ブログのリライト、やっていますか?
時に新記事を投入するよりも大事な場合があるリライト。
そして、リライトというと実は『2つの意味合い』があります。
そう、他のサイトを参考にする場合ですね。
ポイント
- 過去記事修正のリライト
- 参考サイトから新記事を作るリライト
この2つがありますが、今回は1番。
過去記事のリライトについて、具体的な方法やコツを見ていきたいと思います。
追記:2番についても公開しましたのでご参照ください。
過去記事リライトの具体的な方法とは
ブログの過去記事を修正する事は、非常に大きなメリットが発生します。
簡単に言うと、SEO効果のアップを期待して行うものです。
実際に、どんな作業をしたら良いのかと言えば・・・
ポイント
- 内部リンクの見直し
- 外部リンクの見直し
- ワード選定の確認/修正
- 文章構成の見直し
- 更新アピール
- 最新情報の追加
- 不要な情報の削除
こんな具合ですね。
順に見ていきましょう。
1.内部リンクの見直し
記事をガンガン作っていくと、気付けば『同カテゴリの記事が複数個になっている』はずです。
これらの記事って・・・
初期の記事であればあるほど他の記事へのリンクを飛ばしていないのではないでしょうか。
同カテゴリで新記事を書く場合、過去記事の参照リンクは、記事を書きながら簡単に出来ます。
ですが、過去記事の場合は、いったん過去記事の編集をしなければならない為、ついつい放置しがちですよね。
これを、適切に内部リンクを繋げてあげることで、さらなるサイト回遊率と、SEO効果を得ちゃおう!って施策になります。
内部リンクの重要性についてはこちらから。
2.外部リンクの見直し
外部リンク(=発リンク)は重要なものです。
- 商品リンク
- 参照/引用先リンク
- SNS埋め込みリンク
- etc
種類は色々とありますが・・・
時間がたつと、どうしてもリンクが切れちゃうんですよね。
リンク切れが検索順に直接悪影響を及ぼすことはないとGoogleの公式見解が出ています。
ですが、それでも間接的には悪影響を及ぼしてしまいます。
- 商品クリック→売り切れやんけ!
- 参照リンククリック→記事がないやんけ!
こんな状況になったら、いかがですか?
記事としての信頼度はガタ落ちですよね。
逐次、直していくことが重要です。
プラグイン「Broken Link Checker」や、リンカーのチェック機能(ダッシュボードで確認できます)を使って、リンク切れを修正していきましょう。
また、参照や引用の場合には、より新しい情報が発信されているかもしれません。
より有益な外部リンクを張れるように見直しをしましょう。
3.ワード選定の確認/修正
『古い記事=解析データが出そろっている』と言えます。
サーチコンソールやアナリティクスなどを利用しながら、ワード選定が適切だったかの確認をしましょう。
時には、必要に応じてメインワードを変更する必要もあるでしょう。
特にあまりアクセスを集められていない記事であったなら。
記事タイトルから見直していくと、より効果的ですね。
あまりにアクセスを集めていない記事を見つけた時は、思い切って削除してしまうのもひとつの方法です。
4.文章構成の見直し
私自身、常に考え続けている部分です。
- 改行の具合はどれが良いか
- 文字装飾はどうしたら見やすいか
- この文章は言い回しを変えた方が良いのでは
- etc
古い文章を読んだ時、必ず感じることがあるはずです。
これは自分の力がアップしている証拠とも言えますし、逆になにも感じなかったらマズいとも言えます。
5.更新アピール
正直、ブログの更新頻度については、それほど重要ではないのですが・・・
とは言え「しないよりはした方が良い評価を得られる」のは間違いありません。
更新はなにも新記事だけが全てではありませんからね。
リライトだって立派なサイト更新です。
6.最新情報の追加
例えば、このブログもいっぱい書いている『刃牙ネタ』
チャンピオンを毎週購読し、最新話を逐一チェックしている私にとっては、キャラデータやストーリーの加筆は容易です。
特に最近では、花山薫が武蔵とバトルしていましたからね、今までになかった急展開でした。
なので、ちょこちょこと加筆をば・・・
こういった、過去記事への追加情報の加筆は、記事自体のクオリティを高める効果が期待できます。
Googleさんからも「おっ、ちゃんと新情報入ってるね!」と評価されやすくもなります。
それに、ロングテール要素もさらに拡がりを見せますね。
うーん、至れり尽くせり。
