-マイホームを建てる大切な第一歩はハウスメーカー選び-
一生に一度の買い物だからこそ、失敗や後悔はしたくないですよね。
各ハウスメーカーの特徴や主力商品をチェックし、自分の理想や予算に合う家が建てられるかどうかをしっかりと見極めることが大切です。
今回は大手ハウスメーカー「パナソニックホームズ」について、特徴や人気商品の坪単価をまとめてご紹介していきます。
「パナホーム」という名称のほうがピンと来る方も多いのではないでしょうか。
2018年4月1日よりパナホーム株式会社から「パナソニックホームズ株式会社」へ社名変更しています。
社名意外に目立った変更は聞かれませんが、契約を検討する場合は担当者によく確認しておくと安心です。
パナソニックホームズで建てた時の価格目安
まずは一番気になるお値段から考えていきましょう。
パナソニックホームズの坪単価は65万円~130万円ほどと言われています。
※2020年現在。
ただし、これらはあくまで坪単価のみです。
- 登記など諸費用
- 地盤調査
- エアコンやカーテン
- 外構費用
このような、その他の経費は入っていない計算だということを覚えておいてください。
オプションで床材を変えるとか、壁面にタイルを使うとか、そういう注文を増やしていけば当然、どんどんと値段が上がっていきます。
ともすれば、坪単価+数十万も普通にあり得ることでしょう。
下は65万円からとローコストにも近い金額ですが、上を見ると・・・
大手ハウスメーカーの中でも、トップクラスの高級住宅になります。
特に坪単価130万円は高級ハウスメーカーの中でも、群を抜いています。
プレミアムの名にふさわしい住宅と言えそうですね。
この坪単価だと単純計算でこのようになります。
ポイント
- 30坪:1950万円~3900万円
- 40坪:2600万円~5200万円
- 50坪:3250万円~6500万円
もちろん、こちらの金額に土地代が別途加算されます。
パナソニックの自社商品で家電やキッチンなどを揃えることができる利点をおいても、まさに、お金持ちの為の住宅メーカーだと言えます。
もし、見積もりをもらったけど、適正価格がどの程度かわからないというのであれば、複数比較をおすすめします。
一社だけ、ネットの情報だけで決めてしまうのは非常にリスキーですからね。
パナソニックホームズの特徴
パナソニックホームズの特徴を4つにまとめてご紹介します
ポイント
- 住宅と設備はパナソニック品質
- 「良家づくり」をかかげる丁寧な提案
- 「家まるごと断熱」と独自の空気制御技術
- 耐震技術「POWERTECH(パワテック)」
それぞれくわしく解説していきます。
1.住宅と設備はパナソニック品質
なんといっても一番の特徴は「パナソニック品質」です。
建材や設備、外壁などの住宅建設に必要な製品はほぼ自社ブランド「パナソニック」関連事業が手掛けています。
パナソニック製品は品質がいいという高い信頼と圧倒的ブランド力があり、パナソニックブランドが好きな方には安心のハウスメーカーといえます。
住宅1棟まるごと自社製品のみで建てられるハウスメーカーは他にありません。
住宅だけでなく、建設後の家電製品や太陽光発電を利用したオール電化住宅もまとめて提案できるのも「パナソニックホームズ」の大きな特徴です。
我が家はダイワハウスですが、普通にパナソニックのキッチンやトイレ(アラウーノ)などが入っています。
他社が使う商品を自社で販売できる。
・・・ということは中間マージン削減につながり、同じ値段でもより良いものを取り入れることが出来るということですよね。
2.「良家づくり」をかかげる丁寧な提案
パナソニックホームズは高い提案力が強みです。
丁寧なヒアリングをもとに、漠然とした希望を具体的な間取りやデザインに落とし込むことを得意としています。
周辺の敷地環境や隣接する建物、風通しや日当たりを事前にプロがしっかりと調査。
家だけでなく周辺にうまく調和する家づくりを提案してくれるという魅力があります。
子育ての住まい作り提案「KodoMotto」やペットのいる暮らし提案「with pet」など、さまざまな角度からぴったり合う提案が用意されています。
引用:with pet
自分の希望をうまく伝えられるか不安な方にとっては、丁寧なヒアリングと高い提案力は安心できるポイントですね。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
