-酒を飲むことは無駄-
このように思う方は多いのではないでしょうか。
確かにお酒には無駄な部分が非常に多いと思います。
お酒の無駄について考えていきましょう。
※※酒好き必見※※
※健康リスクが目に見える!!
お酒の無駄ポイント4つまとめ
お酒には4つの無駄があります。
それは・・・
- 金銭的な無駄
- 健康的な無駄
- 時間的な無駄
- 精神的な無駄
以上の4つ。
順番に見ていきましょう。
1.金銭的な無駄
これは・・・言うまでもありませんね。
- 日々の酒代
- 飲み会での出費
- 普段ではあり得ない時間の無駄なシメ
- タクシー代
- 宿泊代
あげていけばキリがありません。
特に毎日飲み歩くような方は、金銭的に余裕がないと厳しいものがありますね。
こんなの、生涯的に下戸の人と比べてみたら・・・
おっと、やめておきましょう。
むなしくなるだけですから。。。
2.健康的な無駄
飲酒のリスクは、あなたもご存知のように世間一般へ広く知れ渡っています。
- 肝臓
- 腎臓
- 痛風
- 肥満
- 脳への悪影響
- 睡眠不足
- 筋肉へのダメージ
「酒は百薬の長」という言葉があるように、少量でしたら健康増進効果が・・・
なんて考えない方が良いですよ?(笑)
どうせ飲み出したら少量じゃないんですから。
飲み会に出て1杯で終わらす人がどれだけいますか?
大多数は3杯、4杯、5杯に6杯と・・・
とても健康的な量に留めておく人なんか少ないことでしょう。
お酒の健康被害はあまりに有名です。
その中でもあまり知られていないかもしれないのが、筋肉へのダメージ。
ビタミンや水分不足によって、筋線維にダメージがいってしまう場合があるのです。
気を使うべきは肝臓に限らず、全身にダメージがいってしまうということですね。
お金を払って健康被害を買う。
なんとも無駄な行為なのでしょうか。
3.時間的な無駄
お酒を飲むと、全身の機能が低下してしまいます。
- 思考能力
- 認知能力
- 運動能力
お酒による能力低下は、時間経過による自然な解毒以外に方法がありません。
その間の時間は、例え活動をしていたとしても、かなりのロスが発生していることでしょう。
また、仕事上の付き合いによる飲み会参加の無駄。
人生で一番イヤな時間の使われ方ですよね。
移動時間は取られるし、拘束時間も長いし。
そして、何より睡眠時間まで削られてしまいます。
睡眠時間が削られれば、生産性も低下しますし、健康被害にも繋がり・・・
『お酒によって時間をロスしている』というのは抗いがたき事実でしょうね。
4.精神的な無駄
お酒を飲み続けていると脳の力が低下し、段々と低調になっていきます。
飲み会程度で済ますことが出来ているならば、問題は起こりにくいですが・・・
毎日毎日飲んでしまうようですと、精神的にはドンドンと落ち込んでいくことは間違いありません。
その結果を示すデータとして、アルコール依存症とうつ病の合併、ならびにアルコールと自殺の強い相関が確認されています。
少量であれば、それこそ心をオープンにさせる効果があってプラスに働きもするお酒。
ですが、あまりに依存が過ぎてしまうと非常に強いマイナス効果が表れてきてしまうということですね。
お酒は人に必要なのか
ここまで「お酒がいかに無駄なのか」ということを確認してきました。
どれだけ「人生においてアルコールが無駄なのか」がお分かり頂けたかと思います。
では、お酒は人にとって不必要な存在なのでしょうか?
その答えはノー。
「オイオイ、なんでだよ!」
そんな声が聴こえそうですね。
では、よく考えてみてください。
お酒の歴史を。
お酒は一体いつから存在していると思いますか?
「え?1世紀くらい?」
いいえ。
その答えは・・・
紀元前7000年ころとされています。
考古学上、確認できる最古のお酒は紀元前7000年頃のもので、もちろん醸造酒でした。
中国の賈湖(かこ)遺跡から出土した陶器片から、米や果実、ハチミツなどを原料とする醸造酒の成分が検出されたのです。
・・・閉口しちゃいますよね。
そんな、はるか悠久の昔から存在していたのがお酒なのです。
人類史と共に歩んできたお酒。
そんなお酒を軽々に「必要ないもの」としてしまうのはいかがなものなのでしょう。
ただ・・・
悠久の昔と異なり、現代で問題なのは・・・
アルコールの存在が、日常的過ぎることが問題なのです。
現代のお酒の在り方
お酒の歴史を考えると、軽々に「無駄で不必要なもの」というレッテルをはるのは非常に忍びないものを感じます。
ですが、現代におけるお酒は・・・
やはり【無駄だ】と言っても良いのかも知れません。
その理由は・・・
古来におけるお酒は神聖なものだったからです。
神事や冠婚葬祭。
そういった節目の行事において、常に人と一緒にあるのがお酒でした。
今でもその側面が崩れてはいませんが、それ以上に日常に入り込み過ぎてしまいました。
そうなってくると先に挙げたように、無駄やリスクばかりが増えてしまい・・・
結果、お酒は無駄以外の何物でもないという風潮まで出てきてしまうのです。
現代人類はもう少し、お酒との関わり方を考えた方が良いのかも知れません。
まとめ
お酒は無駄!・・・は確かに一部の側面を切り抜くと間違いのない事実なのかもしれません。
ですが、受け継がれてきた伝統や製法、それらの中に「人類の英知が詰まっている」こともまた事実。
アルコール依存に陥らないよう、健康被害を起こすことの無いよう、上手に付き合っていきたいものですね!