これから家を建て替えようと考えている人にとって、
「建て替えにどのくらいの費用がかかるのか」は重要なポイントですよね。
これをしっかり確認しておかないと、契約後に思わぬ出費が重なり、生活が苦しくなってしまう可能性がありますよ。
そこで今回は、家の建て替え費用の相場をわかりやすくご紹介します!
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
家の建て替え費用の相場
家の建て替えには、大きく4つの費用がかかります。
ポイント
- 家の解体費用
- 新築の建築費用
- 引っ越し費用
- 家ができるまでの仮住まい費用
順に詳しく費用の相場を見てみましょう!
1.家の解体費用
家を建て替えるには、まず今ある家を取り壊す必要があります。
家の構造によって、頑丈さや、廃棄物の量が変わるため、価格が異なります。
解体費用の目安は以下です。
- 木造住宅の場合:坪単価2〜3万円
- 鉄骨住宅の場合:坪単価3〜4万円
- 鉄筋コンクリート住宅の場合:坪単価4〜5万円
とはいえ、これはあくまでも参考程度に考えてください。
解体費用は、次のような要因によって上下します。
- 道路の幅(重機が入るスペースがあるか/人通りは少ないか)
- 処分する家財道具の量
- 解体の時期
- アスベストの有無
複数社に見積もりを頼み、安く解体して、新築にお金を回したいですね♪
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2.新築の建築費用
当然ですが、新築住宅を建てるためには、建築費用がかかります。
これは、ピンキリですが、2000〜3000万円程度かける方が多いようです。
価格を分けるのは、次のようなポイントです。
ポイント
- 構造(木造/鉄骨/鉄筋コンクリート)
- 設計の自由度(規格住宅/自由設計)
- 敷地面積の広さ
- 間取り(凸凹の有無/何階建てか)
- オプションの有無
- 立地の良さ
- 建築会社(工務店/ハウスメーカー)
また、新築を建築した後は、3種類の税金が発生します。
- 印紙税(契約書を交わす際の税)
- 不動産取得税(不動産を取得した際の税)
- 登録免許税(土地・建物の登記にかかる税)
さらに、1月1日時点で所有している建物には「固定資産税」がかかります。
古い建物よりも新築住宅の方が評価が高く、税金の負担が増えることがほとんどですので、これも手痛い出費ですね・・・。
3.引っ越し費用
古い家から仮住まいへ。
仮住まいから新築へ。
荷物を移すため、引っ越し費用もかかります。
この引っ越し費用は、時期や荷物の量によって変わります。
だいたいの相場は以下です。
ポイント
- 単身:3万~4万円程度
- 夫婦:6万~7万円程度
- 家族:8万~10万円程度
費用を安くするためには、複数社から見積りをもらい、交渉しましょう!
2社の最初の見積額は、なんと¥70000近くも差がありました。びっくり!
仮にA社・B社としますと、
A社…約¥120,000 → 値引き後約¥90,000
B社…約¥50,000弱
B社は一発で安めの金額を提示してくれ、営業マンの印象もよかったので、B社でいこうかと考えました。
が、A社に「B社は4万円台になった」ということを伝えると(相見積もりはしていると前もって伝えてありました)、B社の提示額以下まで値引きした上、食器の荷造りと荷解きのオプション+その他の細かいサービス(家の内外の掃除や向こう半年間有効の家具移動など)も付けるということに。
その上、廃棄する家具の運び出しもしてくれるとのことで、結局A社にお願いしました。
引用:くらそうねマガジン|『家づくりの過程で最もしんどかった「引っ越し」と仮住まい(1)』
4.家ができるまでの仮住まい費用
家を建て替えている間は、仮住まいを確保しなければいけません。
仮住まいの費用は、以下の2点によって変わります。
- どこに住むか
- どのくらいの期間住むか
具体的にみてみましょう。
1.どこに住むか
まずは、仮住まいの場所です。
次のような場所が候補になります。
- 実家
- 賃貸物件
- ウィークリーマンション
- リフォーム会社の仮住まいマンション
- ホテル
実家に泊まるのが、一番お財布に優しいですね。
とはいえ、何ヶ月も親にお世話になるのは心苦しいものです。
その場合、短期間住める住宅を探すことになります。
ただし、「短期間」は、大家さんが嫌うため、中々いい住宅が見つからなかったり、割増料金を取られたりする場合があるようです。
契約したハウスメーカーが不動産会社と提携を結んで、住宅を紹介してくれている場合もあるので、確認してみましょう!
2.どのくらいの期間住むか
一般的に解体工事には1ヶ月前後かかります。
さらに、着工から完成までに、2〜6ヶ月かかります。
できるだけ、短い期間の方が、仮住まいの負担が少なくなりますね!
まとめ
家の建て替えには、建物価格の他にもたくさんのお金が必要です。
- 解体費用
- 税金
- 引っ越し費用
- 仮住まい費用
これらの出費も考えて、余裕を持った予算を組みたいですね♪