家の防音性は、快適に生活するために気になるポイントですよね。
- 「鉄骨住宅なら、外の人通りが多くても問題ないの?」
- 「鉄骨住宅は、逆に音が反響しやすいって本当なの?」
と不安に感じている方も多いでしょう。
そこで今回は、鉄骨住宅の防音性能の高さと、騒音対策についてご紹介します!
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
鉄骨住宅の防音性はどれくらい?
住宅の防音性は、密度の高い構造であるほど、高くなります。
そのため、鉄筋コンクリート造>軽量鉄骨>木造の順に防音性が高いと言われています。
鉄筋コンクリートの場合は、構造内部がコンクリートで満たされているため、音を通しづらいのです。
木造住宅と変わらないという声も・・・
とはいえ、軽量鉄骨住宅と木造住宅は、あまり防音性に差がないようです。
木造か軽量鉄骨かの違いではなくて、壁の仕様の違いです。
木造と軽量鉄骨の違いは「柱や梁」が木か鉄かということで、壁は関係ありません。
だから壁や床の造りを同じにしたら木造も鉄骨もほぼ同じ様な住み心地になるはずです。引用:yahoo!知恵袋
違うのは構造部分だけだからです。
壁や床材、窓の性能によっては、木造住宅の方が防音性が高いという声もありました。
鉄骨のうるささの特徴として,
「ゴン!」という金属音がそのまま響いてしまう。
木造なら,木が振動を吸収してくれる。
ところが鉄・金属だと,そのような吸収効果がない。
音をさえぎるどころか,よく音を伝えてしまう。
だから,木造よりも鉄骨のほうが騒音がうるさいのだ。
引用:日常生活と暮らしのメモブログ|『「軽量鉄骨」造の賃貸アパートの騒音漏れは,木造よりひどくうるさい。鉄筋コンクリート造と比べて防音性は雲泥の差』
軽量鉄骨より重量鉄骨が防音性高め?
同じく、「重量鉄骨」と聞くと、防音性に優れた印象を受けます。
しかし、構造部分の鉄骨の太さが6ミリ以上かどうかの違いだけです。
防音性にそこまで影響があるかというと、微妙です。
構造は軽量でも重量でも一緒。同じくらい聞こえます。
基本的にはALC構造でもなければコンクリートの薄いボード入っていないので、軽量鉄骨なら、外側の柱だけ鉄ですので、木造と同じくらい聞こえます。引用:yahoo!不動産
やはり重要なのは、壁や床、窓の性能であることに変わりはありません。
壁がペラペラだったり、窓とサッシの間が隙間だらけだったりしたら、音は筒抜けですからね・・・
アパートでは、一般的に、軽量鉄骨よりも重量鉄骨の方が、お金をかけて防音対策を施している場合が多いです。
そのため、「重量鉄骨=防音性が高い」と錯覚してしまっている人が多いようです。
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音漏れ・騒音トラブルを防ぐための対策
つまり、重要なのは構造よりも、床や窓の性能にこだわることでしょう。
遮音性の高い床材を選ぶ
例えば、私はダイワハウスで建てました。
ダイワハウスは、「マルチプレス遮音床」という技術をつかって、生活音を排除しています。
「低反発特殊防振ゴム」+「防振天井金物」が床から柱に伝わる音を遮ってくれます。
実際、住んでみると上の階の足音は聞こえるのですが・・・
それでもストレスに感じるほどではありません。
こういった、遮音性の高いつくりを採用しているハウスメーカーに頼むのがベストでしょう。
その他、床材にお金をかけたくない場合は、
- 吸音性の高い「コルクマット」を採用する
- 間取りを工夫する(音が発生しそうな部屋の下は収納スペースにするなど)
- 椅子の足に「チェアソックス」を履かせる
といった対策も効果的ですよ。
窓の数を減らす
窓が多い住宅は、防音性が低くなります。
- 壁よりも圧倒的に窓の方が薄い
- サッシのレールに隙間ができて音が漏れる
といった理由で、窓は音が出入りしやすいのです。
そこで、最初から窓の数を少なくしたり、大きさを小さくしたりするのがおすすめです。
窓は断熱性能、遮音性能ともに、壁にはまったく及びません。
窓を設けないのが一番ですが、設ける場合には密閉性の高い窓を採用するのが重要です。引用:yahoo!不動産
ただし、窓をゼロにするわけにはいきません。
採光とのバランスを考えながら、決めましょう。
その他、
- 「遮音カーテン」を採用する
- 「防音ガラス」を採用する
- 「二重サッシ・内窓」を採用する
- 開かない窓「FIX窓(はめ殺し窓)」を採用する
といった対策も考えられます。
まとめ
鉄骨住宅は、一般的に木造住宅よりも防音性が高いと言われています。
とはいえ、実際は、床材や窓の性能による違いであり、構造による違いは少ないようです。
遮音性の高い床材や、窓、サッシを採用しているハウスメーカーを検討するといいでしょう。