あなたは上位表示をさせる為に、記事の中でどの部分が一番重要だか知っていますか?
- メタキーワード?
- メタディスクリプション?
- 見出し?
- コンテンツ内容?
- ワード含有率?
いいえ、このどれでもありません。
その答えは【記事タイトル】
記事のタイトルの付け方によって、アクセス数は雲泥の差になってしまうのです。
「え?そうなの?適当に考えてたかも・・・」
そんな方は要チェックですよ!
記事タイトルが重要な理由とは
記事タイトルの超重要な役割は以下の通り。
- 検索結果画面やシェアの画面からユーザーを誘導する
- Googleにどういう記事なのか伝える
ひとつずつ見ていきましょう。
ユーザー目線における記事タイトル
あなたのブログに訪れるユーザーは一体どこから訪れますか?
アクセス流入元には4つの経路が存在します。
- 自然検索(オーガニック)
- リファラ
- ダイレクト
- ソーシャル
このうち、タイトルが重要になってくるのが1番と4番。
検索結果に表示された時とソーシャルシェアされた時ですね。
※リファラはリンク先で自由にタイトルを変えることが出来るので重要度は落ちる。
※ダイレクトはブックマークやURLシェアによるものなので、読むことが前提なので関連性が低い。
要はユーザーに対するファーストインプレッションの役目を果たす部分なのです。
この時、ユーザーは【非常に無意識】なのです。
「うそでしょ?知りたい情報探す時は記事タイトルのひとつくらい見るんじゃ。。。」
確かに、検索結果画面を見るでしょう。
ただ、その見方と選び方が無意識なんです。
嘘だと思う場合、自分が検索する時を思い出してごらんなさい。
絶対に『1つの記事タイトルを一言一句最後まで読んでいないはず』です。
実際に検索する時には、タイトルをばーーーっとスクロールして、もっとも自分の欲しい情報が書いてありそうなサイトを感覚でクリック(タップ)するわけです。
この『ばーーーっと』の時に、ユーザーの目に留まるタイトルでなくてはならないのです。
- 記事の内容を簡潔に表すことが出来ているのか
- キャッチーな文句は入っているのか
- 役に立ちそうなタイトルになっているのか
これらが非常に重要になってくるのです。
これはソーシャルでシェアされた時も同じ話です。
Google目線における記事タイトル
ユーザー目線と同じくらい大事なことが、Googleの目線を気にすること。
Googleが記事の内容を判断する時、一番に見る部分が記事タイトルなのです。
- 何について書いてある記事なのか
- 何のワードが主軸なのか
- 上位表示させるほどコンテンツとマッチしているのか
今回の記事の主軸は「ブログ 記事タイトル SEO」です。
記事の内容はご覧いただいている通り、記事タイトル付けの重要性について紹介しています。
例えば、この記事のタイトルが「検索上位に上げる為に一番重要なコトはアレ!!」だったら、どうでしょうか。
確かに、この記事内容にはマッチする訳ですが・・・
恐らく、狙ったユーザーを流入させることは出来ません。
もしかしたら「検索上位 上げる 重要」なんかだったら、ヒットするかもしれません。
ですが、「タイトルってどうやったら上手くいくのかな?」というユーザーは狙いにくくなるでしょう。
それほど繊細なのが記事タイトルなのです。
これらを加味した記事タイトルが、今回のタイトル『上位表示にはブログの記事タイトルが一番重要|SEOに効果的なつけ方とは』です。
実は私、このブログでタイトル付けを間違えちゃった経験があります。
それがこの記事。
→やっぱり娘?板垣巴留【『BEASTARS』が面白すぎる】板垣恵介超え・・・!?
チャンピオンで連載中の『ビースターズ』という漫画に注目した記事です。
タイトルの通り、英字表記なのですが・・・・
最初、「スペルを誤ってしまった」んですよ。
- 〇BEAST"A”RS
- ×BEAST"E”RS
ってね。
結果はもちろん、BEASTERSでの流入ばかり。
同じように間違えて検索した方の流入ですね(笑)
まぁ最近ではグーグルのシステムも進化しているので、誤字脱字でも拾ってくれるんですけどね。
でも、検索順位は正しい表記よりも遥かに落ちることは間違いありません。
別のブログでですが、以前も間違えた(?)経験があります。
イギリスの首相(辞めそう?)である『テリーザメイ首相』の記事です。
私、当然のように本名である『テリーザ・メイ首相』と記事内やタイトルで呼称していたんです。
違いが分かりますか?
