引用:牙狼プロジェクト
-黄金の輝きを失ったガロ-
ビジュアルがガラッと変わった印象的な牙狼「闇を照らす者」のあらすじをまとめていきたいと思います♪
冴島鋼牙の世界観とは全く異なる、道外流牙(どうがいりゅうが)の物語。
黄金の輝きを取り戻すことは出来るのか!?
牙狼~闇を照らす者~とは
牙狼、闇を照らす者とは、初代~MAKAISENKIまで続く、冴島牙狼の世界観を一新した牙狼シリーズです。
近未来なのか、パラレルワールドなのか、公式には特に解説はなされません。
世界観の違い
闇を照らすものでは、魔戒法師育成機関である閑岱(かんたい)が無くなってしまっていたり、ボルシティの私設警察SG-1の装備が近未来感あったりと、現代日本のままである冴島ワールドとは世界観が異なります。
とはいえ、街並みや人々の暮らしぶりは普通の現代のようですから、単純に未来というのも違うような気がするのですね。
(大人の事情を言えば、ロケ地が普通に日本だからというのもありますし、風景までCG化させるのは予算が足りないというのもあるでしょう。)
やはりパラレル説が濃厚ということで良いのではないでしょうか。
ボルシティという新興の街を舞台に、黄金の輝きを失った牙狼、道外流牙の戦いが描かれていきます。
後のオールスター作品である、「魔戒列伝」においては、時空を捻じ曲げるホラー・エイリスによって、冴島世界のキャラと、闇を照らす者世界のキャラが邂逅するシーンも。
時も、世界も、時空も超えて存在する、それが黄金騎士や魔戒騎士、そしてホラーである、ということですね。
この魔戒騎士とホラーの概念は、後のアニメ作品、「炎の刻印」や「紅蓮の月」でも表されています。
※炎の刻印は中世ヨーロッパが舞台。紅蓮の月は平安時代の日本が舞台。
「俺は一人ではない!かつて牙狼の称号を得た全ての英霊たちと共に俺は戦ってきたのだ!」
※あの熱い牙狼群のシーンです。
この鋼牙のセリフが全てを物語っているのです。
牙狼の称号を得たのは、何も過去の英霊たちだけではなく、異世界における牙狼もまた共に戦っている、ということですね。
この辺のクロスオーバーな演出は、魔戒列伝に先駆け、パチンコ版「金色になれ」でも描かれておりました。
邪竜ザジとのバトル時に、劣勢の流牙へと鋼牙が力を・・・
(ホワイトで飛んでて顔は見えませんが)
また、「金色になれ」では、保留連すると鋼牙から流牙へと赤鞘が継承される映像も。
しかし、冴島世界の続編「魔戒の花」で雷牙が出てきちゃったので。。。
鋼牙の正統後継者は、息子である雷牙なんですけど。。。
ま、まぁ当時はまだ雷牙のシリーズは考えられてなかったんでしょうね(汗)
大人の事情ってヤツですw
まぁ要するに!
冴島世界とは別のパラレルワールド的存在が、道外流牙が活躍する闇を照らす者の世界なのです。
闇を照らす者のあらすじ
流れ者の魔戒騎士・道外流牙は、指令を受けボルシティへと降り立つ。
いつものようにホラーを狩り終えた彼を待っていたのは、かつて袂を分かった符礼(ぶらい)法師と謎の魔戒騎士2人。
「流牙、われらと共に戦え!」
しかし流牙は、かつての師である符礼からの仕打ちを許していなかった。
逆らう流牙であったが、ボルシティに潜む闇に立ち向かう為、次第に協力して巨悪に立ち向かっていくのであった。。。
というのが、ざっくりとしたあらすじです!
