「家を建てるなら防音設備がほしい!」
音楽に携わっている人なら一度は夢見たことがあるのでは?
時間やお隣さんからの苦情を気にすることなく、自由に楽器が弾ける空間はまさに憧れですよね!
その一方で、「防音室は高いから。。。」と、はじめから諦めてしまう方も非常に多いです。
確かに防音設備をつけるには追加費用がかかるケースがほとんど。
ただし、先入観だけで選択肢を狭めてしまうのはもったいないですよね。
この記事では、防音室のある新築注文住宅を建てる際の疑問点をまとめて解説していきます。
自分の理想のミュージックライフに近づけるよう、家作りの参考にしてみてくださいね!
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
防音室の価格相場とは
ひと口に「防音室」「防音設備」といっても、その作り方はさまざまです。
大きな枠組みでいうと、以下の2つのパターンを検討する方がほとんどになります。
- 地下室をつくる
- 間取りの中に防音室を組み込む
「どんなにお金をかけてもいい!」という人の中には、家ごとまるまる防音空間にするケースもなくはないですが・・・
プロのミュージシャンや音楽プロデューサーでもない限り、あまり現実的ではないため割愛いたします。
1.地下室をつくる場合の価格相場とは
相場では1坪あたり50万円以上の費用が必要になるといわれています。
地盤改良や換気設備、楽器の搬入費用などを含めると、実際はさらに高額な予算が必要になることも。
これ以上は立地や楽器の種類を検討しながらでないと、細かい数字を出すことは難しいでしょう。
2.間取りの中に防音室を組み込む場合の価格相場とは
一般的にいわれている費用目安は以下の通りです。
- ピアノ:150万円~
- シアタールーム・オーディオルーム:230万円~
- ドラム:250万円~
ボリュームの大きな楽器ほど費用が膨らむ、というのはイメージしやすいですね。
また「床に置く楽器か?」という点もポイントです。
音は空気だけでなく、触れている床を振動させることでも伝わります。
ギターやバイオリンのように持って演奏するタイプの楽器と比べ、ピアノやドラムのような楽器では、より高い防音性能が必要です。
しかし、こちらの価格はあくまで目安にすぎません。
- 他の部屋へ一切聴こえないレベルに遮音する
- 家の外へ漏れないレベルなら多少は聴こえてもいい
求めるレベルに応じて、簡単に金額が上下してしまいます。
まずは見積もりを取ってみることが先決と言えるでしょう。
地下室と防音室はどちらが良い?
地下室をつくるケースも、1室を防音空間にするケースも、どちらにもメリット・デメリットがあります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
- どんな楽器を演奏することを前提にするのか
- どの程度の遮音性能を求めるか
- 予算はどの程度か
といった、ご自分のライフスタイルと照らし合わせながら読み進めてみてください。
地下室を作る場合のメリットとデメリット
地下室はリフォームでは難しい、注文住宅ならではの選択肢だといえますね。
狭小地や少ない坪数でも実現できる一方、誰でも気軽に取り入れられるわけではありません。
地下空間を作る場合のメリットとデメリットを解説します。
地下で防音対策をするメリット
地下室をつくるメリットは以下の3つ。
- 防音効果が高い
- 生活空間を広く確保できる
- もしもの時の備えになる
部屋の一角を防音室にするケースと比べ、地下室は防音性能が格段にアップします。
近隣への音漏れを気にする場合や、複数の楽器でバンド演奏をしたい方には大きなメリットだといえますね。
地下に空間を設けることができれば、もちろん地上部分となる間取りはすべて生活空間として利用できます。
そのうえ、条件を満たせば地下空間は容積率に含まれないというメリットも。
大きな楽器や防音設備に圧迫されることなく生活できるため、演奏者にとっても家族にとっても快適な空間を実現しやすくなります。
地下で防音対策をするデメリット
メリットの大きい地下室ですが、もちろんデメリットもあります。
- 費用がかかる
- 結露やカビ対策が必須
- 楽器の搬入出が大変
なんといっても一番高い壁は「費用」です。
繰り返しになりますが、地下空間を作る場合、1坪あたり50万円前後の費用が必要になるといわれています。
