今回はローコストハウスメーカー「レオハウス」をご紹介します。
クレヨンしんちゃんのCMでおなじみですよね。
注目すべき実績は、価格満足度オリコンランキング3年連続第1位!
知名度は控えめでも、その特徴や評判はいかに!?
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
業績不振からヤマダ電機が買収
評判こそ良かったものの…
残念ながらコロナの波には勝てなかったようで、ヤマダ電機が買収しました。
ヤマダ電機は、傘下にヤマダホームズというハウスメーカーを持っていますので、さらに住宅分野を広げたということになります。
名前も…
レオハウス→ヤマダレオハウスに変更となりました。
レオハウスで建てた時の価格目安
まずは一番気になるお値段から考えていきましょう。
レオハウスの坪単価は40万円~45万円ほどと言われています。
※2020年現在。
ただし、これらはあくまで坪単価のみです。
- 登記など諸費用
- 地盤調査
- エアコンやカーテン
- 外構費用
このような、その他の経費は入っていない計算だということを覚えておいてください。
オプションで床材を変えるとか、壁面にタイルを使うとか、そういう注文を増やしていけば当然、どんどんと値段が上がっていきます。
ともすれば、坪単価+数十万円も普通にあり得ることでしょう。
とはいえ、レオハウスは顧客満足度も高く、お手頃な値段でハウスメーカー注文住宅が建てられることは間違いないでしょう。
この坪単価だと単純計算でこのようになります。
ポイント
- 30坪:1200万円~1350万円
- 40坪:1600万円~1800万円
- 50坪:2000万円~2250万円
こちらの金額に土地代が別途加算されます。
地場の安い工務店で建ててガッカリするよりも、レオハウスで頼んだ方が間違いはないのかもしれません。
もし、見積もりをもらいたいけど、ちょっと不安になってきた…というのであれば、複数比較をおすすめします。
一社だけ、ネットの情報だけで決めてしまうのは非常にリスキーですからね。
レオハウスの特徴まとめ
レオハウスの特徴は以下の3つ。
- ローコストでも高品質
- オリジナル制震システム
- 選べる断熱材
順に見ていきましょう。
1.ローコストでも高品質
レオハウスが安さを武器にできるのは、材料の大量仕入れで単価を抑えているから。
大量仕入れをすれば、品質を保ったまま安く取引できるため、コストが削減できるのです。
その他にも人件費や宣伝費を極力抑え、その分を品質向上に充て低価格を実現しています。
顧客としては、こういった企業努力はとてもありがたいですね!
レオハウスは、東証一部上場の株式会社ナックの100%子会社です。
ナックは主に「ダスキン」の事業が有名で、工務店向けにコンサルティング事業も行っています。
レオハウスはまだ設立して10年ちょっとの若い会社ですが、販売累計棟数は20,000を超え、全国各地に支店を展開しています。
短い期間で事業拡大に成功している点も含め、経営基盤については安心できると考えてもよいでしょう。
※問題の多い不動産会社レオパレスとは一切関係ありません。
新型コロナ問題により、業績の悪化してしまったレオハウス。
ナック自体がつぶれるなどはないものの…業績不振から、ヤマダ電機がレオハウスを買収しました。
これにより、ヤマダ電機の完全子会社化することとなりました。
ヤマダ電機は、ヤマダホームズを展開していますし、今後は、二社間での資材や技術共有などがあるのかもしれませんね。
2.オリジナル制震システム「L-SAV(エルセーブ)」
引用:レオハウス耐震
地震に強い家にするためにレオハウスが独自開発した「L-SAV(エルセーブ)」。
地震の揺れで、建物の変形を軽減する効果があり、万が一の自然災害に備えます。
構造を計算した上で、効果のある場所に設置されます。
一応、耐震のページには、耐震等級についての解説こそあるものの・・・
ただし、肝心の耐震等級がいくつなのかが明記されていません。
引用:レオハウス耐震
耐震等級は1、2、3とあり、数が大きくなるほど耐震効果に優れていることになります。
他のメーカーは「耐震等級3を標準採用」として公表しているところが多いです。
耐震に自信があるのであれば、「レオハウスは耐震等級3です」と明記してもよいはずですよね。
記載がないということは、おそらく間取りやプランによって変わってくるのかもしれません。
家を建てる時は、自分たちのプランでは耐震等級がいくつになるのかを確認する必要があると思ってください。
3.健康に配慮した選べる断熱材
レオハウスは室内環境にもこだわりを持っています。
採用している断熱材は以下の2種類です。
- グラスウール(標準)
- 吹付け発泡断熱(オプション)
グラスウールはその名の通りガラスを原料としています。
優れた断熱効果に加え、コスト、機能、環境面においても様々なメリットがあり、住宅用の断熱材として全国的に広く採用されています。
これが標準仕様なのはうれしいですね!
