- 「住宅ローンはどこで組むのがお得なの?」
- 「メガバンクなら安心できそうだけどちがいが分からない・・・」
こういった住宅ローンの悩みは誰もがぶつかる大きな壁ですよね。
しかし、よく分からないからと適当に選んでしまうと、結果的に大きな損失につながってしまうリスクも。
ここからは「メガバンク」と呼ばれる大手銀行の住宅ローン人気をランキング形式でご紹介していきます。
メガバンクのメリット・デメリットや、ネット銀行・地方銀行についても触れていますので、住宅ローンの選択肢を網羅的に知りたい方はぜひチェックしてみてくださいね。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
メガバンク住宅ローン人気ランキング
気になる人気ランキングをチェックしていきましょう。
以下はネット銀行や地方銀行はランキングに含めず、大手銀行5グループを対象としてランキング化したものです。
メガバンクからの借入れを検討中の方は要チェックですよ!
※住宅ローンに関する様々な要素をまとめた独断のランキングになります。
※2018年10月1日時点で調査した結果であり、金利や取扱い商品は変更となる可能性がありますのでご了承ください。
第1位:りそな銀行住宅ローン
りそな銀行のメリットは大きく3つ。
- 金利がトップ水準で低いこと
- 借入れ審査基準が低く、他行より審査に通りやすいこと
- 利用者の目的に応じた商品ラインナップが豊富であること
大手メガバンクながら、金利の低さはネット銀行と肩をならべるほどに設定されている点が大きな魅力です。
また、勤続年数や年収をもとにした審査基準も他行と比べ、比較的あまく設定されています。
年収がそれほど高くない世帯や若者にとっては大きなメリットだといえますね。
商品ラインナップに関しても、女性向けプランから借り換え専用プランまで、幅広く対応しているのもりそな銀行の強み。
自分に合ったプランを選択することでよりお得に住宅ローンを組むことができますよ。
第2位:三井住友信託銀行住宅ローン
三井住友信託銀行の最大のメリットは『大手業界NO.1の圧倒的な金利の低さ!』
これに尽きます。
当記事でランキング対象としている大手銀行5グループの中では最低金利を誇っており、とにかく金利を抑えたいという方からの人気を集めています。
ただし、これはあくまで最も優遇を受けられた場合の話であり、すべての人が当てはまるわけではないことに注意しておきましょう。
- 変動金利なのか?10年固定なのか?
- 借入れ総額はいくらなのか?
- 自分が優遇措置を受けられる審査基準を満たしているか?
などの条件を加味したうえで、本当にお得に借りられるかを検討するのが確実です。
とはいうものの、他行と比べると安くなりやすい要素を秘めた銀行。
「とにかくお得にローンを組みたい!」という方は候補に入れておくといいでしょう。
第3位:三菱UFJ銀行住宅ローン
3位以下で紹介する最大手3社は、正直ほぼ横並びだといえます。
メガバンクとしての信用や安定感がメリットではあるものの、金利や差別化をはかった商品は少ないのが現状。
その中で特徴的な販売手法をとっているのが「三菱UFJネット住宅ローン カブコム専用」です。
「え?ネット銀行なの?」という疑問をもつ方もいますよね。
ネット銀行ではなく母体はあくまでメガバンク三菱UFJ銀行ですが、カブドットコム証券がネットを通じて代理販売している住宅ローンとなります。
メガバンクの信用に加え、ネット銀行並みの低金利を実現した住宅ローンであり、低金利で安定感を得たい方にはぴったりだといえます。
しかしあくまでネットでの販売のみ。
窓口での相談は非対応となることに注意しましょう。
第4位:みずほ銀行住宅ローン
みずほ銀行にはメガバンクならではの安定感や信頼度はあるものの、目立った特徴や強みはありません。
強いていえば、大手住宅メーカー「飯田グループホールディングス」と提携していること。
飯田グループで新築戸建を購入する場合は、他行よりも金利やスケジュール面が優遇されます。
地域によってみずほ銀行の店舗数やATMの数に差があるので、居住地域におけるみずほ銀行の利便性を基準に判断するという方法もおすすめです。
第5位:三井住友銀行住宅ローン
みずほ銀行と同様に、メガバンクとしての強みはありますが、他で差別化を図りきれていないのが三井住友銀行です。
金利の面でみると、当初5年固定金利・当初10年固定金利のふたつは、審査後の金利に幅がなく一律となるプランがあるのが特徴。
ピンポイントでこの商品を選びたいという人には魅力的だといえます。
また、住宅ローンに付随した特約(オプション)には様々なラインナップがあるので、万が一の保障を重視したい方は選択肢のひとつに入れておいて損はないでしょう。
メガバンクで住宅ローンを組むメリットは?
