マイホームを建てる際、床暖房に憧れますよね。
- 「床暖房で、冬も暖かいマイホームを建てたい!」
- 「新築住宅を建てるなら、足元からポカポカが良い!」
と考えて、床暖房の設置を検討している方も多いでしょう。
とはいえ、実際に床暖房を取り入れた方の中には、後悔している方もいます。
床暖房は高額なので、事前にデメリットも調べておくのがベストですよ!
そこで今回は、実際の口コミ情報をもとに、床暖房のデメリットをご紹介します。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
床暖房のデメリットまとめ
それでは早速、床暖房のデメリットを5つご紹介します!
デメリット
- 初期費用が高い
- ガス代・電気代が高い
- メンテナンス費用がかかる
- 床暖房の寿命がある
- その他(使い勝手)
順に見ていきましょう。
1.初期費用が高い
一番のデメリットは、初期費用が高額なことでしょう。
床暖房は、大きく2種類に分かれます。
- 温水が床下で循環して温める「温水式」
- 電気のエネルギーで温める「電気式」
12畳のリビングに設置する場合の初期費用は、次のようになります。
- 温水式:55~65万円程度
- 電気式:30~40万円程度
※ただし、部屋の広さや、設置数、ハウスメーカーによって価格は異なります。
どちらにせよ、床暖房を設置するには、高額な初期費用がかかる点がデメリットですね。
新築住宅で床暖房を設置する場合は、「温水式」を採用されることが多いです。
初期費用を見ると、電気式の方がお買い得ですが、
- ランニングコストが安い
- 温まるまでの時間が早い
- 床の温度のムラが少ない
という点から、新築住宅では、温水式の床暖房を導入することが多いです。
よって、ここからは、温水式の床暖房を中心にデメリットをご紹介します!
2.ガス代・電気代が高い
ランニングコストがかかることを覚悟しましょう。
12畳のリビングに、温水式の床暖房を導入した場合「約6,000円/月」のガス代がかかると言われています。
(ちなみに、電気式の場合「約13,000円/月」程度の電気代だと言われていますよ。)
ただし、機種や温度設定、お住まいの地域などによって価格は変化するので、参考までにお考えください。
2週間弱つけっぱなしにした結果は6,013円。
みなさん、この金額どう思いますか?
高い?安い?普通?
私がこの明細を見た瞬間の第一印象は「ゲッ!」でした。
引用:HAPPY ORDINARY SAY|『わが家のガス代大公開!ガス温水式床暖房☆1ヶ月つけっぱなしチャレンジ!前哨戦』
また、10帖越えの床暖房を使用しているブログ主さんもガス代を公開してくれています。
1~3月の平均ガス料金は、1万6000円だったそうですよ。
出社・帰宅のタイミングに合わせて朝5~8時にタイマーでオンオフ、
夜は17~24時まで使用というのが平日。
休日は朝起きてから寝るまで、家にいる間はずっとつけっぱなしでした。
それで16,000円!!
賃貸アパート時代、プロパンガスの高額請求に苦しんだ経験がある身としては、この額は十分納得できる料金でした。
エアコンは一切使ってないので、暖房機器はこのガス代のみ。
これを高いと見るか、低いと見るかは人それぞれです。
とはいえ、床暖房とエアコンを比較すると、一般的には、床暖房の方がランニングコストが高い言われています。
まあ、快適具合が違いますし、メンテナンス費用を考えると、単純な比較は難しいんですけどね・・・。
床暖房わが家の場合
かくいうわが家も、同じような価格ですね。
使わない時期に比べ、冬場はどうしてもガス代が6000円~8000円くらいはアップしてしまう感じ。
快適に過ごす為にはしかたない出費です。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
3.メンテナンス費用がかかる
さらに、床暖房には、メンテナンス費用もかかります。
- 不凍液の交換(5~10年ごと):3~5万円程度
- 点検費用(1年ごと):約5,000円
- 修理費用:約30~100万円程度
また、ネットで、メンテナンスに関する口コミを調べると、故障に関する情報がヒットします。
例えば、温水を循環させるポンプが故障した方は、修理に6万円近く請求されています。
修理代金は、56,160円でした。
内訳は次の通りです。部品(ポンプと回路基板):42,000円
