家を建てるとき、漠然とした理想はあっても、具体的に想像するのは難しいものです。
間取りにデザイン、立地まで、考えることが多すぎて何から手をつけていいか分からないですよね。
そこで今回は、「どんな家を建てるか」具体的イメージを広げる手がかりを紹介します!
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
特にこだわる人が多い部分はコレ!
まずは、自分の希望をはっきり自覚することが肝心です。
そこで、多くの人がこだわる部分について見ていきましょう!
デメリットも合わせて解説していきます。
①「吹き抜け」のある家
開放感のある空間を演出できる「吹き抜け」は多くの人の理想です。
太陽の光を室内いっぱいに取り込んで、明るい家にできるのも魅力ですね。
また、一階と二階部分がつながるため、家族の存在を感じやすく、距離が近くなりますよ。
吹き抜けのデメリット
一点注意したいのは・・・
冷暖房効率が悪くなること。
どうしても広い空間になってしまいますので、効率が落ちてしまうのは覚悟しましょう。
それでも「吹き抜けがどうしても欲しい!」という場合には、高断熱高気密の家を選択することは必須と言えるかもしれません。
いくらオシャレで開放感のある家でも、「冬寒くて夏暑い」じゃ快適とは言えませんからね。
\その会社、大丈夫?/
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②「オープンキッチン」のある家
家族とコミュニケーションをとりながら料理ができる「オープンキッチン」。
特に小さいお子さんがいる家庭や、友達を招いてパーティーをする方に好まれます。
オープンキッチンのデメリット
とはいえ、こちらも一長一短で・・・
対面式のオープンキッチンにすると、従来の壁付けキッチンよりもスペースを食います。
デン!とせり出してきて、キッチン分がスペースを取ってしまいますからね。
狭小地の住宅においては、オープンキッチンよりも、従来の壁付けキッチンの方がスペースをうまく活用できるかもしれるでしょう。
建坪面積と相談しながら、実現可能なのかを考えていきましょう。
③「屋上」を有効活用した家
都心に住宅を建てる方に、特に人気なのが「屋上スペース」を有効活用した住宅です。
屋上部分で、
- ガーデニングができる
- 外で食事ができる
- 家庭菜園ができる
- バーベキューができる
- ドッグランができる
といったメリットがありますよ。
屋上では、地上とは眺めが違うので、いつもと違う盛り上がり方ができそうですね。
屋上のデメリット
しかし屋上は思いの外デメリットが大きいです。
- 階段追加の費用
- 出入口追加の費用
- フェンスや手すり追加の費用
- 通常屋根よりもメンテナンス費用が割高
階段や出入口、フェンスは分かりやすいと思います。
メンテ費用が割高というのは、「フラット屋根になるから」です。
フラット屋根では通常の三角や半フラットの斜めの屋根よりも、防水や排水に気を付けなければならないのです。
そのため、防水の特殊加工が通常屋根よりも割高になってしまうのですね。
それに加え、屋上利用するということは人が上に乗って活動をする訳ですから、通常の屋根よりも痛みが早くなることは当然ですよね。
その他のこだわり
その他にも、
- ウッドデッキが欲しい
- ロフトが欲しい
- 自分だけの書斎が欲しい
- 光を取り入れる大き目の窓が欲しい
などなど、こだわるポイントはたくさんあります!
何を優先するのか考えると、夢が膨らんで楽しいですね。
土地の広さや、方角や間取りの相性、費用と合わせて考えていけると良いですね。
家族の「ライフスタイル」を考えてみよう!
