「カンナ社長」のCMでおなじみのアキュラホーム。
社長自身がもともと大工さんだったことから、作り手のこだわりがつまったハウスメーカーといった印象があります。
そして40周年を迎えたアキュラホーム。
顧客から認められた上に老舗としての腕が光りますね。
実際アキュラホームにお任せすると、どういった特徴の家を期待できるのでしょうか。
- アキュラホームの家はどんな工夫があるの?
- ローコスト住宅と聞いたけど価格はどのくらい?
ハウスメーカー選びは夢のマイホーム実現の第一歩ですから、とても気になりますよね。
今回はアキュラホームの特徴や人気商品の坪単価をまとめてご紹介していきます。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
アキュラホームで建てた時の価格目安
まずは一番気になるお値段から考えていきましょう。
アキュラホームの坪単価は40万円~60万円ほどと言われています。
※2020年現在。
ただし、これらはあくまで坪単価のみです。
- 登記など諸費用
- 地盤調査
- エアコンやカーテン
- 外構費用
このような、その他の経費は入っていない計算だということを覚えておいてください。
オプションで床材を変えるとか、壁面にタイルを使うとか、そういう注文を増やしていけば当然、どんどんと値段が上がっていきます。
ともすれば、坪単価+数十万円も普通にあり得ることでしょう。
アキュラホームはちょうど、ローコストハウスメーカーと高級ハウスメーカーの中間くらいの坪単価だと言えるでしょう。
この坪単価だと単純計算でこのようになります。
ポイント
- 30坪:1200万円~1800万円
- 40坪:1600万円~2400万円
- 50坪:2000万円~3000万円
こちらの金額に土地代が別途加算されます。
「あまり安すぎるのはどうかと思うけど、高級メーカーには手が出ない・・・」
そんな方におすすめのハウスメーカーと言えそうです。
もし、見積もりをもらいたいけど、ちょっと不安になってきた…というのであれば、複数比較をおすすめします。
一社だけ、ネットの情報だけで決めてしまうのは非常にリスキーですからね。
アキュラホームの特徴
アキュラホームの特徴を以下の3つにまとめてご紹介します。
- デザイン性に優れたローコスト住宅
- 地盤に応じた基礎選びで「地震に強い家」
- 高倍率耐力壁「ストロングウォール」
くわしく解説していきます。
1.デザイン性に優れたローコスト住宅
アキュラホームは、ローコスト住宅ながら圧倒的なデザイン性の高さが特徴です。
2005年にグッドデザイン賞を初受賞。
その後も、受賞を繰り返し、2012年から2019年までは8年連続受賞中です。
その他にも、ウッドデザイン賞や、キッズデザイン賞など、多くの賞を毎年のように受賞しています。
やはり外部からの評価には説得力がありますよね。
また、この品質の高さを維持しながら、コストパフォーマンスの高さも魅力です。
アキュラホームはローコスト住宅を扱うハウスメーカーです。
坪単価は40~60万円程度と言われています。
「職人品質をもっと身近に。」という企業理念をもとに、低予算にも対応できる価格設定を特徴としています。
家の種類や、オプションにもよりますが、1000万円台からマイホームを持つことが可能です。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
アキュラホームのカンナ社長は、もともと大工さんをしていたこともあり、品質と価格の両方を追求した家を作るというこだわりを持った方として知られています。
最近はローコスト住宅を提供するハウスメーカーが増えたことから、価格だけで比較するとアキュラホームは見劣りしてしまいます。
しかし、品質にこだわりながら低価格の住宅を求めている方には、非常におすすめです。
地盤に応じた基礎選びで「地震に強い家」
アキュラホームは、「耐震実験」を実施しています。
阪神淡路大震災・新潟中越地震(川口町)・新潟中越地震(小千谷町)での地震をそれぞれ想定した実験です。
その結果、損傷として確認されたのは、壁紙に亀裂が入った程度でした。
過去の大きな地震の衝撃を3回連続で受けたにも関わらず、倒壊に直結するような構造上の損傷はなかったのです。
テストによって裏付けられた安全性がうれしいですね。
地震に強い家の秘密は、家の基礎にあります。
アキュラホームの基礎の構造は、
- 布基礎
- ベタ基礎
の2種類から選ぶことが可能です。
どちらの基礎を使うかは、工事の際に話し合って決めることができます。
自分が家を建てる場所の地盤を調査し、その地盤にあった基礎を築くことで、耐震性能を高めてくれます。
高倍率耐力壁「ストロングウォール」
また、アキュラホームの耐震性能を支えているのは、こだわりの基礎だけではありません。
「ストロングウォール」という高倍率耐力壁が、住宅をしっかりと支えてくれています。
ストロングウォールは、アキュラホームが東京大学と共同開発しました。
なんと、通常の壁の5倍の強度をもっているのです。
国土交通大臣の認定を受けている材料なので、安心感があります。
また、強い壁を使うことで、室内の無駄な柱を減らすことにも成功しました。
これにより、最大で32帖の大空間を創り出すことが可能になっています。
必要以上のコストをかけずに頑丈な建物を維持できるのは、さすがアキュラホームといえるでしょう。
トリプルストロングウォールが登場!