単話オムニバス形式である、その他の牙狼シリーズとは異なり、闇を照らす者は一本のストーリーを軸に展開していきます。
- 金城グループの闇
- 魔導ホラーの謎
- 輝きを失った牙狼の鎧
これらの要素が複雑に絡み合い、徐々に謎が解けていくストーリーとなっています。
その中には、流牙にとって非常に辛い別れも・・・(泣)
闇を照らす者の見所
ぶっちゃけ、戦闘シーンにはあまり期待しない方が良いでしょう。
おなじみのワイヤーアクションや、身体を張ったアクションは見所と言えるのですが・・・
いかんせんですね。
- 鎧召喚がほぼフルCGな上に短い
- ホラーが手抜き
この二点が戦闘シーンをぶち壊しているんですよね~~。
「え?でもパチンコにはいっぱいホラー出てきたんじゃ・・・?」
確かにいっぱい出てましたねー。
パチンコ版の登場ホラー
- ブーケリア
- ソニクラス
- ヴァイオレータ
- etc
こいつらね、あれです。
パチンコ専用のホラーですから。
TVシリーズには一切出てきませんから。
おそらく、ブーケリアは、第一話に登場する花嫁のホラーのホラー態をイメージして作られたのだと思いますが・・・
ソニクラスも、そんな感じの音で増強されるホラーがいたんですが・・・
いかんせん、TVでは・・・
「キシャー!!」っていう、顔面がパックリ割れるタイプ、そう、ちょうど寄生獣のような感じの変なホラーが量産タイプみたいにいっぱい出てきたんです。
これ。
これ、このホラーだけじゃないんです。
みんな使いまわしなんですよ。
今までのガロシリーズじゃ考えられないでしょう?
いないことはないのですが、オリジナルのホラー態があるのって、かなーり希少なんです。
パチンコのように多様なホラーは出てきませんので、期待しないようにしましょう。
おっとと、話がそれました。
「じゃ、つまんねーの?」って思うかもしれませんが、そんなことはありません。
闇を照らす者の見所はズバリ・・・
ストーリー。
若き黄金騎士・道外流牙、そして仲間の法師・莉杏(りあん)、炎刃騎士・ゼン/蛇崩猛竜(じゃくずれたける)、天弓騎士ガイ/楠神 哀空吏(くすがみあぐり)らの成長ストーリーは存分に楽しめますよ。
そして、一本のストーリーを追う形の構成ですから、終盤に向けての加速感は見どころ満載と言えます。
もし、駄作のレッテルで不人気だったら、続編シリーズであるゴールドストームは作られていませんからね^^
闇を照らす者ネタバレ
闇を照らす者のネタバレです。
ボルシティの最大権力・金城グループ。
金城グループを裏から操るのが・・・
最初、味方面をしていた金城滔星(かねしろ とうせい)、その人です。
人為的にホラーを作り、操れるゼドムの種子・プラントを駆使し、尊士・リベラ・燕邦ら、魔導ホラー幹部を筆頭に配下を広げ、表から裏からとボルシティを支配しました。
流牙の存在を知った滔星は、元魔戒騎士である事から、非常に強力な魔導ホラーとなった尊士のように、黄金騎士であれば、より強い最強の魔導ホラーになるともくろみ、流牙にプラントを打ち込もうと画策をします。
結果、ゼドムの復活に滔星の計画は失敗に終わり、また自身も陰我ホラーとなってしまった為、討伐されて終わりです。
ちなみにクソみたいな性格でしたが・・・
その中の人は・・・
レッドレクイエムに登場した烈花の父親・ケンギと同じ津田寛治さんが演じています。
レッドレクイエムでの津田寛治さんは、慈愛に満ちた、娘想いの誇り高き魔戒騎士だった訳ですが・・・・・・・・・・
腐りきった悪役も出来るとは、津田寛治さんが名俳優と言う他ありませんw
>牙狼『RED REQUIEM』あらすじネタバレ【烈花が舞う!】
ちなみに符札法師を務める、大友康平さんもMAKAISENKIでホラー役として登場しているんですけどね。
銀河騎士・絶狼が超苦戦した、強ホラー・カゲミツ/猪狩重蔵役です。
牙狼には再登場する俳優さんが多いですから、そういうところのクロスオーバーも見ていくと面白いかも知れませんね!
まとめ
闇を照らす者は、続編として、「GOLD STORM翔」が劇場版・TV版として存在しています。
※同じタイトルですが、ストーリーは焼き物ではなく別物です。
いきなりそちらを見てしまうのも良いのですが・・・
どうせなら、道外流牙のデビュー作「闇を照らす者」を見てからの方が楽しめるのではないでしょうか。
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