家づくりの第一歩、ハウスメーカー選びは非常に重要です。
公式サイトには書かれていない評判を、しっかり把握しておきましょう。
そのためには、何年か前に家を建てた先輩方のブログを参考にするのがお勧め。
今回はパナソニックホームズ(旧パナホーム)で実際に家を建てた方のブログサイトを紹介します。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
おすすめブログサイト紹介
それでは早速、参考になりそうなおすすめブログを見ていきましょう。
おすすめブログ①「おうちたてる。」
パナソニックホームズで、40坪の2階建て住宅を建てた方のブログです。
全館空調「エアロハス」を導入しており、利用してみての記事が豊富ですよ。
初期費用で約200万円かかったものの、
- 家の中(部屋・お風呂・トイレ・廊下)の寒暖差がない
- 部屋ごとに温度調整可能
- 吹出口が天井にある(→冷房効率が良く、汚れも気にならない)
- フィルター掃除は半年に一回で良い
- 一般的な全館空調の半分の電気代で済む
- (春や秋など)換気システムだけの利用なら電気代は、年間300円程度しかかからない
- ZEH(ゼロエネルギーハウス)申請可能
- 室外機は1つしか設置しなくて良い
といった点にメリットを感じており、結果的にエアロハスの導入に満足しているようです。
また、新築住宅を建ててみて、後悔した点に関しても紹介してくれています。
- 吊戸棚の高さを考えるべきだった(頭をぶつけてしまうから)
- 段差のあるところには手すりをつけるべきだった
- 横窓にロールスクリーン(窓に吊るして日差しや風を遮る布)をつけるべきだった
- インテリアカウンターの高さは、手が届くように設置すべきだった
- コンセントの位置は家具が入った時のことも考えて決めるべきだった
- キッチンの手元灯は角度調節機能つきタイプにすべきだった
など、完成してから気づく、リアルな問題点は非常に参考になります。
こうした体験談が読めるのは、個人ブログならではですね。
参考
「家は三回建てないと理想の家が建たない」などという言葉もあります。
完全完璧な住まいの実現は非常に難しい話ですね。
おすすめブログ②「パナソニックホームズで快適生活」
44坪の2階建て住宅に、家族4人で暮らしている方のブログです。
こちらのブログ主もやはり、エアロハスの導入に満足しています。
- 想像以上に安く利用できている
- 玄関を開けた瞬間から暖かく快適
- 朝布団から出るのが楽
といったメリットを挙げていました。
また、電気代について気になる方は、要チェックです。
1年の電気代を公開してくれていますよ。
一方、トラブルもあったようです。
お風呂場に設置したミストサウナで、「うるおいモード」「サウナモード」のミストを使うと、洗い場に冷たい排水が流れ出すという事態が発生しました。
しかもそれが仕様で、解決は保証の対象外。
このことに関して、ショールームや営業担当からは何の説明もなかったというのは驚きです。
事前確認は重要ですが、これは教えてほしかったですね・・・
導入の際は注意しましょう。
私はパナではなくダイワハウスですが、同じくミストサウナがついています。
エネファーム導入でついてきた代物ですが、そういった冷水が排出されてしまう仕様ではないですね。
身体を温めるためなのに冷水が出てくるのは何ともイヤですよねぇ。
おすすめブログ③「パナソニックホームズ(パナホーム)新築ブログ2018」
パナソニックホームズで、3階建て住宅「ビューノ3E」を建てた方のブログです。
坪単価を公開してくれているので、非常に参考になります。
建物本体+工事経費で計算すると、坪単価は91万円になったそうです。
さらに、各種申請料や外構費、カーテンや照明、消費税を合わせた全体の金額で計算すると、坪単価は113万円とのこと。
- 吹き抜け追加
- キッチンや洗面設備のグレードアップ
- 地盤改良
などが、価格を上げた原因のようです。
さすが大手・・・高額ですね。
とはいえ、本来は坪単価計算の際、本体価格と工事価格のみで計算することが普通です。
諸費用やカーテン類まで含んでしまうと、どうしてもかさんでしまうのは仕方がないですね。
また、エアロハスの問題点についても記事で取り上げています。
- 空調ユニットの設置位置(屋根裏に置くことができない)
- 空調ユニットが大きい(半間を超えるサイズで邪魔)
- 噴出口の色が白しかなく浮いてしまう
- (当時は)三階建てに対応していなかった(→現在は対応できる場合もある)
- ダクトを通すために天井を下げる必要がある
- 1階と2階の面積バランスの調整が必要
といった点を挙げています。
エアロハスは2017年8月頃から導入できるようになったオプションです。
まだ新しいシステムなので、これから徐々に改善が見られるかもしれませんね。
あわせてチェック
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
おすすめブログ④「パナホーム(パナソニックホームズ)で平屋を建てる」
20近くのHMを比較検討して、資料請求したり展示場に足を運んだりした末に、パナソニックホームズに決定しています。
20社を検討するってすごい気迫ですよね・・・!