そもそも「メガバンクで住宅ローンを組むとどんな利点があるのか?」という根本的な疑問について解説していきます。
ただなんとなく有名だから・・・という漠然としたイメージだけでは失敗する可能性も。
しっかりとメガバンクの長所・短所を理解しておきましょう。
メガバンクの魅力
メガバンクの最大の強みは抜群の「信頼と安定感」です。
日本中に支店をもち、圧倒的な預金残高をほこる大手銀行は「まずつぶれることがない」と考えていいでしょう。
この信頼・安定感は、この先数十年にわたって付き合っていく住宅ローン返済を考えると、非常に大きな魅力だといえます。
全国に支店があることで、転勤や引っ越しなどのライフスタイルの変化に対応しやすいという点もメガバンクならではのメリットです。
審査基準は年収よりも勤続形態を重視?
住宅ローンを検討する中で、審査基準に不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
年齢・勤務先・勤続年数・年収・希望借入額・過去の借入れ返済状況・・・
こういった様々な情報を総合的に判断する審査にクリアできないと、残念ながら住宅ローンを組むことはできません。
メガバンクの場合、ひとつひとつの情報を入力し、自動で点数化されたものを審査基準として採用するケースがほとんどです。
また、最低基準をクリアしていても勤務形態が不安定な場合、その後の総合審査でNGとなる場合も。
例えば独立起業直後の経営者の場合、年収を含む他の要件は満たしていても安定性に欠けると判断されてしまう場合があります。
反対に、現在の年収が多少低くても、勤務先が上場企業や公務員である場合は審査に通るケースも。
「安定した勤務先・勤務形態であるかどうか?」という点がメガバンクの審査で重要視されるひとつのポイントだといえます。
りそな銀行なら審査を通りやすいケースも
大手銀行が点数式の事前審査を取りいれているのに対し、りそな銀行は個別の条件を加味した審査を実施しているといわれています。
また、最低審査基準として公表されている数値も他行より低く、『勤続1年以上・年収100万以上』で審査に臨むことができます。
※審査にクリアするかは別です。
他行では「勤続3年以上・年収200万円以上」を提示している銀行が多いことから、りそな銀行はチャレンジしやすいメガバンクだといえますね。
金利の低さではメガバンクは弱い?
大手銀行5グループを対象とした比較調査における、金利の低さやメリットをまとめてきました。
しかし住宅ローンを扱う銀行全体をみたときに、メガバンクの金利はむしろ高く設定されています。
メガバンクの信頼や安定を度外視し、お得さを求めるならネット銀行も選択肢に入れてみることをオススメします。
ネット銀行は圧倒的に金利が低い
支店をかまえる必要のないネット銀行の場合、メガバンクと比べ約0.1%ほど低い金利で住宅ローンプランを提供しているケースがほとんどです。
そのうえ、保証会社に支払う保証料も不要となる場合が多く、全体として0.2~0.3%もの低金利で借入れが可能となることもしばしば。
メガバンクの中でも低金利を打ち出している、りそな銀行・三井住友信託銀行でも、保証料まで加味した場合、ネット銀行に一歩及ばず、というのが現状です。
支払総額を重視するならネット銀行も選択肢のひとつ
低金利・保証料不要というお得さが最大のメリットとなるネット銀行ですが、
- 窓口での相談対応ができない
- 社会的信用度は落ちる
- 審査に時間を要する
などのデメリットももちろんあります。
また、住宅ローンに関する知識が乏しい方の場合、自分に合ったプランを選べず結局損をしてしまう可能性も。
- 金利やプランに関する知識が多少ある
- とにかく支払総額がお得になれば相談などのフォローは不要
という方には、ネット銀行も選択肢のひとつとして検討してみることをオススメします。
地域によっては地方銀行も視野にいれよう
メガバンクは全国どこにでも支店がある一方、支店数には地域によって大きな差があります。
都市部に支店が集まる中、県内に1支店しかないという地域も。
この場合、メガバンクで住宅ローンを組むことが賢明だとはいいにくいですよね。
地域に密着した地方銀行のほうが利便性が高い場合ももちろんあります。
将来のライフプランや重要視したいポイントをしっかりと整理したうえで、じっくり比較検討してみてください。
「でも・・・自分で比較するのは難しい・・・」
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