地盤の補強が必要なケースではさらに高額になることも。
費用面と並んで大きな問題となるのが、換気対策についてです。
地下空間はどうしても湿気がこもりやすくなるため、結露やカビが発生しやすくなってしまいます。
必ず換気設備を取り付けなくてはなりません。
その他の湿気対策も必要となってくるでしょう。
ですが、いくら換気設備を整えたところで、楽器の湿度管理を地下室で行うのは至難の業です。
24時間換気の他に、年中エアコンをかけっぱなしにしておくなど考えると・・・
さらに予算が膨らんでしまうことも、よくある話なのです。
間取りの中に防音室を組み込む場合のメリットとデメリット
一般的に取り入れやすいのはこちらのケースになります。
間取りの中の1室を防音室にし、防音壁や防音床をフル活用した「屋内カラオケボックス」のような空間を設ける方法です。
防音ルームをつくるメリット
室内に防音ルームをつくるメリットは以下の3つ。
- 費用が抑えられる
- 楽器によっては最低限のスペースで済む
- 家族と音楽を共有しやすい
地下空間を作るような大掛かりな工事は必要なく、費用を抑えやすくなります。
また、バイオリンや管楽器、ギターなどの小さな楽器の場合は、必要最低限のスペースのみを防音空間にすることも可能。
間取りを考える段階で、ご自分に合った設計を組みやすいという点は大きなメリットだといえます。
同じ空間に音楽ルームをつくれるため、閉鎖的な空間になりにくいという特徴も。
家族の気分に合わせて音楽を楽しめるという点も大きな魅力になります。
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防音ルームをつくるデメリット
防音室をつくるうえで注意したいのが以下のポイントです。
- 防音性能によっては音漏れしてしまうことも
- 想像よりも大きな空間が必要になる
- 簡易タイプの防音ルームは見た目がイマイチ
地下空間とは違い、どうしても音漏れが気になってしまうことがあります。
性能を高めれば、それだけ費用もかさみがち。
高い遮音性を求めるほど予算が膨らんでしまうという点は注意する必要があります。
また、防音設備はただ壁を2重にすればいい、といった単純な構造ではありません。
壁と壁の間に空気の層を設けるなど、通常の間取りより広い空間が必要となるケースがほとんど。
生活空間を圧迫してしまう場合もあり、家族との話し合いが重要になります。
簡易防音室という選択肢も
ちなみに、簡易防音ルームというものもあります。
簡易的な防音空間でいいやって方は、大金をかけて防音室を用意しなくても良いかも知れません。
デザイン性や遮音性は確実に劣りすが、メリットもあります。
- 間取りに合わない
- 内装に合わない
- 子供が引っ越す
このような時に移設が簡単なのですね。
ただし、簡易と言っても性能を求めていくと・・・
100万円、200万円は普通の金額です。
それだったら最初から防音室を組み込んだ方が、せっかくの注文住宅には良いのかな、とも思いますね。
自分の音楽スタイルにぴったりな見積もり・間取りを知りたい!
- 「結局のところ、自分たちが求める防音室にはいくらかかるの??」
- 「素人じゃ防音室のある間取りがうまくイメージできないよ」
- 「防音室のある家、諦めなくていいの??」
こんな疑問を抱いた方、大丈夫です。
無料で「間取りプラン×見積書」を作成してくれるサービスがあるのです。
希望に合った間取りプラン案はもちろん、細かい価格目安や、自分のミュージックスタイルに合った見積もりを提示してもらえるサービスです。
また、複数の会社に一括で見積もりを依頼することができるのは非常に大きいメリットです。
間取りや予算組みの時ってどうしても・・・
- 「こうじゃないんだよなぁ・・・」
- 「どう考えてもこの間取りセンスないでしょ(笑)」
- 「なんでこの項目こんなにするの?ホント?」
こう不満に思ってしまうことって絶対あるんですよね。
ダメな会社、ダメな担当って、要望を伝えてもうまく形にしてくれません。
一社ずつ対面営業を聴いていたら、いくら時間があっても足りません。
ダメ会社をあぶりだす為にも、一度ためしてみてはいかがですか?
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