今回はアフィリエイト商品案件の選び方について細かく考えていきたいと思います。
どんな案件でも全く売れないことはない!!
・・・とは思いますが、どうしたってそこに有利不利はあります。
最初からやりやすい案件でやっているのか、やりにくい案件でやっているのかで、結果は雲泥の差となってしまいます。
しっかりチェックしていきましょう。
アフィリエイト案件の選び方の前に
あなたはどちらの方法で記事やサイトを作りますか?
ポイント
- 記事(検索ワード)にマッチした案件を探す
- 案件に狙いを定めてから記事を書く(サイトを作る)
どちらが良い悪いというのもありませんが、熟練したアフィリエイターさんほど後者の方が多いでしょうね。
私は両方とも行っています。
順番に見ていきましょう。
1.記事(検索ワード)にマッチした案件を探す
個人的にはこちらの方が初心者はうまくいくんじゃないか・・・?
と最近では考えています。
というのも、私の方法は基本的に穴場を突いて戦う方法。
レッドオーシャンジャンルでバチバチに勝ち抜くというのが苦手なんですよね。
この競争激しいアフィリエイト業界で何年も戦い続けている強豪アフィリエイター。
彼らの作る完璧に洗練されたようなサイトと戦いたくないでしょう?
なので、悩みの深いクエリ(検索ワード)を探して記事を書く。
それにマッチした案件を探す。
案件がなければAmazonでも楽天でも良いです。
それもなければアドセンスに頼るだけでも良いです。
穴場のクエリを探すことができれば、それだけで息の長いコンテンツとして生き続けてくれますからね。
無料部分もけっこうあります
資産型ブログ×アフィリエイト|ブルーオーシャンジャンルの探し方と収益化につなぐ方法
それに、完全な知識系記事(例:ワードプレスにアドセンスを貼る方法とか)でなければ、大抵の分野で繋げられそうな商品はあります。
映画を見た記事を書くならVODに繋がるし、お金に関する悩みについての記事を書くなら投資/借金/FX/クレジットカードなどに繋がりますからね。
人の悩みの深いところを探ることができれば、たいていどこかの企業がマネタイズしているものです。
まずは悩みの深い検索ワードを探してみる/考えてみるということは大事なことですね。
参考
2.案件に狙いを定めてから記事を書く(サイトを作る)
上でも書きましたが、熟練したアフィリエイターさんはこちらの方法が多いですね。
あらかじめ案件を定めた上で、サイトの完成形(どんなコンテンツを投入するか、何記事入れるのかまで決まっている)が見えた上で作成していく方法です。
記事やサイトの設計以前に「これは間違いなく良い案件!!!」と思って、取り組むことを決めても・・・
ふたを開けてみたら「既に超レッドオーシャンやんけ!!!」となってしまうことは多々あるはずです。
競合チェックもせずに「良い案件」とだけ考えて100記事も200記事も作ってしまっては、目も当てられない結果になってしまうことでしょう。
※もちろん、圧倒的クオリティで下克上できる方は稼ぎまくれますけどね。
でも、この能力が要らないかと言えばそうでもありません。
1番の方法で進めていくと、いつかは記事の横展開をしていくタイミングが出てきます。
どうしたって案件から検索ワードを捻出していく作業が必要になるのです。
※商品を欲しい人は誰なのかを徹底的に考える。競合サイトはどんな内容なのかをリサーチするなど。
ちょっと書いた10記事20記事だけでは、ズバピタで稼げるものではありません。
繰り返しですが、それくらいで稼げてしまう方は、以下のような方。
- 超精密にサイト設計をしている
- ズバ抜けたセンスを持っている
- 新案件やトレンド案件で敵がガラ空きの状態
仮想通貨が盛り上がった出始めの頃に取り組んでいれば、初心者でもびっくりするくらいの大金を得ていたかもしれません。
でも、そんなうまい話は未来予知でもできない限り、再現性のあるものではありませんよね。
なので、いくら良い商品(成果発生しやすい案件)でも、周りの状況が見えていなければ、それは良い案件とは呼べるものではないのです。
良いアフィリエイト案件の選び方
大きく稼げるアフィリエイト案件の選び方として、強豪アフィリエイターのひつじさんはこう定義しています。