ライフスタイルに合わせて住宅を考えることも重要でしょう。
- 子どもを育てる予定はあるか
- 親との同居を考えているか
- ペットを飼うか
といったポイントは特に考慮すべきです。
また、「学校までの距離」「通勤時間」など、立地の希望も考えておくと良いでしょう。
子育てを第一に考えた家
「子育てしやすさ」を第一に考える場合、
- 汚れが落としやすい素材の壁
- 子どもの様子を見守れる間取り
- 走っても転ばない凸凹の少ない動線
- 角をそぎ落とした家具
- 楽器を習わせるため「防音室」つきの部屋
など、たくさん工夫したいですね。
また、「子育て世代」向けにデザインされた住宅を提供しているHMも少なくありません。
そういったコンセプトで設計された家を参考に考えるのもオススメですよ。
老後の暮らしまで意識した家
親との同居や、自身の老後を意識して、「バリアフリー」住宅にするのも良いですね。
その場合オススメは階段の上り下りがない平屋住宅ですが、
- 階段に手すりをつける
- 一階部分だけでも生活できる間取りにする
- エレベーターを設置する
といった方法で、2・3階建て住宅でも快適に過ごせるよう工夫する方法もあります。
その他にも、「ヒートショック」対策として、部屋の温度差をなくすことも重要です。
あわせてチェック
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\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
ペットと暮らす家
ペットを飼う予定があるかどうかは重要なポイントです。
- 玄関脇に「足洗い場」を設置する
- 道路への飛び出しを防ぐ「アプローチ」
- 外の様子が確認できる小窓を設ける
- 滑りにくい素材の床を採用する
- 壁に「抜け穴」をつける
- 備え付けのキャットウォーク
といった工夫をしてあげると、お互いに気持ち良く生活できそうですね。
長く愛せる「外観」デザインを考えよう!
帰ってきたくなるオシャレな外観にしたいですよね。
やはり見栄えが良いと自慢になりますし、愛着をもって生活できるので、外観のデザイン性の高さは大事です。
理想の外観は?
- 和風のデザイン
- スタイリッシュなデザイン
- お城みたいな北欧風のデザイン
などなど、一言に「おしゃれ」と言っても、想像するデザインは様々。
家族の中でも趣味は違うかもしれませんね。
ネットで検索するとたくさんの実例が出てくるので、どういったデザインに惹かれるか話し合ってみましょう。
エクステリアを工夫するのもアリ!
外壁はあえてシンプルなデザインにしておいて、エクステリアを工夫するのもお勧めです。
敷地周りの外部空間をデザインすることで、印象はガラッと変わります。
例えば、
- 綺麗な花や木を植える
- 塀や門扉を整える
- ガーデニング雑貨を工夫する
- デザイン性の高いポストや表札を置く
などなど、あえて外壁をシンプルにしておいて、真っ白なキャンパスに、自分たちの手でオシャレにみせる工夫を楽しむのも良いでしょう。
希望条件が多い場合は注文住宅がおすすめ
家族の暮らしや、住宅のデザインで、こだわりたい部分は見つかったでしょうか?
家を建てる場合、注文住宅のほかにも、建売や中古物件という選択肢もあります。
- 希望条件が少ない場合:建売・中古物件
- 希望条件を多く満たしたい場合:注文住宅
予算的な部分がどうしても絡んでくる話ではありますが、理想の家づくりを費用で仕方なく諦めて建売や中古物件にしてしまうと、一生涯あたまから離れないものです。
今ではローコストハウスメーカーも数多く登場していますから、そちらにあたってみるのも一つの手ですね!
理想の注文住宅を建てる為に
色々と希望や要望が確認できたかと思います。
でも・・・それを間取りに落とし込んだり、具体的な費用を知ったりって、どうしても住宅会社と打合せしなければ分かりませんよね。
ちなみに目いっぱいの要望を打合せすると、一社につきどれだけの時間がかかると思いますか?
1時間?
2時間?
いいえ、私の場合は5時間以上かかりました・・・ゲッソリ
たったの一社につき、ですからね^^;
私の場合、ヘーベル→大和と打合せしたので、最初の見積もり打合せ段階で軽く10時間くらいは使っているのではないでしょうか。
これを防ぐ為に。
最初の希望要望を簡単に形にする為に。
めちゃくちゃ楽な方法があります。
それは・・・
こちらの要望を記入して送れば、それでもう一括請求が可能です。
間取りや予算を欲しいHMをチェックして請求すれば、待っているだけで間取りや見積もりが簡単に届いてしまうサービスです。
- どんな間取りが出来るのか知りたい
- どれくらいの金額になるのか知りたい
ある程度「こんな家に住みたい!」というビジョンが見えてきたら、非常におすすめのサービスです^^