住友林業は、高級木造住宅で圧倒的な存在感を示しています。
とはいえ、お金を出すからには、
- 「他の木造住宅とは違うメリットがあるの?」
- 「デメリットも知った上で検討しないと不安!」
という風に考える方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、住友林業で家を建てるメリットとデメリットをご紹介します。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
住友林業で家を建てるメリット
それでは早速、住友林業で家を建てるメリットを2つに分けてご紹介します。
メリット
- 提案力がある
- 耐震性が高い
順にみていきましょう。
1.提案力がある
住友林業は高い提案力に定評があります。
- 専門の技術者が「地盤・敷地調査」
- 「建築士」がヒアリングに基づいて設計
(プランは3Dで確認できる!) - 「エクステリアプランナー」が庭造りを提案
- 「インテリアコーディネーター」が空間に合わせたデザインを提案
といった、専門家の力を総動員した、手厚い提案を受けることができますよ!
ただし、この提案には、5万円の費用がかかってしまいます。
契約しない場合でも、このお金は戻ってきませんので、ご注意ください!
建て替え検討中で今日、住友林業のショールームへ行って来ました。店長さんが対応です。内容は満足したので後日、5万円を支払って間取りプランと調査をお願いするつもりです。
引用:e戸建て
2.耐震性が高い
住友林業は、耐震性の高い木造住宅が建てられます!
- ビッグフレーム構法
- マルチバランス構法
- 2×4(ツーバイフォー)構法
3つの構法がありますが、どれも地震に強い構法ですよ。
ただし、構法によって価格や性能が変わるので、予算と相談が必要ですね。
一番低価格なのは、2×4構法ですが・・・
他のハウスメーカーでも採用できるので、住友林業で採用するのは微妙でしょう。
ビッグフレーム構法の耐震性
ビックフレーム構法は、通常の柱の約5倍の太さを誇るビッグコラム(柱)を用います。
耐震実験では、
- 震度7クラスの揺れ:22回
- 震度4~6弱クラスの揺れ:224回
- 阪神淡路大震災の揺れの約4倍の揺れの強さに耐える
といった、地震に対する強さを証明しました。
巨大地震の揺れは一回とは限りません。繰り返す余震にも耐えられるのは心強いですね!
さらに、強い柱や耐力壁を使うことで、大量の柱を立てる必要がなくなりました。
そのため、自由度の高い間取り・大開口を実現できるというメリットもありますよ!
マルチバランス構法の耐震性
マルチバランス構法は、地震による建物の変形を最大70%抑える「地震エネルギー吸収パネル」を採用しています。
また、そのほかにも
- 国産檜を使用した割れにくい集成材「スーパー檜」を採用
- 地震に耐える変形しにくい「きづれパネル」採用
- 「三層構造(剛床パネル+石こうボード+木質フロア)」の床を採用
- オリジナル構造計算システム「WiNX(ウィンクス)」で最適な設計
といった地震に強い特徴を持っていますよ。
さらに、耐震実験の結果、巨大地震でも地震への強さを証明しています。
阪神・淡路大震災の最大地動加速度の1.2倍、1.5倍を2回、さらに2倍を7回と、巨大地震を超える地震力を検証モデルに加えました。この過酷な実験にも倒壊せず、一部内装とサイディングに軽微な損傷を生じた程度でした。巨大な地震力を連続して受けても急激な耐力の低下が発生しないねばり強さ、限界性能の高さを検証しています。
引用:住友林業公式
ビッグフレーム構法と比べると見劣りしますが、こちらも耐震性が高いです。
また、ビッグフレーム構法よりも若干価格が下がるので、比較して検討したいですね!
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
住友林業で家を建てるデメリット
次に、住友林業で家を建てるデメリットについて3つご紹介します。
注意ポイント
- オプションが高い
- 契約後の対応が雑
- 「階段幕板」のトラブル多め
順にみていきましょう。
1.オプションが高い
住友林業は、坪単価70~80万円程度と言われています。
さすが大手。
かなり強気な価格帯ですよね。
特に、オプションを追加してしまうと、価格が跳ね上がってしまいます。
住友林業では、オプション費用を「提案工事」という形で計算しています。
住友林業の家において、ハウスメーカー標準の仕様以外に追加した項目が「提案工事」です。
なので、この提案工事に入っている項目で、それぞれの家の個性がより出てくるところになります。
(壁紙、カーテン、照明等のについては「インテリア工事」でまた別枠になります)
ということで、タリ家の提案工事を以下に一覧にしてみました。仕様はBF構法の、延べ床41坪です。
合計約360万となっております。
このオプション工事には、通称「きこりん税」という多めの諸経費がかかってしまいます。
そのため、他のハウスメーカーよりも、オプション費用が高額になりやすいようです。
気をつけましょう。
提案工事には通称「きこりん税」と呼ばれる、12%の諸経費が加算されますので、積水ハウスと比べると、少々不利な条件となります。
つまり住林は、本体工事と提案工事(きこりん税)の2つを合わせたものが「本体工事価格」ってことになるのです。
2.契約後の対応が雑
契約後は手のひら返しされるといった評判が多いです。
住友で一軒家を建てました。
営業の方がとても気さくで良い人だったのもあり、決めました。家を建てるまでは、本当に良く訪問してくれて、親身になってくれました。
でも、建てて間もなく、挨拶もなく営業担当者の方は退職されていて、その後の担当者も挨拶なし。
最悪です。壁、天井には1年目で亀裂が入り、担当者は、建ててから全くこない。建ててからが、本当の付き合いですなんて、嘘です。引用:e戸建て
まあ、良くあることですけどね。
提案時の丁寧な対応が、契約後もつづくと思うと、痛い目をみそうです。
3.「階段幕板」のトラブル多め
階段の幕板(まくいた)で揉めるケースが多いようです。
どうでしょうか?気になる人は気になるかもしれません。
そうです、2階とロフトの境目に貼られている幕板の話です。
これは、住友林業の標準仕様なので、コチラから言い出さないと勝手に付いてくるものです。
しかし、実はコレ、家ができてから「アレなんすか!?」と施主vsハウスメーカーで火花が散るきっかけになる厄介者です。
これは、壁紙にしわが寄らないようにするために付けられています。
とはいえ、幕板があるとゴチャゴチャして、空間がすっきりしないですよね!
特に、壁紙の色と、幕板の色が違うので、余計に幕板の存在が目立っています・・・
気になる方は、事前に相談しないと、トラブルの原因になるので気をつけましょう!
もし、見積もりをもらいたいけど、ちょっと不安になってきた…というのであれば、複数比較をおすすめします。
一社だけ、ネットの情報だけで決めてしまうのは非常にリスキーですからね。
まとめ
住友林業は、木造住宅を建てたいなら、一度は検討したいハウスメーカーです♪
ただし、親切なのは契約前までで、その後は対応が雑という噂もよく聞きます。
高額なお金を払って、不満が残るのは避けたいですよね。
まずは、「住宅展示場」や「入居宅見学会」で、信頼できるか探るのも良いかもしれません。