7.不要な情報の削除
これ、難しいと思いますが・・・
メインワードから考えた場合「この見出しや、この話って蛇足だよねー」と思う場所を、思い切ってそぎ落としまう方法。
また、「ちょっと表現わかりにくい、長文過ぎる」という場所も削除してしまう。
いらない主語や装飾語、表現を分かりやすくリライトしてあげることも時には必要な作業です。
リライトの効果
・・・ぶっちゃけ、すぐには分かりにくいですし、劇的に変化するものでもありません。
二か月ほど前からシコシコリライトしているサイト。
180記事くらいあって、やっと半分くらいまで来た(*´Д`)ハァハァ
めっちゃ地味だけど大事\( 'ω')/ pic.twitter.com/pq3FswYaG4— 米陀@クローン武蔵 (@beer_whiskey1) August 25, 2019
それこそ新記事をガンガンぶち込んでいった方が、『アクセス数』といった目に見えた指標は変化しやすいでしょう。
ですが、長い目で見た場合。
ユーザビリティを第一に考えた場合。
定期的にリライト作業を行う事は必須作業です。
また、デメリットも考慮しておいた方が良いでしょう。
- ヒット記事の改悪
- タイトルをコロコロ変えることでの悪影響
この辺はデメリットとなる可能性をはらんでいます。
既にPVを集めている記事をリライトしようとする際には注意しておきましょう。
収益性の改善
適切な広告、適切な商品リンク。
記事執筆当時は気付けなかったことがあるかもしれません。
アドセンスのクリック数十円、数百円の記事が、成果型案件1万円の収益をあげる記事に変貌する可能性は多々ありますからね。
その為には、各種ASPのチェックを怠らないことが肝心です。
リライトする記事の優先順位
さて、具体的なリライトの方法が分かったところで・・・・
「どの記事から手をつけたら良いか分からないッ」
という悩みが出てくるかもしれません。
私が思う即効性の高いリライトの優先順位とは・・・
優先順位
- PVを集めている人気記事
- そこそこPVが取れている記事
- 全くPVが取れていない不人気記事
人気記事をさらに改善できれば、結果にでやすいです。
とはいえ、3番の全くの不人気記事も手入れしていかないと・・・
ドメイン全体でのパワーを押し上げることには必須な作業と言えます。
順番に見ていきましょう。
1.PVを集めている人気記事
なぜ、そのページが人気を集めているのか。
そこの分析からスタートになります。
サーチコンソールを使うことによって、ページ単位の検索状況が確認出来ます。
↑
分析したいページのURLを入力すると、ページ単位での分析が可能になります。
コンソールの基本的な使い方と同じですが・・・
- どんなワードで流入があるのか
- ワードごとの順位は
- ワードごとのクリック率は
- 思いがけないワードはないか
この辺を重点的にチェックします。
CTRが低ければタイトルに改善が必要。
順位が低ければ競合チェックならびに足りない情報の確認、要らない情報の精査。
記事に込めていないワードを発見したら、そのワードについての追記を。
ここまで見れば、PVを集めている理由が明確に分かりますね。
- 時期的に急激なPVが来ているのか
- 検索流入が少ない=SNSその他からの流入なのか、サイト回遊なのか
- 検索ボリュームが大きいだけでCTRが低いのか
この辺をチェックしていき、手入れできないかを検討しましょう。
2.そこそこPVが取れている記事
検索流入がないと・・・
土台、コンソールでの分析がきかないんですよね。
なので、そこそこの検索流入がある記事から優先的にリライトすることは大事です。
上で解説したことを照らし合わせて実践してみましょう。
3.全くPVが取れていない不人気記事
手っ取り早く効果を狙うのであれば、優先順位は低いです。
しかし、いつまでも放っておくのもリスキー。
『PVが取れていない=必要とされていない記事』と言えます。
そんな記事を置いてあっても、ユーザーにとっては邪魔でしかありません。
サイトの導線を邪魔してしまうだけですからね。
とはいえ、消すのも忍びない。
なので息を吹き返すことが出来ないか再検討してみましょう。
・・・分析する為のデータがないので、全くの経験則になってしまうのが辛い所ですが。
- 競合が厳しいのか
- 記事のクオリティが低いのか
- ワード選定がおかしいのか
この辺をよく考えなおしてみましょう。
まとめ
偉そうに書いてきましたが、このブログも、もっとリライトしなきゃな~。
まだまだ試行錯誤の余地がタップリあるッッッ