一方で、オプションの吹付け発泡断熱は、内側から直接吹き付けるタイプ。
住宅用に使われる断熱材はグラスウールが8割のシェアに対し、吹付け発泡断熱は2割です。
グラスウールよりも、省エネ効果も高く、耐久性もあるため、価格も高くなるのです。
それぞれのメリット・デメリットに加え、予算とも相談しながら、どちらにするかじっくり考える必要がありそうですね。
断熱性能に優れた家は、ぜんそく、のどの痛みやアトピー、手足の冷えなどの改善率が高まります。
快適に暮らせる家とは、健康にも良いのです。
長く住む家ですから、注目したい部分でもありますね。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
レオハウスの商品&坪単価目安
次にレオハウスの商品と坪単価の目安をご紹介します。
レオハウスは、2つの商品があります。
すべてcocoシリーズとして統合されました。
- 大人気の家 ココから始まる COCO:45万円~
大人気の家COCO Life:40万円~
詳しく見ていきましょう。
COCO(ココ)の特徴と坪単価
引用:レオハウスラインナップ
COCO(ココ)は、レオハウスの主力商品です。
自由設計のオーダーメイドのプランです。
自由設計は、自分たちの希望が形になる訳ですから、口コミも満足度が高いものが多いです。
坪単価は約45万円と言われています。
また、子育て、ペットとの生活、趣味、便利や収納といった生活に沿ったテーマ別のセレクトパックも用意されています。
暮らしの中のこだわりも取り入れて、自由に設計していくことが可能です。
追加オプションが必要?cocoWの家
商品ラインナップのcocoの派生品として、cocoWのページがあります。
W断熱を使用した、高断熱高気密に特化した住宅ですね。
引用:レオハウスcocoW
正直、2019年10月現在、ウェブ上に口コミがまったくありません。
cocoシリーズ統合に伴い登場した、新しい商品プランなのでしょう。
引用:レオハウスcocoW
2×4構法+内断熱+外断熱が特徴の住宅だと言えますね。
断熱性のアピールが強いので、通常のcocoより坪単価は高いことが予想されます。
ZEH対応?
cocoWのほかにZEH解説ページも用意されています。
引用:レオハウスZEH
こちらも明記はされておりませんが、当然のこと、追加費用がかかるプランだと思われます。
ZEHとは
ゼロエネルギーハウスの略称です。
太陽光発電や蓄電池、LED証明、断熱性能を整えることにより、国へ申請が可能となります。
ZEH申請が通ると、その年度の条件にあわせた補助金をもらうことが可能となります。
太陽光設備などを整えると、どうしても数百万円単位で追加費用が発生してきます。
補助金と、その後の維持メンテナンス費用や光熱費のランニングコストとあわせて検討していきたいシステムですね。
まとめ
ローコストハウスメーカーのレオハウスですが、高い性能や高級感をプラスしたいならオプション選択となり、それなりの資金準備は必要になります。
それでも大手ブランドハウスメーカーよりは価格を抑えて家を建てる事が出来ます。
- こだわりたい部分はどこか?
- お金をかけてもいい部分はどこか?
イメージをしっかり具体化させて、ライフスタイルに合った家づくりを実現させてくださいね!