3.「家まるごと断熱」と独自の空気制御技術「HEPA+(プラス)」
引用:パナソニックホームズ断熱
パナソニックホームズの断熱技術の特徴は地熱をうまく利用している点にあります。
床下の空気は年間を通じてある程度一定に保たれています。
これを利用し換気システムを使って床下の空気を室内に送り込んでいます。
送り込まれる室内側は、家全体が断熱材で包まれており高気密高断熱を実現。
さらに床下の空気を取り込む際に、独自の空気制御技術「ピュアテック」HEPA+(名称変更)によってPM2.5やさらに微細なPM0.5まで除去できるという特徴があります。
この空気制御システムは、室内空気質に関する国際的な認証「住宅向けグリーンガード認証」を世界で初めて取得しています。
(2016年3月)
4.耐震技術「POWERTECH(パワテック)」
独自の構造技術「パワテック」を採用しており、構造体そのものが強固になっているのが特徴です。
どの構造も優れた耐震性が認められています。
※商品によって3種類の構造技術が存在しており、それらをひっくるめた総称が「パワテック」となります。
この「パワテック」の魅力は高い耐震技術にくわえて自由度の高さにあります。
間取りの制限を受けにくく、広々とした開放的な空間を作りだすことが可能です。
家づくりでは「この柱はどうしても抜けない」などの構造上の制限を受けることがあります。
パナソニックホームズでは、そういったトラブルが少なく自由度が高いというのは大きな魅力だと言えるでしょう。
パナソニックホームズの人気商品&坪単価目安
パナソニックホームズの商品は、値段の開きが大きいです。
- カサート:65万円~85万円
- カサートプレミアム:100万円以上
- ビューノ:70万円~80万円
- アーティム:130万円以上
順に見ていきましょう。
カサートの特徴と坪単価
パナソニックホームズの主力商品です。
「家族の夢や憧れを思いのままに、くらし心地を自由にデザインする住まい」というテーマで創られた住宅です。
自由にデザインするというコンセプトの通り・・・
最小15㎝単位の細かな設計調整が可能であり、最大で6mまで柱がない空間も生みだせるのもこの商品の魅力です。
カサートはグレードの異なる商品をシリーズ展開しており、坪単価も各商品によって差があります。
坪単価目安は65~85万円とやや幅があり、予算に応じてシリーズやオプションを選択できるのが特徴です。
カサートプレミアムの特徴と坪単価
パナソニックホームズの超ハイグレード商品がこちら。
専用エアコン全館空調システム「エアロハス」と換気システム「ピュアテック」を組み合わせたシステムを導入している点が最大の特徴です。
家の中の温度差が少ない温度バリアフリーが実現できるとしており、40~50代半ばの富裕層をターゲットにした商品になっています。
坪単価は衝撃の100万以上!!
総額1億円クラスの邸宅を想定した商品となっており、かなり限られた方にしか手の届かない商品といえます・・・。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
ビューノ3E/Sの特徴と坪単価
3階建てを希望する方をターゲットにした商品です。
そのためエレベーターが標準装備されているのが特徴です。
カサートと同様に最小15㎝まで設計調整可能で、建ぺい率や容積率を最大限に活かせる都市部向けの商品として人気です。
坪単価目安は73.2万と発表されていますが・・・
2階建て商品の目安が70~80万といわれているため、実際はもっと高くなりそうですよね。
あくまで目安として、坪単価80万円以上と考えておくと安心です。
アーティム(首都圏限定)の特徴と坪単価
こちらも富裕層をターゲットにしたハイグレード商品。
鉄骨住宅に強いパナソニックホームズが新展開した、”プレミアムオーダーハウス”をテーマとする木造住宅です。
パナソニックホームズの最先端技術を取り入れるうえ、実際に契約後は専属チームが完全バックアップ!
一番のおどろきは坪単価・・・なんと130万以上!!
まさに夢のマイホーム、夢の豪華邸宅といえる商品ですね。
まとめ
住宅から設備、家電製品や太陽光発電システムなどをトータルで考えられるのは大きな特徴といえます。
ハイグレード商品も並びますが、大手ハウスメーカーでは標準的といえる坪単価で高品質な住宅を手にできる商品もあります。
自分のイメージを具体化してくれる高い提案力も、パナソニックブランドの名にふさわしい魅力的なポイントですね。