- 報酬単価が高い
- 成約率(CVR)が高い
- 承認率が高い
- 特別単価が大きい
- 自分の推したい良商品かどうか
確かに大きく稼ぐためには、この5か条を守っていれば間違いありません。
ですが。
この項目すべてに当てはまる見えない但し書きがあります。
それは・・・
※ただし上位表示ができた場合のみ
ということ。
アフィリエイトの大原則ですね。
※例外として、SNSマーケティングを駆使する/メルマガを使う/リスティングを使うなどすれば上位表示は必要ありません。でも、SEO以上に難しいテクニックですよね。
この上位表示を目指す、ということが初心者~中級者にとっては大きな足かせになることは間違いありません。
また、ここで言う成約率や承認率、特別単価の幅なんていうのは、初心者にとっては分かるべくもありません。
初心者でなくとも、使おうとしている案件のASPで、ある程度の報酬を稼いでいないと全く見えない部分です。
例外もありますが、基本的に成約率や承認率は一定額の報酬を稼いでランクアップしないと確認できません。
ランク特典例
※私も、総合的な収益額ではそこそこ稼いでいますが、A8はあまり稼げていないので全く見えません\( 'ω')/
万年ブロンズ~シルバーです。
ランク特典ページを見てもらえれば分かりますが、ある程度の額っていうのがネック過ぎますよね。
A8で言えば、承認率を見ようとしたら、月3.3万円を3か月以上継続しなければなりません。
特単交渉で言えば、月6.6万円を3か月以上継続しなければなりません。
特単交渉の幅がどれくらいあるのか?
簡単に教えてくれるASPや広告主もいるかもしれません。
ですが、それを知る為には基本的に専任担当者さんがついてくれないと確認するすべなどないのです。
※担当がつくレベルもASPによってまちまち。A8など大手はなかなかついてくれない。
タウンライフでは私、20~40万円くらい稼げていて担当さんもいますが、特単の上限など教えてくれません(笑)
上級者を優遇するのは、ビジネスとしては当然なのかもしれません。
ですが、初心者~中級者にとっては全く厳しいルールですよね。
アフィリエイトのグレーたる部分がよく見えるポイントと言っても良いでしょう。
では初心者はどうやって案件を選べば良いのでしょうか。
アフィリエイト案件の選び方
繰り返しになりますが、メディアランクが低い場合・・・
注意ポイント
- 成約率が見えない
- 確定率が見えない
- 特単の余地がわからない
この状態で戦っていく必要があります。
これらが見えない中で、成果を出しやすい案件と地雷案件の見分け方を解説していきましょう。
注意したい地雷案件の条件
これはいわば「成果地点/承認地点の遠いもの」、そして「リピーター不可のもの」と考えてくれればOKです。
案件詳細にこのような記載があるものです。
注意ポイント
- 初回限定
(複数個購入でも固定報酬のものがほとんど) - 定期購入
- ウェブ申し込み後、来店/入金確認
- 会員登録後、一定金額以上の利用
- 公式サイトで買うメリットがない
(Amazonや楽天にも同じ商品がある)
初回限定購入という商品は数多くあります。
LPも作り込んであって、初回購入特典なども目立ち、発生がしやすいものは多いです。
ですが、リピーターを呼び込んでしまうと・・・
せっかく発生した報酬も、却下されてしまうんですよね。
また、定期購入なら報酬は大きくなる傾向ですが、初回限定よりもハードルが高いものです。
その他の項目もなんやかや・・・
「せっかく発生したものの却下されてしまった!!」となりやすい条件ばかりですね。
確定率が見えないと、報酬に釣られてつい手を出してしまいがちですが、注意しましょう。
私も高額案件に釣られて試してみたことがあります。
結果は・・・
こんなヾ(*´∀`*)ノ
先月から今月にかけてターゲッティングがはっきりしていて面白そうだからと始めた案件・・・
20万発生で既に15万円分非承認ヾ(*´∀`*)ノ— 米陀@エフッエフッエフッ (@beer_whiskey1) 2019年4月14日
※その後、残りの5万円もすべて非承認となりました。
