ。
まさに雑然としていたのです・・・
工程としては早い段階で納品されていたタイルや玄関ドア、外回りの水栓などなど。
ずーーーーーーーーーーーーーっと雨ざらしの放置・・・
かつ、しまいには水栓の部品がなくなってしまい、後から別注するっていうね。
大工さんや現場監督のルーズさが垣間見えるポイントでした。
5.人に見られるのを嫌う
ハズレ大工の場合、都合の悪いことは隠したい心理が働いています。
「ちょっとくらい手抜きしてもバレないだろう・・・。」
そんな低い意識で作業しているため、仕事の様子を誰かに見られるのを極端に嫌う傾向があります。
通常は「いつでも見学に来てください」と言われる建設現場でも、
- 作業に支障が出るので来ないでください
- 見学に来るなら事前に日程を教えてください
このような注意を受けたら、大工さんの腕を疑った方がいいサインです。
家づくりに付随した、外回りの後付け屋根工事がまさにコレでした。
HMではなく、近所の高齢な大工さんにお願いしてしまったのが運の尽き。
建付けはゆがんでるわ、木材をぶっ叩いて欠くわ、基礎はズレているわ、散々でした。
え?保証?そんなもの当然ありませんよ(゚∀゚)アヒャ
最低限直させて終わりです・・・
大工選びに失敗しない3つの見極めポイント
実際に建築作業がスタートする前でも、ハズレ大工を見極めることはできます。
一度作業が始まってしまうと、なかなか「大工さんを変えてくれ!」とは言えないですよね。
トラブルを回避するためにも、建設前の大工選びのポイントを押さえておきましょう。
1.モデルルーム見学で職人の丁寧さをチェック
ハウスメーカー選びの際に、住宅展示場やモデルルーム見学会に参加する方は多いですよね。
モデルルーム見学では、完成イメージだけでなく大工さんの質を見極めるヒントが隠されていることが多いです。
- 木材同士の連結部分(床と壁のつなぎ目など)に隙間が空いてないか?
- 壁紙にしわが寄っていないか?
など、全体のイメージだけではなくもう少し細かい部分までチェックしてみましょう。
丁寧な作業が行き届いているハウスメーカーもあれば、「ん?」とやや気になる部分が見つかる工務店も・・・。
2.見学会で作業の様子をチェック
完成前の作業現場を見学できる見学会に参加するのがオススメです。
実際の現場には、ハズレ大工を見極めるヒントが盛りだくさん。
自分の目で見ることでより安心感を得られ、納得して依頼することができますよ。
3.あいさつ時に相手のマナーをチェック
ハズレ大工の特徴でも触れましたが、あいさつ時にマナーの悪い大工さんはハズレ大工の可能性があります。
しっかりとコミュニケーションを取れる関係を築けると、その後の作業中も気になる点をこまめに確認しやすくなりますよ。
建設前のあいさつで違和感を覚えたら、はやめに大工さんの変更を希望するのもトラブル回避につながるひとつの方法です。
大手ハウスメーカーは大工の質が高い+アフターフォローが手厚い
「大工選びに失敗した!!」という方の多くは、地元の工務店へ丸投げしていたり、知り合いの大工さんへの個人依頼だったりの原因がほとんどです。
この場合、完成後に不都合が出た場合でもなかなか対応してもらえないという点も大きなデメリットのひとつ。
大手ハウスメーカーの場合、信頼と実績を兼ね備えた大工さんと直接契約しているため、ハズレ大工にあたってしまうリスクが少ないというメリットがあります。
ハウスメーカーによっては自社工場で職人の教育を実施している企業もあり、安心して建築を任せられる環境が整っているといえます。
また、完成後の気になる部分に関しても、すぐに対応してもらえるアフターフォローの手厚さも大きな魅力。
大工選びはいい家づくりの要であるため、信頼と実績のある大手ハウスメーカーを選ぶのが確実だと言えますね。
と、考えていた時期が私にもありました(笑)
ダイワハウスは信頼と実績がある最大手HMです。
ですが、地域によっては酷い大工の存在も。。。
参考
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たまたま酷かったのか?いつも酷いのか?
それは確認のしようがありませんが・・・
「気になったらすぐに対応をしてくれる」という点だけは間違いありませんでしたけどね。
大工選び、ハウスメーカー選び以上に難しい話かもしれません。
まとめ
大工選びで失敗して後悔しないよう、ハズレ大工の見極めポイントをしっかりと理解しておきましょう。
大手ハウスメーカーなら極端に腕の悪い大工にあたってしまうリスクを最小限にできるうえ、手厚いアフターフォローを受けられるというメリットも。
気になるハウスメーカーが見つかったら、モデルルームや現場見学会に積極的に参加しましょう!
安心感をさらに得やすくなりますよ。
ぜひ、後悔のない家づくりを。
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