ブログのリライト。
この『リライト』という単語には、2つの意味が含まれます。
- 過去記事修正のリライト
- 参考サイトから新記事を作るリライト
1番の『過去記事のリライト』については前回書きましたので、ご参照ください。
今回は、2番の『他サイトを参考にして新記事を作るリライト』について考えていきたいと思います。
そもそも他サイトを参考にしても良いの?
「オイオイオイ、パクリじゃねぇの!?ダメでしょ!!」
そう思われる方がいらっしゃるかもしれません。
ですが、この質問については丸っきりイエス。
他の良い!と思ったサイトは、大いに参考にしましょう。
だって、そうでしょう?
- 勉強
- スポーツ
- 特殊技能
- etc
何もwebに限らず、人生は模倣の連続です。
『参考にする/教わる=マネをする』ってことです。
自分の中に、その技法や知識を落とし込んで使用することは、なんら恥じる行為ではないのです。
ですが、一番重要な事として「パクリと参考は明確に違うもの」なのです。
- 他サイトを参考にした場合のリライト
- パクリのリライト
これを見比べてみましょう。
他サイトを参考にした場合のリライト
例えば私がよく参考にするのは、ウィキペディアや公式サイト、上位表示されたサイト(よりオフィシャルに近い=よりソースが確かなサイト)など。
または、知恵袋や教えてgooなどの質問掲示板などなど。
はたまたネイバーなどのキュレーションサイトなど。
情報を「知識」として取り入れ、その根拠となる「確かなソース」を複数サイトから調べ上げ、『自分の言葉』に直し、ユーザーが読みやすいように配置を組み替える。
いくら上位表示されていたからと言って、読みやすいサイトである確証はないし、必ずしもユーザーの疑問に答えられているとは限らないですから。
必ずしも正しい情報ではないことを踏まえて、様々なサイトから、正しいと思える根拠ある情報をかき集めるのです。
そういった、散らばった情報を一つの記事として、まとめて配信する。
そこには需要が産まれます。
これが『複数サイトを参考にした正しいリライト』です。。
逆に、書こうとしたテーマで検索した場合に、既に完璧な記事が公開されているようだったら、あえて自分がまとめてあげる必要はありません。
上位表示されている記事以上のクオリティを発揮出来るのであれば、書く。
でなければ、あえて同じような「焼き増し記事」を書く必要はないのです。
そしてなぜ、私が【確かなソース】を重要視するのか?
当然のことながら、間違った情報を配信してはいけませんし、そのせいで誰かに迷惑をかけてしまっては最悪ですからね。
間違った情報ばかりを配信していては、巡り巡って自分に返ってきてしまいますね。
パクリのリライトってどんなの?
そもそも・・・
パクリ記事の場合に「リライト」という単語を使うこと自体が、おこがましいですし、誤解を招く要因だと思います。
では、どんなのがパクリ記事に相当するのかと言えば、こんな感じ。
パクリ記事とは
- 引用文が記事の5割以上を占める記事(何割までかって言えませんが)
- 複数サイトから文章をコピーしてきて組み合わせた記事
- 語尾などを変えるだけで、見出しや構成などが丸っ切り同じな記事
こんな具合ですね。
引用部分ばかりで、自分の文章がなければ、ただのコピーコンテンツです。
複数サイトから文章をコピーしてきて組み合わせる、これは一見、正しいリライトに近しいようにも思えますが・・・
そこに自分の見解や感想がなく、ただただ、他のサイトの記事内容を持ちよっただけでは、それは、ただの『パクリ記事』でしかありません。
ネイバーとか、この体が多いですよね(爆)
そして、「語尾などを変えるだけで、見出しや構成などが丸っ切り同じな記事」
これも絶対にダメ。
明確にパクリ記事だと言えるでしょう。
そんな、パクりたくなるような良記事が既存コンテンツとして存在しているなら・・・
自分で新たに書き起こす必要性はないんですけどねぇ。
それ以上の記事が書けなければ、上位表示される可能性も低くなってしまいますし。
それにそもそもですが、パクリ元管理者に悟られる以前に、Googleにバレたら【ペナって圏外っていう最悪のリスク】が待っているんですけどねぇ。
ツイッターでパクリ記事が賑わう時がありますが、そんなん本気で追及するなら、Twitterで騒ぐんじゃなくて、しれっとGoogleに通報してあげた方が効果的なのかなーって思います。
パクられ元の権利者であれば、記事の権利をGoogleに訴えることが出来ますから。
新記事を書く際の注意点
私が自分の知らない分野や、得意でない分野の記事を書く時の、ワード選定の基準としては・・・
書きたいワードで検索してみて、以下のような条件だった時ですね。
- 自分の記事が上位サイトに勝つ自信がある時
- 上位にキュレーションや質問板しかない時
- オフィシャルサイトしかない時
こういう時は、お宝ワードです。
ガッツリ気合い入れてやれば、必ず勝てます。
※もちろん私の知識を基に、私やうちの外注さんが書けば、だったらですが。
また、「あー、こりゃ既存コンテンツで優良記事いっぱいあるよねー」って時。
そういった時の場合は、『自分が得意な知識以外は書かない』ってのも手です。
それでも、そのテーマについて書きたい場合は、どこも参考せずに自分の知識だけで書きあげてしまえば、パクリ記事になりようがありません。
似たような事を言っていても、見出しや構成まで丸っ切り一緒になることなんて、まずあり得ませんし。
この記事も、正にその類の記事になります。
まとめ
極論、何のサイトも参考にしなければ、完璧にオリジナルなコンテンツが出来上がるんですけどねぇ。
とは言え、誰しも全知全能ではありませんし、自分の知識だけで書きあげることにも限界があります。
それに、これだけ便利な、webというツールをブログに活かさない手はありません。
パクリにならぬよう有意義な使い方で、より良い記事を作っていきましょう!