そして、案件が普通にAmazon楽天でも売られている商品があります。
公式サイトで買うと安い!特典がつく!などであれば差別化もできますが・・・
大体の場合、値段もあまり変わらないんですよね。
そうなってくると、ユーザーとしては使ったことのないサイトで買うよりも、普段使いのAmazon楽天を選んでしまうことは多いです。
であるならば、公式リンクだけではなく、Amazon楽天リンクも合わせて紹介できると良いですね。
また、もう一つの条件として・・・
LPの作りが悪い/広告がださいというものもあります。
注意ポイント
- 電話番号がでかでかと記載されている
- サイトが古臭い
- 商品情報がテキトー
(何個届くのか、g数が書いていないとか) - 導線が多くて何をして良いのかわからない作り
電話番号から直接問い合わせされてしまったら、アフィリエイトの仕組みから外れているので、成果発生の確認ができません。
※ウェブ申し込み→後日、電話相談という流れの案件なら大丈夫。
そして、「古臭い/ださっ/めっちゃ見にくい」などといった印象を抱いたら黄信号。
あなたが思っている以上にユーザーは敏感です。
案件詳細だけ見て広告を貼りつけるのではなく、ちゃんとクリック先の画面、申込みの画面まで確認するようにしましょう。
また、初心者が引っ掛かりやすいものの筆頭として・・・
クリック報酬というものもありますね。
「クリックされるだけで報酬がもらえる!」ってやつ。
これ、アフィリエイトなら気にしない方が良いです。
10円~100円とかもらえるアドセンスじゃないんですから、クリックは全部1円ですよ。
いくらクリックされたってチリツモにすらなりません。
成果を出しやすい案件の例
最初にお断りしておくと、大きく稼げる案件ではなく、あくまで発生させやすく報酬が却下になりにくい案件の条件です。
取り組みやすく失敗しにくい案件は、これらの条件がいくつか当てはまっているものになります。
ポイント
- 無料登録/無料問い合わせ/無料ダウンロード
- 購入○%
(何個買われてもOK) - 報酬発生地点が段階ごとにある
(申し込みで100円→来店で1000円→成約で10000円とか)
無料で登録するくらいなら、ユーザーの心理ハードルが低いものです。
また、購入○%というのは、Amazon楽天などと同じですね。
いっぱい購入されればされるほど、パーセンテージ報酬がもらえるというのは案外大きいものです。
例えば、同じ3000円の商品で見てみましょう。
- 初回限定300円固定報酬→2個購入されても300円
- 購入10%報酬→2個購入されれば600円/リピーターOK
初回限定の方が、報酬単価は大きい傾向が多いです。
ですが、似たようなレベルの報酬でこのふたつの競合案件が並んでいるなら、間違いなく後者を選んだ方が報酬額は増えることでしょう。
※初回限定の特典がいっぱいあって訴求しやすい(=発生させやすい)場合もあります。
そして、段階報酬の条件。
こういう案件が多ければ良いんですけどねーーーー
まぁこれが全部の案件の基本ルールになってしまうと、上限報酬が下がってしまいそうな気もしますが・・・
初心者の場合、まずはちゃんと懐に入る成果が欲しいものですよね。
こういった成果地点のハードルが低い、目に見えて承認率が高そうという案件を選んでいくと間違いがないでしょう。
※もちろんイタズラ申込などもありますから、100%承認は難しいです。
まとめ
私も、右も左もわからない状態で始めていきましたから、案件探しには随分苦労しました。
(というか今もしている)
報酬やサービス、商品だけ見て、
- 面白そう!
- 稼げそう!
こう思ってサイトにすぐ貼ってしまうのではなく、詳細条件をチェックし、LPをチェックし、吟味してから貼り付けるようにしましょう。
そして、ASPをまたいで探すことも大事です。
同じ案件なのに成果地点が違ったり、LPが違ったりもしますからね。
案件探してたら、レントラとバリュコマで同じのあったんだけど・・・
微妙にLPが違う。
報酬はレントラの方が少し良いけどバリュコマの方が印象良いなぁ~— 米陀@エフッエフッエフッ (@beer_whiskey1) 2019年5月2日