↑のストロングウォールをさらに進化させ、15倍の強度を誇る構造が登場しました。
これによって、従来の木造では難しかった大空間の家が実現。
それでいてコストも抑えてあるということで、嬉しい限りです。
アキュラホームの人気商品&坪単価目安
- 大空間の家:48万円
- 大収納のある家:40万円~50万円
- 空間上手の家:45万円~
- 太陽光の家:55万円~60万円
- 二世帯の家:40万円~55万円
- ペット共生の家:40万円~50万円
詳しく見ていきましょう。
2020年4月登場!大空間の家
引用:アキュラホーム
2020年4月に登場した新商品です。
価格は、1,461万円(税込・30.05坪2階建・3LDK)/坪単価48万円から。
※メーカープレスリリースより。
アキュラホームの技術の粋を集めた上に、コストダウンも図られている最新モデルです。
ポイント
- 従来の15倍の強度を誇る耐力壁
- ZEH対応可能な高気密高断熱
- 日本最大の地震波で実証
- 間取り自由度も実現
………あれ?
大手ハウスメーカーを選ぶ理由がなくなってしまうのでは???
ちょっと何を言っているのか分かりませんが、安くて強くて間取り自由度も高くて高断熱…
安すぎるんじゃ…(笑)
大収納のある家の特徴と坪単価
引用:アキュラホーム
1階と2階の間に天井高1.4mの大収納スペースが作られた住宅です。
その名の通り、収納スペースを広々確保できますね。
大収納を作ることで2階部分の騒音を軽減する効果も期待できるそうです。
また、高さ最大4.2mの吹き抜けリビングを作ることもできます。
坪単価は40~50万円程度。
広々空間を満喫できるローコスト住宅となっています。
空間上手の家の特徴と坪単価
引用:アキュラホーム
都市部向けにつくられた住宅です。
狭い敷地を効率的に用いることを意識してあります。
坪単価は45万円程度。
シンプルな室内とデザイン性を重視した外観が特徴です。
空間上手の家をもとにした「空間上手の家Ⅱ」も登場しています。
こちらは3階建の住宅です。
2階にLDKが配置されていることが特徴となっています。
※2020年7月時点で、商品ラインナップメニューからは削除されてしまっています。
別途、3階建ての家が登場していますので、そちらに統合されたのかもしれません。
太陽光の家の特徴と坪単価
引用:アキュラホーム
太陽光発電とオール電化仕様の住宅です。
坪単価は55~60万円と、ローコスト住宅としてはお高め。
環境問題に関心のある人からの受注が増えているようです。
二世帯の家の特徴と坪単価
引用:アキュラホーム
プライベート空間をしっかり確保することができる、二世帯住宅です。
お子様の成長にあわせて部屋の区切り方を変更できるところが魅力です。
また、大容量の収納スペースが備え付けられています。
坪単価は40~55万円とされています。
ペット共生の家の特徴と坪単価
※旧、愛犬と暮らせる家。
引用:アキュラホーム
愛犬との暮らしを第一に考えた住宅です。
坪単価は40~50万円。
におい対策や掃除のしやすさ、傷のつきにくい素材選びなど、細かい気遣いが行きとどいているところが魅力です。
人間と犬の動線を考えて、間取りを自由に設計できるのもうれしいポイントですね。
2020年登場!ウィズコロナ「新生活様式の家」
引用:アキュラホーム
2020年に登場した、新生活様式の家です。
ウィルス対策を随所に盛り込んだ、日本初のモデルです。
大空間の家のバージョンアップ版ということですから、坪単価はさすがに標準仕様より上がるのでしょうか・・・?
それとも、価格は据え置き・・・?
時代に合わせて革新的な試みを続けるアキュラホームはすごいですね!
まとめ
アキュラホームは、デザイン性に優れたローコスト住宅を提供していることがわかりました!
低価格ながらも、耐震性能にもしっかりとこだわり、妥協しない姿勢が魅力です。
価格を一番に考えると、ローコスト住宅の中では割高に感じてしまいますが・・・
クオリティを踏まえると打倒な価格設定といえるのではないでしょうか。
数ある住宅の中から、ライフスタイルに合わせた種類のものを選べる点もポイントだと思います♪