本部流実践柔術の祖『本部以蔵(もとべいぞう)』
刃牙道における【超強キャラ】である彼。
たぶん、10年前に今回の話をしたら、当時の刃牙ファンからは・・・
「どうせコラだろ?」と鼻で笑われたことでしょう(笑)
いや、10年前なら、もう柳龍光を撃破済みか・・・
とはいえ、柳と武蔵では『格』が違うことも事実ですね。
幼年編までさかのぼってみれば・・・・
「あ、そいつ、本部の弟子だよ、弟子。え?誰って、そう、そのノムラだよ」って感じですね(笑)
まぁさておき今回は・・・
刃牙道【最強の守護キャラ】本部以蔵に注目したいと思います!!
本部以蔵プロフィールまとめ
- 年齢:50歳(最大トーナメント時)
- 流派:本部流実戦柔術
- 得意フィールド:公園
- 弟子1:花田純一
- 弟子2:ガイア(後付け)
- 弱点:力士&無手
『超実戦柔術』という・・・
- 『何をするのかよくわからない』
- 『渋川先生と被ってる為に消された』
などと思われていた流派でしたが・・・
ついに本部道、もとい刃牙道にて、その苦労が花咲くことになりました。
これには、さしもの勇次郎も「報われた」と。
地上最強生物、範馬勇次郎は思いのほか本部の事を認めているんですよね。
武蔵との立ち合いを邪魔されたにもかかわらず、この優しさ。
(激昂して顔芸披露しちゃったけどw)
確かに、勇次郎と立ち合い形式で二度、不意を突き一度。
地上最強生物の前に、都合三度も立ちはだかり、五体満足で帰還。
これは並大抵のことではありません。
ポイント
- 一度目:細かい描写はないが触れることも攻撃を感じることもできなかった
- 二度目:公園で勇次郎の攻撃をさばいていたが、鬼を出したのち、地面に投げつけられてしまう
- 三度目:ちゅどっ
独歩で言えば・・・
一度目にはバーにて負傷流血、二度目の立ち合い(地下闘技場)では序盤優勢に立ち回る物の片目を失い、さらには心肺停止状態にまで追い込まれました。
(愚地独歩灼熱の時間)
刃牙だって、明確な立ち合い形式では2度しかありません。
『幼年編ラスト』と『親子喧嘩編ラスト』。
共に五体無事と言える状況ではありませんでしたね。
しかも本部、勇次郎に『背中の鬼』を出させるまで実力を引き出しています。
要は『本部はノーマル状態では手こずる』と判断したのでしょう。
この時から、本部が強キャラであったことは板垣先生の中で固まっていたのは間違いありません。
(この時の作者コメント「本部が強くて何が悪い」にも注目が集まりましたよね)
(初登場時のフォントもおどろおどろしかったです)
公園本部の由来
本部以蔵、時に『公園本部』と表現されます。
なぜか?
それは・・・『本部×夜の公園=破壊力』
公園で戦うと、本部の戦闘力が跳ね上がるからですッッッ!!!
ぬ~。さすが『環境利用闘法の祖』ですね。
本部が公園で戦った人一覧がコチラ。
ポイント
- 範馬勇次郎
- 柳龍光
- ジャックハンマー
わお、そうそうたる顔ぶれ。
『地上最強生物』に『敗北を知らない男』、『明日を捨てた男(薄め)』
これらのキャラ達に見事勝利!!
・・・ごめんなさい。
勇次郎はさすがに無理でしたが(笑)
それでも当時最凶死刑囚編では・・・
『金竜山に敗れた本部』というイメージが強かっただけに『バキが一度敗北した男に勝利した事』は、バキファンの間に衝撃が走ったものです。
最トーで「こういうのがオイシイんだよな(ドヤァ)」から、見せ場なく敗北、その後は解説役が板についたモブキャラだと思っていたのに、です(笑)
柳を倒したのは『大金星』以外の何物でもなかったように思えます。
しかし、当時は現在の刃牙道のように『武器アリ戦』は少なく、武器を使用するのは『最凶死刑囚たちが容赦なく使っているだけ』がほとんどでした。
ですから、『本部は武器を使うと強い』なんてことは読者からしてみれば寝耳に水。
むしろ『グラップラーたちは武器をはるかに超越している』ように描かれていたのですね。
そこに、です。
「武器に頼るから技術が濁る」という謎の言葉を放ちながら、自身は『鎖鎌』や『ジャングルジム』、『日本刀』といった【凶悪な武器】を使用し柳を一蹴。
「いや、お前が使っとるやんけ!!!」とは、当時のバキファン全員が思った事ですね。
しかも不気味な墨絵風で妙にカッコイイ「ズン!!」
↓
実力者である柳が一歩も動けずに・・・
刃牙道を読んだ後なら納得ですけどね。
板垣先生、一体何年越しで伏線回収しているんですか・・・(笑)
本部流実戦柔術の弟子
実は孤独な道を行くように描かれている本部さんですが、弟子はかなりの数がいらっしゃる模様。
さすがに神心会ほどの規模ではありませんが・・・
初登場時には、弟子の一人を引き連れて神心会トーナメントを観覧しに来ておりました。
(この弟子は加藤清澄に撃破された後、登場ナシ)
現在では全く影も形も消え去ってしまった、プロレスラー花田純一。
あの本部に「わしの持つ技術で花田にできぬものはない」「格闘技の大天才」と言わしめた人物です。
・・・格闘技。
武術ではなく、あくまで格闘技。
いくら免許皆伝とはいえ、それはあくまで武術ではなかった、ということでしょう。
無手の本部さんは、ご本人曰く80点ですからね。
花田も良くて80点しかなかったのでしょう。
その結果は・・・マウント斗場にボロクソに制裁されてしまうという悲劇。
この花田のくだりの途中、刃牙に合気の技を披露する際に多数の弟子が登場しました。
(多数に組みつかれた状態からガッシャーするヤツ)
また完璧に後付けですが、超軍人ガイアは本部の弟子であるという位置づけに・・・・
せっかく、刃牙道で本部に焦点が当たりまくっているのですが【弟子が全然出てこない】
なぜガイアが後付けで登場?
少しでも格上げのつもりだったのかも知れませんが・・・
多数存在する弟子たちは一体どこへ・・・
見舞客も刃牙くらいだったし・・・
まとめ
「守護る」という言葉を有言実行し、守護キャラを貫いた果てに武蔵を撃破した本部。
しかし、当の本人は入院中。警官隊多数殉職。花山バトル中。
・・・本部、早く!早くケガを治してみんなを守ってくれ!!武蔵の暴走を止められるのはアンタしかいないんだから!!
(無論、この展開になったら、刃牙道人気は急降下するでしょうけれどもwwwwww)
追記:現在は刃牙が勝ちそうな勢いですね^^
追記2:徳川寒子(さぶこ)の勝利!!