家づくりを進める上で怖いのが「欠陥住宅」ですよね。
せっかく高いお金を出して建てたのに、理想の家と違うものが完成したらガッカリです。
しかし世の中には、気づかぬうちに手抜き工事をされたり、泣き寝入りしないといけなかったりするケースがあるのも事実です。
そこで今回は、悪質な被害に合わないために、過去にあった欠陥住宅の事例を紹介していきます。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
おすすめブログサイト紹介
それでは、欠陥住宅に関する教訓を得られるブログサイトを4つ紹介します。
おすすめブログ①一条工務店に欠陥住宅を売られ、地獄を味わった家族の軌跡in奈良県
一条工務店で家を建てた方のブログです。
- 二階の手すりがグラグラ揺れる(→「これくらい揺れるのが標準です」と返される)
- 床にはキズや凹みが3,000箇所以上ある
- 二階の出窓の壁が大きく削れているのを発見する
といったことがあったようです。
こちらのブログ主さんは、新築住宅を建てる際は、HMや担当者を信頼しきるのではなく、自分の目で毎日チェックするべきだと言っています。
仕事が忙しいと大変かもしれませんが、欠陥住宅が建たないように、家族で交代しながら、できるだけ現場に足を運ぶようにしたいですね。
また、担当者が現場を管理できてるか確認するために、電話で状況を聞くのも良いかもしれません。
一条工務店については当サイトでも記事をまとめておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
おすすめブログ②ツギハギだらけのモン吉ハウス
手抜き工事によって被害を受けられた方のブログです。
- 釘を強く打ちすぎて、木材に亀裂が入ったり、貫通して飛び出したりしている箇所が多数
- 土台に防蟻処理を施さない
- 確認申請書類に勝手にハンコを押されていた
- 気密テープが十分に貼られていない
- 断熱材が必要な箇所まで入っていない・隙間が空いている
- 通し柱が穴だらけ
という、数々の雑な施工が、写真付きで公開されています。
家が建てば、壁の下になって見えないところではありますが、手抜き工事は悲しいですよね。
最終的には、「建物の配置ミス」という決定的な契約違反があったため、HMが土地ごと買い取り、全額返金で契約を解除することができたそうです。
すべて工事が終了した上で全額返金がされるパターンというのは非常にレアケースです。
契約解除できず、お金が戻ってこないで泣き寝入りという方が世の中多いものです。
不幸中の幸いだと言えるでしょうね。
しかし全額返金とはいえ、家を建てるのには、相当な労力がいるのに慰謝料が出ないのは酷い話です。
「時間と気持ちを返せ!!!」って言いたくなりますよね。
また、HMに買い取られた家は、のちにモデルハウスとして販売されたそうですよ。
何も知らされずに、不良物件を押し付けられた人がいると考えると、怖いですね・・・
ちなみにどこのハウスメーカーかは開示されていません。
おすすめブログ③sekisuihouse isstageのblog
「100年住宅」と言われて積水ハウスで家を建て、酷い雨漏りを経験している方のブログです。
- 1988年:セキスイハウスでイズフラット建築
- 1993年:1階でバケツをひっくり返したような雨漏り(→無償で補償)
- 2000年:外壁塗装工事(130万円)
- 2003年:防水シート工事(190万円)
- 2010年:一階で雨漏り(→自力で修理)
- 2014年:一階で雨漏り(→自力で修理)
- 2015年:一階・二階共に雨漏り
建築から5年足らずで雨漏りし、防水シートの張替えが必要となったほか、その後もカビの発生や目地シーリングの劣化が激しく、とても100年も住める状態ではないようです。
しかも高額なメンテナンス工事をしたにもかかわらず、何度も雨漏り再発。
「ふざけんじゃねぇ!」ですよねぇ。
また、10年に一度のメンテナンスには、多額のお金がかかっています。
防水シートの張り方にも設計にも問題あり、もしご購入を考えている方がいらっしゃいましたら、100年もつのはコンクリートのみ、目地、防水シートは10年で劣化し、10年に一度メンテナンス代として300万から500万(足場を組み、目地シーリング、防水シート等やり直し)かかります。
こちらのブログのコメント欄を見ると、似た被害を受けた方がいることがわかります。
我が家も築30年のイズフラット 雨漏り3回 欠陥住宅間違いなし。銭返せ!
同じ時期に積水ハウスで建てられたようですね。欠陥が多い時期だったのかもしれません。
今は改善されているといいのですが・・・
積水ハウスについては当サイトでも記事をまとめておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
おすすめブログ④家族をテラス 法律家
セキスイハイムで「DESIO(デシオ)」の3階建て住宅を建てた方のブログです。
- ベビーカーやゴルフバッグを置けるようにしたいと頼んだのに、忘れられる
- 「自然光がふんだんに入る明るい家」という希望を伝えていたのに、真っ暗な廊下が完成する
- 「アルゴンガス入りのサッシ窓」を希望していたのに、何の相談も無く、ただのサッシに変更される
- 最終図面確認時に、メンテナンススペースを確保するために、家全体が20センチもズレた図面を渡され、こだわりの外灯を取り付けられなくなる
などなど、要望を完全に無視した施工をされてしまったそうです。
家づくりのプロでない私たちは、「大丈夫です」と言われたら、その言葉を信じてしまいます。
どうやって、被害を回避したら良いのでしょうか・・・
できる対策としては、打合せで話しあった内容は一字一句メモしたり、録音したりするしかないかもしれません。
私の場合でも・・・
打合せの最初期段階から「基礎を低く、段差をなくしてバリアフリーにしてくれ」という要望が完全に吹っ飛んでいました。
ドアの交換やスロープへの変更などして、なんとかなりましたが・・・
よくある話と言ってしまえばそれまでなのかもしれません。
ちなみに、セキスイハイムと積水ハウスはとても似た名前ですが別会社です。
関係性を知りたい方はこちらからチェックしてみてください。
また、セキスイハイムについても当サイトでも記事をまとめておりますので、気になる方はチェックしてみてください。
まとめ
家づくりには大きなお金が動きます。
だから自分に責任がかかるのを恐れて、無責任な言い逃れをしてしまうのかもしれません。
被害に合わないためには、HMに丸投げするのではなく、自分でも隅々まで確認するしかないのかもしれませんね。