パナソニックホームズの「カサートS」で、30坪の平屋住宅を建てた方のブログです。
間取りも公開されているので、平屋住宅を検討中の方は是非参考にしてみてください。
約400万円の値引きに成功し、2350万円で契約することができたそうです。
かなりの値引き率ですね。
参考
おすすめブログ⑤住宅専門タッピーブログ
引用:パナソニックホームズ
パナソニックホームズと言えば、外壁材「キラテック」ですよね。
こちらのブログは、キラテックについて詳しくまとまっているので、おすすめです!
キラテックは、セルフクリーニング効果があるのが特徴の外壁です。
外壁についた排気ガスなどの汚れを、雨の力で落とせますよ。
ただし、導入するための費用はお高めで、80~150万円くらいかかってしまうようです。
実際、こちらのブログ主さんも、110万円の見積もりを受け取ったそうですよ。
とはいえ、他社の外壁だと、初期費用は安くても、再塗装が必要ですからね。
トータルコストを考えたら、メンテナンス不要のキラテックの方が、安く済みそうです。
一般住宅の例・一条工務店のHP参照
- 10年目 100万 足場費用・部分的なシーリング補修・外壁再塗装
- 20年目 100万 足場費用・部分的なシーリング補修・外壁再塗装
- 30年目 400万 足場費用・部分的なシーリング補修・外壁再塗装・サイディング張り替え
- 40年目 100万 足場費用・部分的なシーリング補修・外壁再塗装
しっかりメンテナンスしようと思うと外壁だけで、こんなに掛かってしまします。
※外壁再塗装は、遅くても15年に1度はしないといけません。
高ッッ
我が家には、そんなお金ありません
タイルの場合、塗装しないので再塗装費用0円です
参考
おすすめブログ⑥駆け出し投資家 家を買う
2020年4月に「カサートS」を新築したばかりの方のブログです。
パナソニックホームズの、換気システムに関する記事がおすすめです。
パナソニックホームの換気システムは、「熱交換器」をつかっていません。
熱交換器は、換気するときに、外から入ってくる空気の温度を調整する役割を果たします。
つまり、これがないと外の寒い空気が、換気と同時に、そのまま室内に入ってしまうのです。
しかし、パナソニックホームでは、温度変化の少ない床下から空気を取り入れているので、熱交換器は不要だと主張しています。
さて、ここからがこのブログ主さんの凄いところで、実際に床下の温度を測っているんです!
その結果、やはり床下は外気の影響を受けにくく、快適な温度の空気を吸気できるようでした。
赤い線が外の気温、青い線がSWITCHBOTで測った床下温度になります。
いかがでしょうか。
外の気温が18℃~27℃まで変化している中、床下温度は20℃~22℃で安定しています。
この日は5/24の晴れた日で外に居ると暑い日でしたが、床下から吸気する空気は快適と言えそうです。
まぁ、快適な温度うんぬんよりも、床下というジメジメした不衛生そうな場所の空気を室内にいれることに嫌悪感を抱く方もいるんでしょうけどね・・・。
参考
まとめ
満足できる家を実現するためには、リアルな体験談を元に試行錯誤しましょう。
パナソニックホームズでは目立った欠陥に関する情報はありませんでした。
さすが歴史ある大手HMですね。
家づくりの先輩方が残してくれた情報から学びながら、より良いマイホームを目指しましょう!