自然災害への備えは万全ですか?
- 「古い木造住宅に住んでいるから、地震が来たら助からないかも・・・」
- 「足が悪いから、津波が押し寄せてくる前に、高台に避難するのは難しい・・・」
という風に、諦めている方も多いのではないでしょうか。
しかし、家庭用防災シェルターがあれば安心です。
家の中に逃げ込める場所をつくり、家族の命を守ることができますよ。
そこで今回は、家庭用防災シェルターの特徴と価格についてご紹介します!
「家庭用防災シェルター」とは?
家庭用防災シェルターとは、自然災害が発生したときに、家族が逃げ込める避難場所です。
- 地震に備えた「耐震シェルター」
- 津波に備えた「津波シェルター」
この2種類が一般的に知られています。
1.地震に備えた「耐震シェルター」
日本は地震災害の多い国です。
耐震シェルターがあれば、大規模なリフォームをしなくても、地震から身を守れます。
- 建物の倒壊から身を守る
- 家具の下敷きにならないように隠れる
ことができるというメリットがありますよ。
具体的に2つの商品をご紹介します。
一条工務店の「木質耐震シェルター」
「家は老朽化しているけど、家族との思い出がつまっているから、建て替える気はない」
という方にオススメなのが、こちらの商品です。
耐震工事をするとなると、壁を取り壊す印象ですが、この商品なら、その必要はありません。
1階に4.5畳以上の部屋があれば、部屋の中で組み立てて、シェルターを完成させることができます。
工期は、たったの2日なので、負担も少ないですね。
しかも、価格は施工費を含めて、25万円+税。
とてもコスパの良い買い物ではないでしょうか。
「4.5畳も用意できない!」という場合は、より小型のものがAmazonで手に入ります。
介護用ベッドシェルター「Wood Luck/ウッドラック」
65トンの重さにも耐えられる、とても丈夫なつくりの商品です。
ベッドで寝たきりの方は、地震が起こった時に、瞬時に逃げることができません。
しかし、「介護用ベッドシェルター」があれば、建物の下敷きにならずに済むでしょう。
「大事な家族の命を見捨てて、避難できない!」という方にオススメです。
価格は、工事費を含めて60万円です。
ちょっとお高めですが、自治体によっては、補助金を出してくれる場合もあるのでご確認ください!
参考
2.津波に備えた「津波シェルター」
- 「津波が来たとき、高台まで避難できる距離じゃない・・・」
- 「津波が来たとき、ペットを置いて逃げるのが嫌だ・・・」
という方におすすめなのが、「津波シェルター」です。
「防災津波シェルター」
大人が5・6人入れる程度の大きさの商品です。
座席の下は、トランクルームとなっているので、非常食や飲み水を入れておくこともできます。
水に浮かんで、助けがくるまで、シェルターの中で待っていることができますね。
価格の相場は、200万円程度と言われています。
家庭用シェルター「SAM」
価格は100万円程度とちょっとお高めですが、機能性が高いのでおすすめの商品です。
- 大人が6~10人程度入ることができる
- 衝撃に強いコーティング材を用いているため、地震や爆風にも耐えられる
- 「難燃性発泡スチロール」を用いているため燃えにくい
- 庭や屋上に置いておくことができる
- 室内ベンチの下に収納スペースがある
(ペットボトル100本分) - 内臓バッテリーを備えているため、蓄電しておけば400ワットの電力を供給できる
(天井のLED証明を40時間つけておくことができる)
という点が特徴となっています。
また、普段から子供部屋や趣味の部屋として利用することが推奨されているのもポイントです。
高額の防災設備が、お飾りになっていては勿体ないので、普段使いできるのはうれしいですね。
参考
ミサイルに備えた「核シェルター」
自然災害に備えるシェルターをご紹介してきましたが、「核シェルター」という種類もあります。
「戦争がはじまるかもしれない・・・」といった不安をお持ちの方にオススメのシェルターです。
一般家庭用核シェルター「レインボー36」
自宅に「核シェルター」を取り付けるだけで、放射能の被ばく被害を防ぐことができる商品です。
効果としては、次の2点を期待できます。
- 有害物を含んだ外気を「特殊フィルター」で、安全な空気に変換する
- 「高空気圧効果」によって、室内へ外気が侵入するのを防ぐ
部屋の一室に取り付けるだけなので、施工は半日で終わるそうです。
価格は180万円以上すると言われています。
うーん、ちょっと効果を疑ってしまうのは私だけでしょうか・・・(;'∀')
完全防水耐震地下シェルター「ソトチカ」
より信頼のおける商品として、地下に設置するタイプもご紹介します。
こちらの商品は、防水ハッチを閉じると、中は密閉状態になるので、外気の影響を受けません。
小型タイプでも、4~8人が入ることができるので、家族全員が避難できそうです。
基本価格は225万円。
とはいえ、ここに工事費をはじめ、「ハッチ連動廃棄ファン」や「外気循環システム」をつける場合、オプション費用も加わります。
新卒社員の平均年収くらいは軽く超えそうです。
高い・・・!!
参考
まとめ
基本的に、耐震<津波<核の順に、価格が上がります。
また、津波シェルターは、耐震シェルターを兼ねている場合が多いですね。
お手頃な価格ではありませんが、家族の安全を守れると考えると安い買い物かもしれません。
特に、家にいる時間が長い方は、家庭用防災シェルターがあると安心だと思いますよ。