工料:8,200円(値引き込み)
出張料:1,800円
消費税:4,160円
まだ家を建てて8年だったそうです。
高い買い物なので、このペースで劣化されては困ってしまいますね。
修理に来た人に聞いたが、家電なんで、基本は通常のエアコンなどと同じく耐用年数は10年ですよ、ということ。
作る時に聞いた話では、そんな短い期間ではなく随分長いこと使えるという話だったんだけどな。
もちろん、10年で100パー壊れるわけではないが、それにしても。。。。。
なんせね、床暖房は設置費用も含め機械も含め高価なものなのでね。普通のエアコンなんかを付けるのにかかる費用とはわけが違うから。
そんな話なら付けなかったわ、と思ったりも。騙された気分。
引用:高橋則彦のブログ|『【一条工務店・床暖房】自宅の暖房設備の故障でやはり、世の中、話の仕方次第で結果が変わるものだ、と改めて思わされた件について』
このように、購入後も、高額なメンテナンス費用が必要な点はデメリットでしょう。
わが家はまだ、築2年くらいなので、故障は起きていませんが・・・
どうしたってメンテ費用がかかることを考えると憂鬱ですね。。。
4.床暖房の寿命がある
種類によって長さは違いますが、床暖房にも寿命があります。
床暖房マットは、基本的に30年は問題ないと言われていますが、時には配管の中で水が腐ってしまいコレステロールの様な浮遊物が張り付き流れが悪くなる事があります。一般的に床暖房を節約で使わない家が腐りやすいです
引用:yahoo!知恵袋
建て替え前に、劣化して使えなくなる可能性がありますよ。
また、まだ使える状態でも、床暖房を「使わない」人がいるようです。
スマイラボのアンケート結果によると、床暖房を持っている方のうち、30%以上は使っていないそうです。
中でも、築21年以上の住宅では、過半数が「使っていない」という回答でした。
故障したときに、「修理に出すのが面倒で、それから使わなくなった」という人が多いのでしょう。
以上の結果より、床暖房は、高額なのに、すぐに使わなくなる可能性があるというデメリットがあります。
5.その他(使い勝手)
キッチンに床暖房を採用すると、不便があるようです。
買ってきた食材を床に置くと、温まり、腐ってしまいます。
みかんを段ボールで買って、廊下で冷やしておく。。。
っていう冬のあるあるも一条工務店には通用しねーんだぜー。
あーーっという間にすーーーーーぐカビます!
みかんを大量に買っても涼しい避難場所がない。
なのですぐ食べきるだけしか買えません。
しっかり食材の収納スペースを確保しておかないと、冷蔵庫が溢れかえってしまうでしょう。
また、床暖房は、すぐに部屋を温めてくれるわけではありません。
エアコンやストーブに慣れていると、勢いよく暖かい空気が流れてくるのに慣れているため、じれったく感じるかもしれませんね。
微妙な温度調整を、瞬時に行えないのはデメリットと言えます。
エアコンみたいな瞬発性はないので
「わ!さむ!あっためよ」ポチリッ
「わ!あつ!温度下げよ」ポチリッ
みたいなことはできません。
ちなみにわが家の場合は、キッチンとリビングは別にスイッチがあるのですが・・・
基本的にリビング部分しか使ってないんですよね。
キッチン部分をつけないという選択肢があるならば、よく考えた方が良いかも知れません。
もちろんメリットも!
もちろんメリットもあります。
ホッとする暖かさで、生活が快適になったという声が多くみられるのも事実です。
足元が温まるだけで、こんなにも全身が温かいなんて。
赤ちゃんも4歳児も猫も大人も、床暖房が大好き。ついついゴロゴロしたくなっちゃう。
遊びに来た友達が、「自宅に後付けで床暖つけたい」と業者に相談しはじめたぐらい床暖房っていいです。
私の家も、床暖房を導入していますが、やはり快適です!
↑の参考の通り、猫はゴロゴロするのも一緒w
外猫が寒空の中、厳しい生活をしているのに、うちの猫ときたら・・・(笑)
一番人が集まる場所にだけでも導入すると、だいぶ過ごしやすい住宅になりますよ。
たしかに、費用はかかりましたが、この快適さは一度体感したらやめられないッ
デメリットを上回るメリットを感じます。
まとめ
床暖房は、非常に快適です!
しかし、コスト的なデメリットがあるのも事実・・・
これから先、メンテナンス費用がかかると思うと、私もちょっと怖いです(笑)
価格と性能を天秤にかけて、家族とよく話し合ってみてくださいね♪