おしゃれな吹き抜けリビング階段、憧れますよね。
- 「空間を広く見せるために、リビング階段を勧められた!」
- 「新築するなら、家族の存在を感じられるリビング階段が良い!」
という方も少なくないでしょう。
とはいえ、リビング階段を採用して、後悔している方がいるのも事実です。
同じ失敗をしないために、実際に失敗した方の体験談をチェックしておきましょう。
そこで今回は、リビング階段のデメリットを、実際の口コミを踏まえてご紹介します!
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
リビング階段のデメリット
それでは早速、リビング階段のデメリットを5つに分けてご紹介します!
注意ポイント
- リビングが寒い
- 光熱費がかかる
- 生活音が響きやすい
- 料理のにおいが影響しやすい
- 来客時にリビングの生活感が気になる
順にみていきましょう。
1.リビングが寒い
リビング階段だと、冬場はリビングが寒いです。
なぜなら、1階で温めた空気が2階に逃げてしまうからです。
また、2階の冷気が1階に降りてくるので、階段付近は特に冷えるようです。
とにかく、冷暖房の効きが悪いです(-_-メ)
結局、階段の登り口にアコーディオンカーテンを取り付けて、なんとか、暖房が二階へ逃げなくなりましたが、昇り降りの際、開け閉めも面倒だし。。。。。。こんな事なら、リビング階段になんてしなきゃよかったと思っています。
引用:yahoo!知恵袋
寒さ対策をしっかりしないと、快適な生活ができません。
- 階段の登り口をカーテンで仕切る
- 高気密・高断熱を売りにしているハウスメーカーで建てる
- 全館空調付きの住宅を建てる
- 床暖房を採用する
などの工夫が必要になるでしょう。
ローコストハウスメーカーで、機能性をカットしてリビング階段を採用すると、悲惨ですよ。
2.光熱費がかかる
リビングが寒いということは、エアコンをずっと稼働させないといけません。
つまり、電気代がかかります。
特に、吹き抜けを合わせて採用した場合、暖房効率が悪いという口コミが多くみられました。
やはり気になるのは電気代。
もし、吹き抜けにもリビング階段にもしていなかったらもっと電気代安く済んだのかなぁ、なんて考えることもあります。引用:WOMEN'S PARK
ランニングコストを節約したいなら、リビング階段は、おすすめできません。
\その会社、大丈夫?/
※ダメ会社をあぶりだす。
3.生活音が響きやすい
リビング階段は、空間が繋がっているため、生活音が2階に響きやすいです。
まだ子どもも小さいので、親と一緒に過ごすことが多く、音が響いて困ることは今のところありませんが、受験生とかになったら気を使うかもしれませんね。
引用:yahoo!知恵袋
特に、生活時間帯の違う家族が同居している場合は、大きなデメリットになるでしょう。
テレビの音やリビングでの会話が、2階に聞こえるかもしれないと気を遣わないといけません。
対策としては、
- 防音ドアを採用する
- 吸音性の高いコルクタイルを床材に採用する
などするしかないようです。
4.料理のにおいが影響しやすい
料理のにおいが2階にのぼっていきやすいというデメリットがあります。
特に、香りの強いカレーライスを作ったりすると、すぐににおいが充満してしまいます。
とはいえ、人によっては、これをデメリットと感じない方もいるようです。
当家は、臭いも音も、家中に広がります。
2階の個室にいても、夕飯のメニューが分かります。お客が来ていることもわかります。
それがいい。家族なのだから.....
引用:yahoo!知恵袋
自分たちの家族の価値観はどうか、話し合いが必要ですね♪
5.来客時にリビングの生活感が気になる
リビング階段だと、2階の子供部屋に上がるために、来客がリビングを通ります。
すると、リビングの生活感を見られてしまうので、しっかり片付けておかないといけません。
また、来客時は、いつ人が降りてきてもいいように、だらしない格好はできないとの声も・・・
友人連中も流行りに乗ってリビング階段にした人達は後悔しています。
休日や暑い日にも、パンツ一丁やパジャマでゴロゴロくつろげないし、母親は「お母さん!友達来るんだから、ちゃんとした服装で化粧くらいしててよ!」なんて言われたり(;・∀・)
引用:yahoo!不動産
来客が多い家では、プライベートを確保できないというデメリットがあるようですね。
お風呂から上がったりするときにリビングを通ると来客があったときに通りずらいかな?と思いました。
引用:yahoo!不動産
リビング階段わが家の場合
実は、わが家もリビング階段を採用しています。
階段上の2階がリビングになります。
しかし、あらかじめデメリットを考慮し、2階の階段出口へ半透明のアクリルスライドドアを設置しました。
これが無かったらと思うと、ちょっとぞっとしますね。
デメリットで挙げた通り、
- 臭いのシャットアウト
- 冷暖房の抜け防止
- 消音効果
この辺を低減することができました。
とはいえ、しっかりとした防音のドアではないので、音だけは防ぎきれていないんですけどね・・・
(間取り上、スライドドアしかつけられませんでした)
また、もう一つの弊害も。
それが・・・
気密性が高い為に、1階でどこかを開閉するたびに、空気圧でスライドドアがボンボン揺れるということ。
これが結構ストレスなんですよね。。。
空気銃の要領で、ドアがバンバン動いてしまうんです。
とはいえ、まるっきり開いていたら、臭いをシャットアウトすることもできなかったし・・・
一長一短と言えますよね。
「意外と少ない!」リビング階段のメリット
たくさんのデメリットを紹介してきましたが、もちろんメリットもあります。
ところが、「意外と少ない・・・」というのが正直な感想です。
1.家族間のコミュニケーションが取りやすい
一番のメリットは、上下階でコミュニケーションが取りやすいということです。
- 音が響きやすい
- 匂いが伝わりやすい
- 部屋に入る際、リビングで顔を合わせる
という特徴があるため、家族の存在を感じられるのが嬉しいですね。
自然と、言葉を交わすタイミングが増えるでしょう。
- 「子供が反抗期で、顔を見れない日がつづいている」
- 「子供が知らない間に部屋に彼女(彼氏)を連れ込んでいた」
なんてことになる危険が抑えられるのは、嬉しいポイントです。
しかし、実際にリビング階段を採用した方の中には、「食事の時に顔を合わせれば十分だった」と考えている方もいるようです。
ハウスメーカーいわく、「子供が帰ってきて必ずリビングを通るので家族の会話もはずみます!!」みたいな事を言っていましたが、結局、ご飯を食べる時に顔を合わせるんだから、別に子供が二階に上がる時にわざわざその時に話する必要ないんじゃない!???な-んて今、考えると、ひねくれた事を思ってしまいます(^_^;)
引用:yahoo!知恵袋
2.やっぱり見た目がおしゃれ!
また、内装をおしゃれにできるのも、メリットですね。
- 独立階段よりも暗くなりづらく、採光を取り入れやすい
- 開放感ができ、リビングが広く見える
- 階段が部屋のアクセントになり、おしゃれな空間ができる
というメリットがありますよ!
やはり、モデルハウスで見るリビング階段は魅力的ですもんね♪
まとめ
リビング階段は、おしゃれで憧れますよね。
しかし、暮らすことを考えると「寒さ・光熱費・生活音・匂い・生活感」など、様々なデメリットもあります。
知らずに建ててしまうと、後悔の原因になってしまうので、家族とよく話し合いたいですね!