嫁に対する悩み

3人に1人はウソ!離婚は何人に一人なのか統計をもとに調べると驚きの結果に

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離婚 何人に一人
嫁とうまくいかなくなった時に思い浮かぶ「離婚」という二文字。

メディアをみると「3人に1人は離婚する時代」と取り上げています。

約3人に1人が離婚する現代。離婚を否定的に思うような人は、恐らく少ないはずだ。
引用: 3人に1人もしているのに…「離婚は悪いこと」と考える人に反論多数|しらべぇ

3組に1組は離婚する時代?!
でも、ずっとラブラブでいたい♡
日本でも離婚する夫婦が珍しくなくなった昨今。離婚はせずとも冷え切った関係が続いている…という夫婦も。けれど、ラブラブな夫婦生活を続けている人たちが多数いることも事実です。
引用:3組に1組が離婚する時代?!“夫婦円満♡”でいるためのチェックリスト|LOCARI

今日のある番組では、
30%、三人に一人と言っていました。
しかも最近は女性から離婚を決意するケースが急増だそうです。
引用:Yahoo!知恵袋

  • 「離婚は今そんな珍しいものじゃない!」
  • 「気軽にできる時代らしいから、嫁が嫌になったら離婚すればいい」

と思っていたら要注意です!

そもそも本当に3人に1人が離婚しているのでしょうか?

そんなに多くの人たちが離婚しているでしょうか?

なぜ「3人に1人が離婚する」と言われているのか理由を調べてみました。

 

 

\離婚する前にチェック/

※離婚で人生を狂わせないために 

 

実際何組?夫婦の離婚件数

実際問題、いま離婚している夫婦は何組ぐらいいるのでしょうか。

離婚件数は、厚生労働省が出している「人口動態統計の年間推計」で見ることができます。

そのデータをチェックすると離婚率がわかってきます。

詳しく見ていきましょう。

1年間で離婚は約20万組

2018年人口動態統計の年間推計をみると・・・

離婚件数は 20 万 7000 組
引用:人口動態総覧,前年比較❘平成30年(2018)人口動態統計の年間推計

実にこの1年で約20万組の夫婦が離婚しているという現実!

ちなみに2017年の件数は「21万2262組」!

これでも離婚件数は減少したようです。

婚姻件数は約60万組

対して、婚姻件数の実数がこちら。

婚姻件数は 59 万 0000 組
引用:人口動態総覧,前年比較❘平成30年(2018)人口動態統計の年間推計

この1年で約60万組が結婚しているということです。

ちなみに2017年の婚姻件数は「60万6866組」!

離婚件数とともに減少しています。

 

3人に1人が離婚といわれている理由

「3人に1人は離婚する時代」

なぜそういわれるようになったのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

単純に割った結果3組に1組

婚姻件数と離婚件数を見れば答えが出てきます。

婚姻件数が約60万件、離婚件数が約20万件。

婚姻件数60万件から離婚件数20万件を単純に割ると3人に1人が離婚という結果になりました。

3人に1人いうわかりやすい数字なので、まわりが気軽に離婚していると思われがちですが・・・

3人に1人が離婚の数字には注意

しかし、この「3人に1人」という数字には注意が必要です。

婚姻件数は調査対象年に結婚した件数が対象。

対して離婚件数は、調査対象年のほか、過去に結婚した全ての夫婦が対象となります。

年間の件数と総計の件数を割っているため、実際3人に1人が離婚しているという結果は怪しいものがあります。

 

 

実際離婚しているのは実は何人に一人?

では実際離婚しているのは何人に1人なのでしょうか?

実は、厚生労働省が採用している離婚率の計算方法がネットに公開されています。

離婚率 = 年間離婚届出件数 /10月1日現在日本人人口 × 1,000
引用:厚生労働統計に用いる主な比率及び用語の解説

この計算式をもとに離婚率が導きだすことができます。

平成30年(2018)人口動態統計をもとに導き出された離婚率は・・・

「1.66」!

これは1000人中1.66人が離婚した人という意味です。

つまり離婚している人は1000人中1~2人ほどだということになります!

なんと全く違う結果になりましたね。

「3人に1人が離婚」という言葉はインパクトが大きいのでメディアが使いたくなるのは推測できますが・・・

数字を読み解くことで見えてくるものがありますね。

 

 

まとめ

「3人に1人が離婚している!」

その言葉を聞くとみんながやっているんだから自分も離婚を・・・と思うかもしれません。

しかし、数字のトリックに惑わされず、自分で考えて選択をしてください。

離婚を選択する前にいろいろな対策がとれるはずですよ。

離婚する前にチェック

愛想が尽きた時、考えるべき最も重要なことがお金の問題です。

後先考えずに進めてしまうと、その後の人生を大きく狂わせてしまうものとなります。

そんな時にチェックしたいのが、ファイナンシャルプランナーへの相談

「勢いで離婚を決意してしまったけど、この先いくらかかるのか、生活が成り立つのか見当もつかない」

漠然とした不安を取り除くために、FPに相談してみましょう。

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