トヨタホームは比較的歴史の浅いHMなので、不安な点が多いですよね。
- 「トヨタと言えば車だけど、住宅の評判はどうなの?」
- 「デザインがダサいって聞いたけど本当?」
マイホームは、一生に一度の大きな買い物なので、気になりますよね。
そこで今回は、トヨタホームで家を建てるメリットとデメリットをご紹介します。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
トヨタホームで家を建てるメリット
では早速、トヨタホームで家を建てることのメリットを4つに分けてご紹介します。
ポイント
- 「耐震性能」が高い
- 安定した「工場品質」
- 安心の「最長60年保証」
- 「独自のローン」システム
順に見ていきましょう。
1.「耐震性能」が高い
トヨタホーム主力商品は、「鉄骨ラーメン構造」を用いています。
これは、高層ビルにも採用されている、地震に強い構造です。
その他にも、
- 「125ミリの太い柱」を採用(通常建築で使われる太さの鉄骨の2倍の強度)
- 制振システム「T4システム」(建物の変形量を約20~70%軽減)
- 「公開耐震実験」では、震度6以上の大地震17回を含む90回の加振でも構造体の損傷なし!
- 外部からの力を受けやすい接合部は「変形防止プレート」で補強
- 「ユニット化」により歪みにくい造り
という特徴があり、トヨタホームの住宅は、高い耐震性能を実現しています。
また、地震に対する強さを表す指標の最高等級である「耐震等級3」に、標準対応している点も魅力ですね。
2.安定した「工場品質」
トヨタホームの住宅は、約85%が工場内でつくられます。そのため、
- 工期が短くて済む
- 大工の腕の影響が少ない
- 建築材が雨に濡れない
といったメリットがあります。
マイホーム建築では、施工業者とのトラブルが非常に多いです。
安定した品質の提供は、大きなメリットと言えるでしょう。
3.安心の「最長60年保証」
トヨタホームは、「長く住める家」を提供しています。
- 基礎や構造体は30年の初期保証
- 外壁や床・屋根は20年の初期保証
- 25年目までは無料点検
といった、業界トップクラスのサポートが魅力です。
その後は、定期的な点検とメンテナンスを行うことで、最長60年間の保証を受けることができます。
ただし実際は、長期保証を受けるための有償メンテナンスにお金がかかるという声もあります。
一生に一度の家だからと、アフター保証前面に押し出しているトヨタホームに強く惹かれていましたが、どうやらそんなに上手い話があるわけないようです。
トヨタホームからもらった書類によれば、15年目に40万円弱(防水シートのはりかえ)、30年目に200万円程度かかるとのことです。(外壁補修、屋根補修費として)
とはいえ、これは何もトヨタホームに限った話ではありません。
どこのハウスメーカーでも有償保証が基本になります。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
4.「独自のローン」システム
トヨタグループの中に、トヨタファイナンスという会社があるため、
- ローン申込み時の事務手数料が無料
- 保証料・保証人が不要
- 繰上返済手数料が無料
- 銀行でローンを組むより低金利
といった、嬉しい特典が受けられます。
金額はトヨタホームの方が全然高いけど、金利優遇も凄い‼︎トヨタグループさすが〜と感心してしまいました。
引用:e戸建て
トヨタホームで家を建てるデメリット
次に、トヨタホームで家を建てることのデメリットについて3つご紹介します。
注意ポイント
- 坪単価がお高め
- 似たような外観になることが多い
- 雨漏りに関するトラブルが多い
順に見ていきましょう。
1.坪単価がお高め
ローコストHMや工務店と比較すると、坪単価がお高めです。
トヨタホームの坪単価は、シリーズによって上下します。
- シンセシリーズ(鉄骨ラーメン構造):坪単価55~75万円程度
- エスパシオシリーズ(鉄骨軸組み工法):坪単価65~80万円程度
シリーズの大きな違いは「間取りの自由度」です。
鉄骨ラーメン構造は「ユニット化」しているため、どうしても間取りの自由度が落ちてしまいます。
そのため、間取りにこだわりたい方は、値段は上がりますが、エスパシオシリーズを選ぶようです。
2.似たような外観になることが多い
展示場に見に行きましたがトヨタホームはダサいですね。夢が湧かない家でした。
引用:マンションコミュニティ
トヨタホームの外観は、「特徴が無いのが特徴」といった不名誉な評判が多いです。
- 「新興住宅地では、外壁が被ってカッコ悪い」
- 「同じようなタイプの住宅になり、一目でトヨタホームと分かってしまう」
といった口コミが見受けられました。
個性を表現したい人や、誰かと被るのが嫌な人には向かないかも知れませんね。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
3.雨漏りに関するトラブルが多い
とにかく雨漏りに関するトラブルが多いです。
トヨタホームのベランダは要注意!部屋の上にベランダがある方、雨漏りしますよ。ベランダ床は防水シートが敷かれていますが、シート下の釘が振動や床のたわみで頭が飛び出しシートに穴を開けそこから水が浸入します。被害者はネット検索でかなり出てきます。
引用:マンションコミュニティ
特に、2000年前後に建てた方にトラブルが多いようです。
1999年築。14年目の積雪で、滝のように3階から1階まで雨漏り。19年目に、屋上・バルコニーのあちこちで防水シートの亀裂・剥離が多発し、3階の天井が崩落。けが人なくてよかったが、家はカビだらけで住めず。115年も住めない家。修理もメンテもしてくれない。訴訟準備中。被害者の会の結成も検討中。
引用:マンションコミュニティ
トヨタホームは、もともとトヨタ自動車の「注文住宅部門」でした。
それが、2003年に分社化し、ハウスメーカーとなっています。
これを境に、徐々に改善はしているようです。
例えば、2014年頃に建てた方の口コミを見ると、徹底した点検が行われたことが分かります。
この前の5年点検の時、ベランダのプラスチックタイルをはがして防水シート点検してくれたので「えらく丁寧だな」と思ったのですが「なるほど」です。
引用:マンションコミュニティ
多少は不安が残るものの、今では改善されていると見て良いのではないでしょうか。
まとめ
トヨタホームは、住宅の約85%を工場でつくるため、高品質の住宅を安定して提供しています。
一方で、住宅が画一的になってしまう問題も生じているようですね。