ブログ運営を進めていく上で気になること。
それはプロフィールページって必要か?ってこと。
杓子定規にみなさん設置されていますが・・・
本当に必要なのでしょうか。
プロフィールページの必要性
ココナラで相談受けたり、Twitterで絡んだりすると・・・
ほぼ100%の方がプロフィール作っているんですよね。
「んなもん、当たり前じゃん、誰が書いているか知りたいジャン!」
本当にそうでしょうか。
これは書き手側の自意識過剰ではないでしょうか。
「でも、お前だってプロフィールページ作ってあるじゃねーか!!」
そう言われると、そうですけどね。
これは、コンサルを一つのキャッシュポイントとして考えているので、設置してあります。
これまでは私、そうですね、いつまでかな。
20万PVを集めるくらいの時までは、プロフィールページなんて作っていませんでした。
というか、現在でも、古いブログ群には、プロフページがないものが多いです。
ブログ本来の力で稼ごうとする場合、「プロフィールページなんか必要ないんじゃないか」という結論に落ち着きました。
なぜか?
それは・・・
読者は記事を見に来ている
いいですか。
検索ユーザーが興味あるのは、あなたではなく、あなたが書いた記事なんです。
あなたが誰であるのか?
そんな事には気にも留めないことが多いのです。
・・・まぁ極論ですけどね。
この考え方は、あくまで「ストック型のSEOを主体としたブログの話」です。
リピーターやファンというのは、確かに大切なものではあります。
ですが、ちゃんと育ったサイトというものは、自然検索で来るオーガニックユーザーがアクセスの多数を占めるのです。
こういったユーザーは、自分の知りたいことが書いてあれば満足するし、逆に知りたいことが書いていなければ「このクソブログッ!!」と離脱するだけです(笑)
要は『情報を得たいというのが第一』に来る訳ですね。
そんなユーザーに対し、「今日はこんなことがあって~。はてぶの○○さんが~」なんてのは・・・
言葉が悪いですが「クソくらえ!!」なんですよね。
だって知ったこっちゃねぇもの、そんな話。
ユーザーの欲求は『知りたい事を検索して、答えを得る事』なんですよね。
そこに『ライターの個性は必要ない』し、『ライター側の内輪ネタ』なんざ、見たくもない訳ですよ。
「内輪ネタじゃなくても、ライターさんの素性くらい知りたいんじゃ・・・・」
そう思うじゃないですか?
でもね、ユーザーって、実際そこまで考えていないんですよ。
どんなにプロフが充実していても。
どんなに権威がある肩書・経歴を持っていても。
記事内容がつまらなけりゃ意味がないんです。
だってそうでしょう?
ニュース記事なんかでありません?
どこそこ大学の、なんたらとかいう教授の、クソ長ったらしい、意味不明なインテリテリな文章記事。
本当に『伝える能力がある人』っていうのは、どんな方に対しても、どれだけ難しいことでも、分かりやすく伝えることが出来る能力を持っている訳です。
有名人で言えば、池上彰さんとか林修先生とかがそうでしょうね。
ブログ記事も同じことが言える訳で、いかに分かりやすく伝えることが出来るかが一番なんですね。
育ったブログのユーザー属性
最近でこそ、Twitterなども始めたワタクシですが、ある程度育ったブログのユーザー属性ってこんな感じなんですよ。
- オーガニック(検索流入):86.4%
- ダイレクト8%
- リファラ5.4%
- ソーシャル0.2%
※グラフ載せたら怒られそうなので数字で。
私自身、ファンづくりに力を入れていなかった結果とも言えます。
ですが、それでも、どんなに頑張ったからと言って、オーガニックが過半数を占めることは間違いないでしょう。
オーガニックでアクセスを取れれば、それが最良なんですよね。
プロフィールページが必要なブログ
上記したのは、あくまで【ブログの力による収益を第一としたブログ】を作る時のやり方です。
単語で区切るのであれば、アフィリエイト向きのやり方と言えるでしょう。
対して、プロフガンガン、個性ガンガンのやり方。
このやり方でも多大な収益をあげる事は可能ですし、時には必要不可欠である場合もあります。
プロブロガーを目指す場合
大きく収益をあげる為には【ガッツリとした個性が必要】になってきます。
それこそ、顔出し、ファン作り、SNSガンガン・・・・・
いわゆる『プロブロガー』になりたい方は、こちらの道を選ばざるを得ません。
なんかユーチューバーみたいですよね。
個性を全面に押し出して、ファンを作って、あとは『企業からではなくファンから収益を得る』というやり方です。
どちらがどう正しいとは言いません。
ですが、私はプロブロガーとして活動する気はありませんし、そういう方向が向かない方って、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そういう、私と同じような陰日向で稼ごうとする方であれば、あえてプロフィールを全面に押し出したり、主義・主張を全面に押し出した記事を作成する必要性は全くと言ってないのではないかな、と思います。
SEO的側面
2019年では、「運営者が見えているサイト運営が優遇される」という話もあります。
どこの誰がやっているのか分からないアノニマスサイト(運営者非公開)よりも、開示されたサイトの方が強くなりやすい、とする話ですね。
・・・ですが、結局個人サイトレベルならば、そこまで重要視されていないかな、というのが個人的な感想です。
このブログにはプロフページを用意していますが、依然として他のブログではまともにプロフページを設置していないんですよね。
では順位が低いか?というとそうでもない。
設置して悪いってことはないですけど、あくまで副次的なものだと考えておいた方が良いでしょうね。
まとめ
なんでこんな事を書いたかって言うと、どうにもプロブロガーの類の皆様が、こぞって「プロフィールページを充実させよう!!」と初心者の方に発信していたからです。
「うーん、それって、お前らのやり方でしょ?」というのが私的見解。
それが悪いとは言いません。
ですが、それを真似したからと言って再現できる(=同じように稼げる)のか、それについては非常に疑問です。
例えばTVの面白いバラエティ番組を視て「プロデューサーやディレクターは誰ッ!?」ってならないですよね?
(=無料視聴可能で広告をCMに依存している=ブログで言えばアドセンスが近い)
反対に売れ筋の映画や小説などであれば「監督や小説家は誰ッ!?過去作は!?」ってなりますよね。
(=視聴にお金が必要=ファン造りや販促が収益に繋がる=ブログで言えば顔出しやプロフページ、SNSでの発信など)
この辺の違いが、ブログにも置き換えられるものだと思います。
あなたの目指すべき収益モデルはどこですか?