私自身、ブログについての記事も書きますが、他の方のブログ運営記事も読みます。
そんな中で思うことは・・・
「非常に勿体ないなぁ」と思うことが多いこと、多いこと。
そして悲しくなってしまうことも。。。
100記事書けば、みたいな話は真っ向から否定する私ですが、逆にそうとも言い切れない部分も感じたりして・・・
やっぱりブログ初心者は「まず100記事」が一番
ウェブ上でまことしやかに囁かれる「ブログは100記事書きあげると世界が変わる」という説。
私自身は、100記事を超えるブログを複数個持っているので分かることなのですが・・・・
【100記事書いたからって何も変わることはありません】
え?「それを言っちゃぁおしめぇよ!」って?(笑)
だってそうなんですもの。経験上。
「コンテンツの豊富さ」という点。
これはアクセスを集める為に、非常に重要なウェイトを占めます。
ここで言うコンテンツとは「ブログにおける記事数のこと」ですね。
しかしです。
しかしですよ?
Googleはコンテンツの豊富さには着目しますが、「記事の数」に注目する事はありません。
Googleはユーザーが満足するだけの「コンテンツの質と豊富さ」をチェックしています。
ですが、あなたのブログが・・・
「100記事あるのかor100記事ないのか」という点では判断していないのです。
ただし、これらをひっくるめて考えたとしても、見出しの通り「初心者は100記事書くべきである」と言えるのです。
何故か?
その理由を見ていきましょう。
ブログの成果を感じるのは非常に遅いから
この一言に尽きます。
ブログ初心者が1か月2か月、ちょっと頑張ったくらいでは、成果を感じることは非常に難しいところがあるのです。
まぁ蛇足ですが、このブログ運営1か月だとか2か月だとかいう区切りも嫌いなんですけどね・・・
大事なのは先にも書いた通り「コンテンツの質と豊富さ」であって、「ブログの運営期間」ではありませんから。
(とはいえ、ポッと出の新しいサイトよりも2年3年運営を続けているサイトの方が強いことも事実です)
えー、話を戻しますと、ブログの成長スピードは想定するよりも非常に遅いものであり・・・
初心者であればあるほど、成果を体感できるまでは時間がかかるということです。
具体的に言うと、それまでに筆を置いてしまうケースが非常に多いのです。
「ブログ 1か月」などと検索すると、よくヒットするのが「ブログ1か月目運営報告」みたいな記事。
微笑ましくも、楽しい、そんな記事が多いんです。
でも・・・・
「最新の記事はどうかな?」って探してみると・・・・・・
「アレ!?半年前で更新終わってる!?」ということが・・・・
いやいやいや、頑張れよ!!!
2か月、3か月、半年、一年と運営報告を読ませてよぉおおおおおおおお!!!
と、もの悲しい気分になってしまうのです。
良い文体の方だったり、面白いテーマの記事を書いていたりすると特に「勿体ないなぁ」という感情が・・・・
ですから「まずは100記事を目指す」ということは、初心者ブロガーにとっては正解の道なのだと思うのです。
数にこだわり過ぎてもいけない、しかし・・・
100記事を目指した方が良いのは前項の通りなのですが・・・
しかし、だからと言って記事数を稼ぐために、適当な記事を毎日毎日量産してしまっては本末転倒です。
あくまでも「魂を込めた誰かに読んでもらいたい記事を100記事書きあげることを目指すべき」なのです。
それを書き上げた頃にはきっと、ブログを書く習慣が身に付きます。
その100記事ブログが当たるかハズレるかはさておき・・・
これこそが「100記事を書く目的」となってくるわけです。
ハイ、ここでは、さらっと怖いことを言っています。
そう、100記事を、魂を込めて書いたところで、必ず当たる保証はあり得ないのです(笑)←(いやワロエナイ)
それが、初心者であり独学を駆使した方法で行っていれば尚更です。
プロとは言いませんが、経験者であってもテーマやワードの選定を間違えてしまうと・・・
「思ったようにアクセスが伸びない!」ということもあり得ますからね。
書くのに慣れる以上に大事なこと
100記事書け!の裏側には、もうひとつのメリットがあります。
それは・・・
一次データが集まること。
100記事も書けば、以下のデータが集まっているはず。
ポイント
- どういった記事にアクセスが集まっているのか
- どういった記事は人気がないのか
- どんなワードで検索してきているのか
- アクセス経路はどこからか
- その他データいっぱい
これらを振り返る丁度良い時期だと言えるのです。
ここで、なーんも考えずに記事量産をし続けてしまってはいけません。
これらのデータを深く読み解き、さらに改善するためにはどうしたら良いのか?
失敗したならしたで、なぜ失敗してしまったのか?
これを深く分析することが可能になるわけなのです。
まとめ
ということで、私がブログ初心者に言いたいことをまとめると・・・
「簡単にブログを諦めるな!!継続は力なりだ!!!」という根性論がひとつ。
そして「一次データを穴のあくほど分析する時が来た!!!」のふたつです。
二人の囚人が鉄格子から外を眺めた。 一人は泥を見た。一人は星を見た。
フレデリック・ラングブリッジ『不滅の詩』より。
ま、私は原典よりコチラの方が好きですけどね。
『ひとりの囚人は壁を見ていた』
『もうひとりの囚人は鉄格子からのぞく星を見ていた』
あたしはどっちだ?もちろんあたしは星を見るわ…父に会うまで……
星の光をみていたい。空条徐倫『ジョジョの奇妙な冒険第6部ストーンオーシャン』より。
あなたはどちらの囚人になりますか?