『テリーザメイ』と『テリーザ・メイ』
「は?点ひとつ入るか入らないかじゃん?」
そうなんですよ。
【たったのそれだけの事】なんですよ。
ですが・・・・ニュースでの呼称や検索回数で多かったのは『テリーザメイ』
区切らない方だったんですよね。
当然、私の記事では『テリーザメイ』では上位表示されず、『テリーザ・メイ』と表記した時だけ上位表示されたのでした。
ホントに、こんな些細な事まで見ていますからね。
記事タイトルの効果的なつけ方
では実際にどうやったら、SEOに効果的なタイトルの付け方ができるのかと言えば・・・
ポイント
- キーワードを入れる
- タイトルと内容に乖離がないようにする(釣りタイトルや答えがない内容にしない)
- キーワードを重複させない
- 20文字以下とか40文字以上とか極端な長さにしない
- 記号を使い過ぎない
- 何の記事なのか分かりやすくする
順番に見ていきましょう。
1.キーワードを入れる
これは上でも書いた通りです。
この記事のタイトルが「検索上位に上げる為に一番重要なコトはアレ!!」だったら、キーワードが不在です。
「ブログ 記事 タイトル つけ方 重要 SEO」
こういった、記事内容にマッチしたキーワードを当て込んであげないと、記事の評価がつきにくくなってしまうのです。
2.タイトルと内容に乖離がないようにする(釣りタイトルや答えがない内容にしない)
例えば「誰でも100%検索一位を取る方法」というタイトルだったらどうでしょう。
土台、そんな方法は存在しません。
でもユーザー的にはクリックしたくなりますよね。
記事内容がずさんな内容だったら・・・
「全然書いてある内容が違うやんけ!!」となってしまうのです。
大げさにし過ぎず、記事内容を正しく表したタイトルが必要なのです。
3.キーワードを重複させない
これも例えてみると「記事タイトルが大事!効果的な記事タイトルのつけ方とは」こんな感じ。
一見、なにがダメなの?って感じがするかもしれません。
ですが、「記事タイトル」というワードが2回も登場してしまっています。
これは非常にもったいない。
何度も言いますが、一番大事な部分なのです。
ユーザーの目を引くタイトル、そして、できるだけキーワードを盛り込むべき部分なのです。
それを踏まえると、同じワードを出してしまうのは非常にもったいないことなのです。
4.20文字以下とか40文字以上とか極端な長さにしない
これも例えてみると・・・
- 「ブログ記事タイトルが重要」
(12文字) - 「ブログの【記事のタイトル】がめちゃくちゃ重要!絶対に守るべき「6つのルール」と効果的なつけ方とは!?」
(50文字)
こんな感じですね。
前者だと短すぎて、Googleは何のワードが重要なのかを拾いきってくれませんし、ユーザー目線でも内容がふわっとしか伝わってきません。
後者だと長すぎて、後ろの方は検索結果で全く見えません。
ですが、長過ぎてマイナス評価になることもありません。
(さすがに60文字70文字なんかじゃ危ういですが)
重要な語句は前に集めてしまって、ちょっとくらい長くなる分にはOKとも言えます。
5.記号を使い過ぎない
さっきの例。
「ブログの【記事のタイトル】がめちゃくちゃ重要!絶対に守るべき「6つのルール」と効果的なつけ方とは!?」
記号が何個あるでしょう?
【】!!「」?
7個もありますね。
キャッチーにする為に使いたくなるのも分かりますが、タイトルの文字数を圧迫することに繋がってしまいますし、ゴテゴテしたくどい印象になってしまいます。
使い過ぎには注意が必要です。
6.何の記事なのか分かりやすくする
例えば「記事タイトルって重要だよねって感じた瞬間」こんな感じのタイトルだったらどうでしょう。
ただの雑感が書いてあるのか?
解説記事になっているのか?
タイトルを見ただけでは判断がつきません。
ぱっと見で何の記事でどんな内容なのかが分かるようなタイトルを心がけましょう。
最初から完璧を目指すことは不可能
記事タイトルは重要です。
だからこそ、推敲して慎重に決めるわけですが・・・
見出しの通り、最初から完璧なタイトルをつけることは不可能です。
この記事のタイトルも幾度となく変更しています。
データを分析して、より良いものを選択していくことが必要不可欠です。
そのためにサーチコンソールを使いましょう。
- クリック率はどうか
- 上位表示ができているのか
- もっと別のワードの方が適しているのではないか
これを分析するツールがサーチコンソールなのです。
誰しもいきなりズバピタのタイトルを組むことは不可能なので、まずは公開してみてデータを集める。
その結果をもとに、より良いものへと作り変えていくことが重要なのです。
まとめ
サイト運営において「コンテンツのタイトル付けの重要性」についてお分かり頂けましたでしょうか。
SEO的に何を置いても重要なのがタイトル。
記事を公開する前には「推敲を重ねる習慣」をつけましょう。
そして時間が経ったら、必ず分析をして、改善策を考えていきましょう。